今日は過去のお話を。
親父の話。
うちは母子家庭で一人っ子。
母は早く自立してほしいと思っていたようで、
私は高校卒業と共に実家を出て一人暮らしをしました。
親父と母は私が中学生になる頃に離婚。
原因は、親父の不倫。
借金だけ残して、母に負債を担がせて出て行きました。
それを知ったのは高校生ぐらいの時だったか、高校卒業した頃だったか。
小5ぐらいから親父は殆ど家にいなかった。
母が、母の親(私のおじいちゃん)の前で号泣していたのは今でも忘れない。
その頃は何故泣いているのかわからなかったけれど、子どもながらに何かを感じていた。
時は経って、高校卒業後、専門学校に通い、卒業1年後ぐらいに一度横浜へ単身引っ越しました。
でもすぐに体調を崩して地元に戻りました。
その時、親父が帰ってこいと助けてくれた。
お前が元気になるまで俺の家にいていいから、と。
親父がしてきたことがどんなに悪いことでも、自分の親のことは嫌いになれないもので、
「今まで何もしてやれなかったから、これからは親父らしいことをしてやりたい」と言ってくれたこともあって、親父の家へ。
完全に信用しきっていた。
親父の家には、新しい家族がいた。
知らない女の人と、その連れ子2人。
自分よりも10歳近く若い子どもたち。
プライドもあったが、帰る家がない(実家には帰れなかったので)私はそのまま住ませてもらうことに。
1週間が経った。
ある日、親父がこう言った。
「辛いことがあるなら俺に言え」と。
完全に信用していた私は、今の自分の気持ちを赤裸々に語った。
そこには一緒に住んでいる女の人もいた。
2人して正論を語り出した。
その当時の私にはとても重く、とても辛く、泣いた瞬間の出来事。
「死にたいなら死ね。俺も一緒に死んでやる」と。
出来もしないことを発言する人だとは知っていた。
要するに、一人で死ねと。言われたわけです。
「お前にやった1万円はアコムで借りてきた金なんやぞ」と付け足された。
それは言わなくて良いよ親父・・・というかその前に母が担いでる借金をお前が返せと。笑
そうこうしているうちに、大きな声で怒鳴られ始めた。
お酒も入っていたせいか、酒癖が悪いせいか、それはもう罵声を浴びせるように。
隣の部屋には、私より10歳も若い娘たちが寝ているのに。
プライドはズタズタ。心が限界に達した。
過呼吸になり、全身が麻痺し、それでも続く叱咤。
私が今でも怒られたり説教されるのが異常に嫌いなのはこういうトラウマがあるからなのです。
とにかく女の人に母に電話してもらい、その場を収めて状況を知った母が翌日会いに来てくれた。
翌日、親父は謝ってきた。
「昨日は言いすぎた。ごめん」と。
謝れば済む話では無い。
でも親父にとってはそれで済む話。
そして、久々の家族3人が揃った。
親父はこう言った。
初期費用は払うから、一人暮らししろ。と。
話が違うと思いながらも、実の娘より今の生活を守りたいんだろうという気持ちから納得はした。
家を見つけ、一旦、横浜に戻り身支度をすることに。
横浜に着き、新幹線を降りた瞬間に親父から電話。
「初期費用払えないから」
・・・デタ。
結局、その場をおさめるために家探しを一緒にして、無理矢理横浜に返したかっただけだと。
ありえない気持ちでその場を動けなくなった。
しばらくすると、父方の祖父母から連絡がきた。
どうやら親父が祖父母に連絡をしたらしい。
父方の祖父母は今すぐ帰ってこいと、うちに住めと、そう言ってくれ、
私は父方の祖父母の家に住むことになった。
これが関西に帰ってきた経緯。
そこから先に親父が出てくることは無いので、ここまでにしよう。
今でも親父は嫌いじゃない。
親子って、そんな簡単に嫌いになれないものだと思う。
でも、正直、どうでもいい領域なのかもしれないなとも思います。
会いたいとも思わないし、悔い改めろとは思うけれど、それ以上の感情は無い。
母方の祖父母は完全に親父を嫌っている。
親父の悪口を聞かされた時期もあった。
だから親父の話はしないようにしている。
父方の祖父母は今でも大事にしてくれている。
まるで実の娘のように。
私が体調崩したら、すぐ帰ってこいと言うほどに。
母は、とても父方の祖父母に感謝しているし、祖父母も母を気遣ってくれる。
ここの関係性はとても良いけど、実は祖父とも一度喧嘩して、音楽続けるなら出て行けと言われた経緯があるから、あの家に戻ることを必死に拒むし、母も本当にやばい時はまず私に連絡してと。それぐらいの喧嘩をしました。
私自身も自立したいから今は一人暮らしをしています。
親父とはもう何年も連絡を取っていない。
一度連絡したことがあるけど、もう4年も前になるかな。
この前、口座に1万ほど入ってたけど。笑
心の中でありがとうと思いながら、連絡はしていない。
会うことが怖いわけじゃない。会う必要が無いと思っているだけ。
私が将来結婚するときは呼ぶんだろうか。
それさえ悩む。
こういうことがあって、私は人を信用することが不得意で、
何か裏があると考えてしまう。
だから白黒はっきりつけたがるし、心の裏を読もうとしてしまう。
それを見抜かれてうまくいかないことも多かった。
つい最近のことだけど、ある転機を迎えて、それさえどうでもよくなった。
信じるとか信じないとか、そういうのどうでもいいなと思い出しました。
自分が好きならそれでいい。自分が楽しいならそれでいい。
相手のことは考えるけれど、相手を疑うことに必要性を感じない。
相手の期待には応えたいと思うけれど、無理に自分を変えることはしない。
裏切られることが怖くて相手を縛り付けていたこともありました。
一人になることが怖かった。
だけど、それさえ今はどうでもいい。
一人でもうまくやっていけると思える環境になったから。
年齢もあるかな(笑
案外人って変われるもんですね。
そう思うと、今までの苦労や悲しみは無駄じゃなかったし、
今の私には最強の武器があると考えています。
親父のことは本当に大変だったけど、親父のおかげで今がある。
皮肉なものですね。
自分に大切な人ができて、その人と生涯共にすることがあるなら、
その人のことを、その人との子どもを一番に大切にしたいと思う。
普通のこと言ってるのかもしれないけど、普通じゃない環境とあんまり体験しないであろう経験をしてきた私だから思えることもある。
幸せな家庭を作りたい。生まれてきたからには、人としての幸せを全部感じたい。
大きなことは望まない。
小さな幸せが積み重なって、今を大事に生きていけたらそれでいいんです。
それが結果的に大きな幸せに繋がると思っているから。
今ね、とても貴重な体験をしています。
え、こんなことで嬉しいの?って思うだろうなーって思うようなことに幸せを感じる。
そう感じさせてくれてる。
嫌だなって思うことも無い。なんか全てが綺麗に見える。
この幸せがずっと続くように、今を大事に生きていきます。
長文失礼しました。
読んでくれてありがとう^^