やすぷらす 2019冬の陣『二人芝居始めました。』 | あおちゃんのブログ

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よろしくお願いします(^ω^)

2/19と2/22にやすぷらす 2019冬の陣『二人芝居始めました。』を観に行ってきました。



やすぷらす 2019冬の陣『二人芝居始めました。』
作・演出:栗原孝順(サヌガヤ)

『二人芝居始めました。』  







【公演期間終了】
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★






飯坂泰子さんの2人芝居ユニットの第一歩。


林彬さん、川村美喜さんをゲストに飯坂さんとのお芝居観れたんだけど
両作共に雰囲気が異なるお芝居、ストーリーほんと楽しめました!


作演がマロンちゃんなの!!


ピカイチならではの臨場感抜群のお芝居ほんと堪能してきました。


って初日の感想なんだけど、ほんと面白かったので、もう一回観たいなあ
って思っていたけど予定が合いそうもなく、2/22にマチソワで下北沢で
観劇があったんだけど、あれ?マチソワ間でやすぷらす観れるじゃん!!!
ってなってリピート観劇もしてきました!!!


初日観て良かったので飛び入りでまた観れたの嬉しかったなあ。


ピカイチの臨場感ある客席で違う視点でまた観てみて、会場の雰囲気も
その回だけの空気感でまた楽しめましたよ!



やすぷらす面白かったなあ。



1時間の公演で短編2作品の上演。




●「消失」
出演/
飯坂泰子(HitoYasuMi)・・・メラヒロ
林彬・・・プロ



『祝 おめでとう!!』と書いてある襷をかけてやってくる飯坂さんが、音楽を
入れるや急にスイッチが入って気持ちよさそうに踊り出すのがいきなり楽しくてね!!
「You can dance~♪You can dance~♪」


林さんも一緒に乗ってくれてね。林さん演じるプロは薬剤師をやっているみたいで、
楽しく踊り終わった後は2人での会話のシーンに。


東京の薬剤師は凄い!っておだてる飯坂さん。渋谷?銀座?六本木?と働いてる
場所を尋ねると、全部はずれての、林さんが「門前仲町」。← (^ω^)


「やっぱりすごいよ!門前仲町なんて聞いたことないもん。」(笑)


そしてまたまた踊り、歌い始める飯坂さん(^ω^)完全にこの曲が耳に残ったよね

東京でのプロの様子を想像しながらひとり語り出す飯坂さん面白かったなあ。


東京で変わったしまったのは?とプロのことを話すのかと思いきや「変わって
しまったのは、そう私!」って繰り出すのも面白いし。


序盤から、飯坂さんのお芝居ににやけたよね。


プロ曰く、東京で楽しいことは満員電車で如何に良いポジションに足を持って

行くか?って言ってたのめっちゃあるあるで笑った!


2人は今日、久しぶりに会えたらしくね。パーティーを楽しむ2人。


過去を忘れて輝きを取り戻そうと飯坂さんと林さんは歌い踊る(^ω^)
「You can dance~♪You can dance~♪」


プロに「そろそろいいんじゃない?」と聞く飯坂さんに「まだ早いってと返す。」
やり取り。見て来て、自分で行ってきなとやり取りするのなんだろう?って思ったよね。


結局、飯坂さんが見に行くことになり、戻ってくると「臭い!」って「それなら
うまく行ってる。」って、なんか作ってる?って思ったよね最初。


液体の分量が足りないんじゃない?とか醸す会話で想像が膨らむ。


「私は慣れてるから、ちょっとでも分量が違うと偉いことになるんだからね!」
って言ってたプロの言葉、後々めっちゃ怖い!!!ってなった。


話は、飯坂さんの彼からもらったペンダントの話になり「ラブラブだったんだねぇ。」
って言葉から、今は別れてるのかな?って感じつつ、出張って言ってた9割ほどが
嘘だった、すっきりした、居なくなった清々した、夫婦関係は冷め切ってたしと、見えだす。


林さんのことを「プロ」って呼ぶ飯坂さんにプロって言われたくないって
言われてからあだ名の話になって、飯坂さんは「メラヒロ」って言われてる
って流れからメラ(米良)繋がりで「もののけ」になって、さすがに「姫」は
付けて欲しかったってゆう遷移面白かった!!(笑)


あと30分くらいで完成する。


「お腹すかない?」ってメラヒロが用意したのは、おにぎり(^ω^)


コンビニで買ったらしいんだけど、プロが「えっ?コンビニできたの!?」ってびっくりしてるの。

ビッグニュースらしく、コンビニ名は「ウィークリー山本」で一週間に一度しか開かない件(笑)←


おにぎりを選ぶプロ。


「たらこ風おにぎり」


「ツナマヨ風おにぎり」


「とり五目風おにぎり」


って全部が○○風(^ω^)笑


2人でおにぎりを食べながら、メラヒロは夫は顔が良かったと。出会いからのお話が始まってね。


○○風おにぎり意外にうまいらしく。食べてみたい(^ω^)
←物足りない感じがちょうどいいって(笑)


付き合い始めからの話がぶっ飛んでた。本当の話なのか嘘なのか?


占い師から超能力者から芸能事務所のWeb制作へと進むメラヒロの彼。
行きついた果てが浮気。


「今日の出来事がメラヒロにとって風穴になったはずだよ。」の後の「もしかしたら
メラヒロが殺されてたかもしれないでしょ!」って。えええええええー!!!!?


そうゆうこと?そうゆうことなのか???


ってなりだした。


「殺して正解だと思う。」


やば!


殺す=消す?


思い出は消せる?⇒消せる


簡単に消せるんだよ人も思い出も。


ここでタイマーが鳴る。


プロが見に行く。メラヒロも自分で確かめたいと一緒に見に行く。


「ねぇ。」


「うん。」


「これって。」


「うん。」


「消えてる?」


「消えてる。」


「消えてるよね!!」


「消えたよ。」


「消えたー!やったー!!」


とウイスキーで乾杯し喜びを分かち合い「You can dance~♪You can dance~♪」
と歌いながら終演。


話こわっ!!!展開が途中で醸されながら、やばい流れになるけど女性2人の明るさが!!!


やすぷらす、いきなりの面白さだったあああー!




●「さよなら、平成」
出演/
飯坂泰子(HitoYasuMi)・・・ヒカリ
川村美喜(HitoYasuMi/劇団水中ランナー)・・・ハナ



舞台はとあるビルの屋上。


飯坂さんが仮面ライダークウガのトレーナーを着用して屋上にやってくる始まり
いきなり面白かった!(^ω^)似合ってたなあ


当たりを見渡し、深呼吸し、カバンを置いて、靴を脱いで、遺書を取り出しそれを
広げると、一緒めっちゃ長い!!!(笑)


「平成、あなたは不況の時代でしたね。」と短編の題名「さよなら、平成」にふさわしく
平静を振り返るかのような遺書。
平成が置き去りにしてしまった大事なもの『コミュニケーション』。

LINEで別れを告げたり、手紙をあまり受け取らない時代、公衆電話も減った。

明日から新しい時代。平成元年に生まれた飯坂さん演じる女性は昭和を知らない。
あなた(平成)意外を知ろうとも思わないと。だって私はあなたを恨んでない。
感謝している。だから平成、本当にありがとう。ありがとう平成。そして、さよなら。


って語った瞬間、美喜さんが飯坂さんが自殺しようとしていたポジションを奪って、
2人で「何ですか?」状態に発展するまさかの展開!!!


止めてるわけじゃないのに美喜さんが「止めないでください。」ってゆう展開面白いよね。


「何で止めるんですか?」


「止めてるわけじゃないんですよ!」


と飯坂さんが美喜さんに食って掛かる流れに。あなたよりも先にって。


横入りされたことを指摘して、飛び降りにかける想いの強さを訴える。


Officialな自殺を主張する飯坂さんと開き直ってる美喜さん。


言いくるめられて、遺書を書くことになる美喜さんペンと紙を借りて「さようなら。」
って殴り書き。靴を脱いで、メモを置いて「終わりました。」と飯坂さんに報告するも
私の後にしてって、譲らない飯坂さんに「分かりました!分かりました!先、どうぞ!」
っていう美喜さんの言い方!!!!!(^ω^)笑


飯坂さんに先を進める美喜さん楽しいかよ!(見事なゆずりっぷりでした)


飯坂さんの自殺をしようとする感じに笑っちゃってる美喜さん。


見られていることに飯坂さんが怒って、向かいのビルから誰が見ているか分かりませんよ!


って話をすると、2人が急にしゃがんでね。見てるって。


今はラジオ体操の時間だと詳しい美喜さん。


なかなか自殺まで行けない状況での2人の会話が惹き込まれるよね。


最初の強いぶつかりから、言い合ってるんだけど、話していることが楽しそうなんじゃ
なかろうか?って思い出してきて。


美喜さんのことを見て飯坂さんがあなたは死にたそうに見えないって感じてたりね。


それでも、こう見えても私はものすごく死にたいんです!


ってその死にたさをビルの上の電波塔から発せられる電波に例える美喜さんに、あれは
電波塔ではなく航空障害塔ですとつっこむ飯坂さん。


あなたこそ本当に死にたいんですか?どう見たって死ぬ格好じゃないですよね!!!


と飯坂さんを責めだす美喜さん!!!


年齢を聞いた時に2人とも29歳で急に意気投合しちゃう件(笑)←


会話が楽しそう!!!


から、一旦、素に戻り・・・。


美喜さんが、皆が突っ込みたかった飯坂さんの仮面ライダークウガのトレーナーを
指摘してくれたああああー!(^ω^)


普通女の子ならプリキュアとかセーラームーンとかだ言ってね。
女らしくしたら?と。


続く会話の後、美喜さんから向こうのビルに行きますねと移動しようとすると、
声をかけて止める飯坂さん。電波塔怖くないんですか?と。


向かいのビルのラジオ体操が終わる。あの体操は一致団結をアピールするため
だけのものだと詳しい美喜さん。その会社で不倫をしていたと。詳しく言うと
そう言う噂が立っていたと。部長に、体操の時にもっと股を広げろとか、しょうもない
ノリのまんま誘われたのだと。それに行かなかったら、次の日から、そういう噂が
立ったと。行っても居ないのに。そこから、誰も私と話してくれなくなった。


誰も本当のことを聞かない。それが、一か月も続き、自分に呪いをかけた美喜さん。

自分で自分の顔を封じるために眼帯を装着したのだと。限界だった。


飯坂さんは向かいのビルで働いていて、電波塔が怖くて、席を変えて欲しいって
上司に言ったら笑われたと。変わってるって上司に言われて。


そういうものが日常でひとつひとつ続いていくと、疲れて行ってしまう。


会話もめんどくさくなって。


でも、今はなんか不思議なんです。共有できるなんて思わなかった。
ごめんなさい不謹慎なことを言います。私、今、すごく楽しいんですと飯坂さんが
美喜さんへ語る。今は、あなたともっとしゃべっていたいんです!!!


死なないでください!私、あなたと友達になりたいんです。


美喜さんがハナですと名前を伝えると、ヒカリですと答える飯坂さん。


この展開、めっちゃじーんと来たよね。


部長がビルから見える。今日で平成が終わるのに何も変わりそうもないあの会社。


平和が達成するって本当だったんですかね。平成って。


戦争は無かったから捨てたもんじゃない。


美喜さんが「私もでした。」とセーラームーンよりクウガが好きだったって。


ピンクより青が好きです。そういう感じです。


飯坂さんと美喜さんの会話が近づいていく流れがほんと素敵だったなあ。




やすぷらす めっちゃ良かったですよ!!!



だもんで、やすぷらす 2019春の陣、夏の陣、秋の陣も待ち構えます!(^ω^)




■内容/キャスト
「消失」
出演/飯坂泰子(HitoYasuMi)、林彬


「さよなら、平成」
出演/飯坂泰子(HitoYasuMi)、川村美喜(HitoYasuMi/劇団水中ランナー)


■会場
下北沢ピカイチ


■スタッフ
作・演出:栗原孝順(サヌガヤ)


そんなこんなで。



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