彼が他界した日の気になっていたこと | 別居、離婚、事実婚の夫の死。車椅子になった私の日常

別居、離婚、事実婚の夫の死。車椅子になった私の日常

23年いた元夫との離婚まで。

2010年6月から別居。
2010年9月から調停。
2011年4月25日離婚。


事実婚だった彼を2019年に亡くしました。

SLE、自己免疫性肝炎

要介護3、障害支援3

立っていられないので超手抜き料理

2月5日は私の精神科受診の日だった。
だから、朝9時頃に彼の担当医から
危ないからすぐに来てくださいと
いう電話をもらって、即タクシーで
駆けつけることができたんだけど
まさか亡くなるという事は私の頭にはなく
先に精神科に行ったのか、それとも彼の元へ
先に行ったのか…それが気になっていた。

もし、先に精神科に行っていなければ
彼を看取ることができたのではないかと
いう思いがずっとあってモヤモヤしていた。

電話があって1時間もしないで
病院にはいたけど、その段階では
彼はもうこの世にはいなくて
担当医が電話をしてきた段階で彼は
亡くなっていたと想像はできていたけれど
私がすぐに彼のところに行ったかだけが
頭の中にあって仕方がなかった。

この4ヶ月ちょっと、何度も聞こうとした。
でも、呑気に先に自分の受診に行っていたら
また自分を責めるのがわかっていたし
怖くて聞けなかった。

だけど、やっと聞いた。
一昨日、私の精神科受診の日だったから
担当医に私が何時頃に受診したかを
聞いてみた。

結果、
私はちゃんと彼の所へ先に行っていた。
そして、その後に精神科に行き
彼が亡くなった事を担当医に話していた。

精神科の担当医は彼が亡くなったのを
朝と言うし、電話の時点では亡くなって
いたんだよなー。やはり…

あの日の事は見事に記憶がところどころ
抜けていて、精神科に行ったという事は
調剤薬局で薬ももらっているはずなのに
それも記憶から消えている。

呼んでも、揺すっても、起きない彼…
あの時の彼の顔がぼんやりと記憶から
薄れてくれればいいのに。