9/1はこんなことがありました…
1955年、日本で初めて五十円硬貨を発行しました。
今発行されている硬貨を使っているのは当たり前として、「五十円硬貨」はこれまでに3種類発行されていたということを知っている人はどれくらいいらっしゃることでしょう。
1955年から発行されたものは、ニッケルで造られた、真ん中に穴の開いていなかったもの。
1959年から1966年に発行された「2代目」の五十円硬貨は同じくニッケル製の穴の開いているものということです。
これらが発行されているときに僕は誕生していないので、その硬貨を目にしたことがほとんどありません。(「2代目」は我が家の中にあったかもしれません)
2代目五十円硬貨が1967年から白銅貨に変わっているのですが、変わった理由として当時発行されていた百円硬貨が銀の地金が不足などの理由で、銀製の百円硬貨から現在の白銅貨に切り替えるのと同時にしたことと、ニッケル製の硬貨だと自動販売機で故障を引き起こす可能性が出てきたためなのだそうです。
自動販売機を故障させてはいけませんものね。
ここ最近、電子マネーなどを利用する人が増えて、硬貨の使用が減ってきています。
特に五十円硬貨は流通量も少ないようです。
発行枚数が少なく、4年連続発行しなかった年もあったり、収集コレクターが趣味で集める「ミントセット」というもの用に発行するだけというものもありました。
紙幣もそうですが、電子マネーが主流になったら、硬貨自体も発行枚数がだんだん減っていくんでしょうかね。