“STRAYDOG”番外公演 舞台『あなたには帰る家がある』(1) | あおちゃんのブログ

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よろしくお願いします(^ω^)

6/24(土),25(日)に“STRAYDOG”番外公演 舞台『あなたには帰る家がある』A/Bチーム両公演を
観に行ってきました。



直木賞作家・山本文緒の恋愛長編小説を舞台化!
 不器用な大人たちへ贈る、痛いほどわかる、男女の感情の機微、結婚生活の秘訣。



“STRAYDOG”番外公演
舞台『あなたには帰る家がある』

原作:山本文緒『あなたには帰る家がある』(角川文庫刊)
脚本・演出:森岡利行


舞台『あなたには帰る家がある』

舞台『あなたには帰る家がある』




【公演期間中】
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★







2009年の“STRAYDOG”第19回本公演で行われたあなたには久しぶりの再演。


久しぶりに観るあなたにはは、懐かしくも新鮮ですごくパワーアップしていました!


序盤の女性陣による群唱が圧巻!!ものすごい揃っていて、始まりからぐわぁあー!
って来るよね。主婦の繰り返す日常への想いが綴られる勢いに圧倒されました。


結婚した男女のいろいろな想いが交錯する演者の熱がすごかったです!


瑠李さん、谷さん、重さん、茜さんみんなほんとすごかった!


僕の初日はBチームに引き続いてAチーム観劇したのですが、続けて観ると茄子田太郎の
見方が変わって観れるんだよね!


結婚の意味を問うドラマ感がすごくて、家庭の事情が浮き彫りなる中で、考えさせられる
シーンが随所にありました!激情する役者さんたちの演技がほんとうに凄いんです!!


土日で4公演観たけど、何度観ても楽しめるし、来週まで公演しているのでまた観に行きます!



《感想がアメブロの文字数制限を超えてしまったので別けてUPします》
 


まずは、共通キャストさんから。



佐藤真弓役の階戸瑠李さん。
主演の瑠李さんすんごく良かった!!ほんとDOGにまた出てほしい女優さんだったし
DOGで観る瑠李さんの役は感情を露わにする役柄が多いけどそれがすごく良い!
僕は男なんだけど妻の真弓の言い分が分かるところもあるし、男として考えさせられる
所もあったよね。観る人の立場、価値観でいろんな感想が出てくる舞台があなたには
なんだろうなあ。それがまた面白いよね。いろんな人の感想を聞いてみたい。
専業主婦の真弓は夫が夜遅くに帰ってくると、今日は誰とも口をきいていない、
外に働きに行きたいと想いを話すのね。話しているうちに泣きたくなって来て、
夫の秀明がテーブルの上の布きんを渡して涙を拭こうとすると、布きんに気付き、
もぉー!ってリアクションしてね。演技中に垣間見れるかわいさもほんと良かったです。
「みどりの葉っぱで前を隠してリーフ生命~♪」とセクシー感のある楽しいCMフレーズ
で自分が働きたい会社を言うシーン楽しいよね。←あとで重さんにここをしっかりといじられる件(^ω^)
真弓は自分を高めたい気持ちがすごくあるんだろうなあ。保険会社に入ってからも
やよいに会社を辞めた人の客を自分に加えるとか、お客さんの扱い方とか話してる
のが、自分も保険に入っていてセールスレディの方といろいろ接する機会があるから、
真弓が言ってるケースすごいある!と思ってめっちゃリアルに感じました!!
(今、僕の担当の方、会社辞めたっぽいんで全然来なくなっちゃったので、超絶、真弓さん希望(^ω^))
真弓が保険の勧誘を続ける中で、太郎と会っちゃうのね。完全に2つの夫婦が交錯する関係に!
ここで、自分のことを離婚して子供が居ると太郎に嘘を付いちゃってね。なんで、こんな
嘘を付いたんだろうね。夫が居ると言えばそこまで近寄られないだろうし、嘘を付いた
内容が客の心に響いて、入ってあげようと思わせるのを計算していたのであれば真弓は
ほんと策士だわ!!
働きに出て、夫との関係性がどんどん悪化していく佐藤家。自分のことを理解して
もらえない、あるべき夫の姿ではない実情に気持ちが荒れて喧嘩をするシーンはすごく
迫力があったよね。座り込んでしまい振るえ泣くところなんかほんとすごかったです!!
秀明が放置していたタバコで子供が火傷し大泣きして怒り狂うところもド迫力でした!
喧嘩が続いて、夫婦の役割分担、意見の食い違い、価値観、色々な言い合いはどれも
考えさせられるもので観ていてとても刺さってきたよね。結果、結婚しなきゃよかった
って話にまでなっちゃって。自分を認めてほしい想いから、夫と稼ぐ給料を争い、自分が
勝った場合は、夫の秀明が主夫となり家を守るとゆう約束をすることになるの。
そこまでしてすごいなあって思いながら観ていました。
太郎への保険の勧誘もボディタッチ式になっていて、男心を掴むのがほんとうまいわー。
と思ったよね。真弓は社内で保険契約の成績、絶対伸ばしてるよなあって思わさせられる。
その時に、太郎が家の建て替えの話をしていて、自分の夫がそういう仕事をしているもん
だから、太郎が話を進めている会社、担当者を聞きだし「佐藤」という名前に自分の夫
だと気付く表情!!!さすがだよなあ。
これが分かると、経営不振らしいとか噂を拭き込んで、家の話より保険の話に引きこもうと
する所も、夫の仕事を邪魔してまでって感じたよね。
そんな夫が不倫している綾子とまだ知らずして交錯するシーンはドキッとするよね。
茄子田家で秀明に抱きつかれ、産んだ子供は誰の子だ?家の契約の件を助けてほしいって
言われて家を飛び出した時に、真弓が保険の仕事に興味はないか聞いてるのね。
その流れで、真弓が秀明の同僚である裕子と偶然道で出会い、語る夢が「家族が仲良く
暮らせて、かわいいおばあちゃんになれたら。」って言うのね。これを馬鹿にされ、
浮気のことを言われると、もう主人がしてることを知ってたのね。女同士のぶつかりが
ほんとすごい!瑠李さんとともにゃんの絡みが観れたのすごく嬉しかった!
仕事から帰ってくると、非協力的だった秀明が家の掃除をしててびっくりしつつ、少し
気持ち悪がってたよね。何かあるのか?って思っちゃう。夜ご飯まで作ってくれててね。
その時、家のチャイムが鳴り出るとその場にいたのは綾子!!!
ずけずけ家に入ってきてびっくりする真弓は、綾子の言葉から完全に修羅場へ突入したよね。
終盤の重いシーンの迫力たるや!そこに綾子の妻である太郎も乗り込んできて、自分が
離婚していたことが嘘だったとばれる状況も訪れてね。自分の女房に手を出された
太郎が秀明に殴りかかると、止めようとするも突き飛ばされ、殴られた秀明を心配してた。
秀明が病院で治療中に、太郎から誠実に謝罪され、それまでの真弓が抱いていた
太郎の人柄の固定観念が崩れて行くような「優しいのね。」という言葉良かったああ。
その後に太郎が口にする言葉に、真弓はほんと沁みるものがあったんだろうな。
泣き崩れる太郎を抱きしめてくれてた。
その後は、怪我の治療が終わった秀明の元へ行き夫婦の会話が始まるんだけど、
浮気の件を聞いたり、どうしてほしかったのか、悔しくないのか問いかけを続けるも
秀明は、その回答を出来る様子もなく家族を終わりにするような雰囲気が秀明から
感じ取れた時に、あたしが勝ったら主夫をする約束だと言う真弓の考えもすごい!
そして秀明に「私、茄子田さんと寝たよ。」という一言を残し病院を去る真弓。
この寝たよは、嘘なのか、本当なのか、本当ならいつだったのかをふと考えたよね。
さっきも書いたけど。僕は、太郎が終盤に本音を吐き出し泣くのを抱きしめた後
なんじゃないかなあって感じました。
瑠李さんのお芝居はドキドキさせられる女性らしさリアルさがほんと素晴らしい!!


佐藤秀明役の谷遼さん。
秀明は仕事を持ちたいとする自分の妻にはない、家庭的で幸せそうに見えた
綾子の姿に恋をしていく流れがほんと良かったなあ!谷さんは演技で魅せてくれた上で
楽しさも織り込んでくれるお芝居がすごく好きです!
夜遅くに仕事から帰ってきたときにごはんが無くてカップラーメンを食べるんだけど、
これが見た4回では(しょうゆらーめん)⇒(シーフードヌードル)⇒(シーフードヌードル)
⇒(カレーヌードル)に変わっててね、最後のカレーは食べ終わった後に、重さん演じる
太郎が出てくるシーンで「カレーくせえなあ!どおなってんだよ!!」って突っ込まれて
居る所が面白かったし、家のことをほとんどしない秀明が心変わりしたのか、綾子が仕事
から帰ってくる前にテーブルを拭いたり掃除してて、カレーがついてるとか言いながら
拭いてるのが楽しく感じられました(^ω^)
あとね、序盤で仕事したいと妻が泣いてた時に差し出した布きんが、布きんじゃないって
怒って妻から返されてにおい嗅いで「くっさ!」ってリアクションしてるのも(笑)
自分の担当の顧客である茄子田太郎が難しい相手で大変だなあって観てて思ったよね。
家に訪問した後の帰りに「ボケナス野郎め!」って言ってたのが日に日にパワーアップ
して行って「ボケナス筋肉クソ野郎!!」とめっちゃ発展を遂げてるほどだもん(笑)(笑)
その帰り道に、太郎の妻である綾子と会話したシーンが決定的だったよね。別れた後の
秀明の綾子の残像を感じる表情にそれをすごく感じられました!!
太郎と一緒に飲みに行って店でカラオケ聞いてる時の脱力感拍手の感じがこの場に
居たくない感がすごかった!仕事外でのお付き合いまで大変だよね( > <)
でも、コモエスタを太郎とデュエットするときは、ストレスを発散させるかのように
歌っていましたね。なんか、自宅でコモエスタを口ずさむ秀明をどこかのシーンで発見したよ♪
この日の夜、飲み過ぎて太郎の家に泊まり、太郎の寝ているすきに、介抱してくれた
綾子に「綾子さん本当に幸せなんですか?」と抱きしめる。その手の中で、次第に
硬直していた綾子が緩みその手が秀明を抱きしめる。
後日、ドライブに誘い、ホテルで寝て、2人の関係性が加速するも、行く先が見えない
関係性。秀明は衝動に駆られていた感が強く、でも綾子はその先を見据えてた!
この状況下でも、秀明は茄子田家の担当として、不倫している相手の家に仕事の話で
通うのね。どういう気持ちで家族と話したり普通でいられるんだろうね。
茄子田家に伺った時に、太郎がまだ仕事から帰っておらず四郎が応対すると、
ワシには家の話は聞くな、太郎はダメな人間だが自分たちを見放さないと、そして、
慎吾が太郎の子供ではなく結婚する前から身籠っていてそれを太郎が知っていることも
聞かされてね。そのひとつひとつに感じるものがある秀明がしっかり観れた!
遅れて太郎が帰宅すると家の契約の話を持ちだすも、太郎は家より保険だと心変わり
していて、詰め寄る焦りがすごく感じられましたね。時間かけてやってきた案件なのに。
それで、太郎が保険やセールスレディの話をし出すと、気が抜けた様子で落ち込み
ながらも、そのセールスレディの名前を聞くと自分の妻と同じ「真弓」とゆう名前でね。
それを聞いた瞬間に過呼吸みたいに気分が悪くなり、心配してやってきた綾子を後ろから
抱きしめてね。茄子田の家の中で太郎が外していた状況ながらもすごい行動に出るなと
感じたよね。
後のシーンで、まさかの綾子が家に乗り込んできてしまった時の表情は、ほんとどうすれば
いいのやら状態過ぎて、妻が居る前で「避妊した」とか浮気を決定づけるワードを普通に
言っちゃってたもんね。太郎も乗り込んできて、女房を取ったなと言われ殴られ続け、
病院での治療後に、真弓と会うと浮気を謝るや、真弓から質問で詰め寄られると言葉が出ず
響かないような夫の気が抜けてしまったかのような表情でね。
「君が全部正しかった。」と、こんな状況でも真弓は自分といると言うことを選択し
「それで君は幸せなのか?」と問いかけると「私、茄子田さんと寝たよ。」という言葉
が帰ってきて泣き崩れる秀明。
この後、秀明は太郎と綾子の息子の慎吾と会って、色々と状況を聞くんだけどお母さん(綾子)
には自分と会ったことを言わないでねと男の約束をして断ち切ったよね。
家庭で起きた問題を両親に報告した真弓を「僕らには帰る家があるんだから」と
一緒に帰ろうと言葉をかけ、若かったあのころのように、真弓がドロップを自分の口に
入れてくれて舞台が終演する。


茄子田太郎役の重松隆志さん。
STRAYDOG所属の役者さんです。
重さんは2009年の時と同じ茄子田太郎役でまた観れたの嬉しかったなあ。
もうね、重さんのお芝居圧巻でした!いまの重さんだからこそ演じきれる
熱演に、終盤観ていて涙が流れてきました。想いがめっちゃ伝わってきた!
重さん最高!!!
学校の教師をしている太郎はすごくきれいな妻の綾子とかわいい息子の慎吾
が居て、自分の両親も健在で一緒に住んでいる印象からは幸せそうな家庭
なんだけれども、舞台が進むにつれて、いろんな姿が分かって行くのね。
一家は、太郎が掌握していて、家の建て替えもすべて太郎が話を決める。
綺麗な奥さんが居るのに、若い女性に目がない。それを見るにつけ、幸せな
家庭を持っているけど、太郎を全面的に好きになることは出来ない所があってね。
それが覆される終盤の展開、そして1度そんな太郎を観たあとに、また観劇すると
太郎へ抱く見る側の感情が変わるのね。これがほんと楽しめるし、気持ちが入り込む!
もちろん面白い重さんも全開でいっつも楽しませてくれるの。
一家でモデルルームを見に来たときは、父の四郎へのスリッパ突っ込みがパァアアーン!
パァアアーン!と決まって都度爆笑だったし、日曜のソワレ公演の谷さんへの
カレーヌードル突っ込みも絶品でした(^ω^)笑
家を建て替えるに当たり、自分の担当が秀明で、その場に女性の森永裕子が
やってくると「若い女の子居るよ!」「森永グリコちゃん」とテンション上がる
太郎おもしろい!
秀明が家にやってきたときにクレイジーケンバンドばりに「俺の話を聞け♪」って
台詞のその言葉の所だけ急に歌モードになる重さん(笑)
秀明の首を左右に振る癖に気付いたときに、身構えてカンカンカンってなんなんだよ!
ってやるところも面白いよね!しかも、何度も(笑)
学校で仕事をしていると、そこにリーフ生命の真弓が訪ねて来て、その美しさに
見るからにテンションが上がる太郎(^ω^)
保険の紹介で入る気もないのに、太郎の雰囲気が危ないと感じその場を去ろうとする
真弓の腕を握り、スキージャンプっぽくなる真弓のフォルムを解説するのも楽しくて。
それでも帰ろうとすると、自分は保険に入っていないと匂わせてね。上手いわぁ~。
コーヒーをご馳走すると土曜日に出したのがSTRAYDOGの柴田さんがCMしていた金の微糖
で重さんのタバシ愛を感じるシーンでした♪(飲んだと分かるや100円請求(爆))
←そのコーヒー缶をお持ち帰りし、怪しいことには使わないと言ってる顔が十分怪しい(笑)
真弓が離婚して子供が居ることがわかると、それまでの太郎から急にスイッチが入った
ような優しさを感じたなあ。太郎の根にある価値観が垣間見えてね。
父の四郎と2人で会話している時に、綾子さんを大事にしろって言われて、父に言い返す
流れのところで、無駄遣いをする父の競輪の話がでて「弱虫ペダル」からの「強虫サドル」
って言いだしたやつ面白かったなあ。
あと、動物園に慎吾を連れて行くと言いながら競馬をしてるって話で、慎吾に何の動物
見たか聞くと「キタサンブラック」と競馬の馬名を答えたぞって太郎がいつも言うのね。
でね、日曜日はちょうど競馬だもんで、重さんが舞台中にキタサンブラックが負けたって
ゆう速報を入れてアレンジしてたのがめっちゃ面白かった!
真弓の保険勧誘が積極的となり、一回デートしてほしいって誘う太郎はデートをしたのか?
そして、真弓が終盤に秀明に太郎と寝たことを告げたのはここだったのか?はたまたと感じつつ。
綾子が家を出て行き置手紙を読み、佐藤家に乗り込んできたときの重さんの表情がすんごい
物語ってたよね。まじ伝わってきた!
「なんだよこれ!てめえ佐藤どういうことだ!てめえ、良くも人の女房に手を出したな!」
「よく騙しやがったな!ぜってえ許せねえよ!」と秀明に殴りかかる。
太郎ほんと辛過ぎるよね。綾子、秀明、そして真弓にまで!!!
病院で治療をした秀明と太郎。太郎が真弓に誠実に謝り、本音をぶちまけたシーンは
太郎の気持ちがものすごく伝わってきて重さんの熱演に涙が出てきました。
真弓がついた嘘、真弓がなぜ自分の夫の仕事の邪魔をしたのか、浮気を何故するのか、
綾子が秀明のことを好きになったことが理解できず涙を流す太郎。
それでも自分の女房、家族を心から愛する太郎の気持ち。慎吾は自分の子供ではなく
義理の兄の子だとゆうことも知ったうえで「慎吾は自分の子供だ!」だと受け入れ愛する太郎。
自分の何処が悪かったのか、綾子のことを幸せにしてやりたい気持ちを漏らし涙にくれる
太郎。重さん圧巻の演技でした!2009年に観た同じシーンよりもものすごく重みとゆうか
気持ちの伝わりが半端なかったです!
今回の舞台では重さんの歌が2曲もあるんですよ!
今年はシゲサイルが無かったけど「真夏の果実」で熱唱する重さんと
「コモエスタセニョリータ♪」がまた聞けたのが嬉しかったです。
真剣に歌って途中でふざけて歌ったり、間奏の時に、ロボットダンスしたり、
ウェーブダンスしたり、ダンサーの女の子を笑わせたり「真夏の果実」が歌い
終わるとダンサーの4人に握手を求めるんだけど、あやかしに逃げられ、みんな
逃げて行き、Bでは最後のかなみんを舞台裏まで追いかけてって太もも触る攻撃
しかけたり、Aでは最後の徳江かなさんが誰もしてくれなかった握手を太郎に
してくれて「あれ、徳江かな?」って名前を文字って遊んでる重さん(^ω^)
ほんと重さん楽し過ぎ!!


茄子田綾子役の奏羽茜さん。
奏羽茜さんすごい!STRAYDOGまた素敵な女優さんキャスティングしてくれて、
初めてお芝居観たけどほんと持ってかれた!!!お芝居が魅力に溢れてる!!
妻役がドはまりしていましたね!序盤のかわいらしさ全開から終盤に豹変していく
流れがすごく良かったです!
太郎の妻の綾子。
茄子田家に秀明が家の話で訪ねてきたときに、太郎が居ないときに、四郎と慎吾とで
会話していて、秀明が結婚していて子供もいることに「独身かと思った。」と言うや、
慎吾にそそのかされて「ちょっとがっかり。」と可愛く決める所なんか最高だよね!
息子の慎吾に「お父さんに言っちゃうよ!」って言われてたもんね(^ω^)
麦わら帽子に軍手にぞうさんの赤いじょうろでお庭の手入れしてたときのシーンは
あまりのキュートさに、鷲掴みにされましたね!秀明が太郎と話をして帰るときに
綾子と会うんだけど、夫の横柄な態度を綾子が謝り、秀明から奥さん扱いされると
嫌がり、茄子田さんと呼ばれるとほっぺたを膨らましてまだちがうとかわいすぎる
アピール、そして「綾子さん」と呼ばれるとめっちゃ喜ぶかわいさ!すんごい!!
こんなにかわいさ全開なのに、会話の中で綾子が「お金の話以外なら。」と言うと
秀明が「お金の話で恐縮なんですけど」とゆうと綾子が「お金の話かぁ~い♪」
とかわいすぎる返しで、続けて「図面の話以外なら。」と言うと秀明が「図面の話で
恐縮なんですけど」とゆうと綾子が「図面の話かぁ~い♪」と最強!(^ω^*)
そして、秀明と別れる時に、おじぎをするんだけど、持っていたぞうさんじょうろ
も共におぎじをしていてダメ押しのかわいさにやられちゃいました。
綾子はその後、秀明に惹かれて行き、不倫に走るの。秀明のほんの些細な態度に気付く
ところがあるよね。とても繊細。ドライブ後に秀明と寝て、秀明が夫の太郎の話を
し出すと嫌がって気持ちが揺れる所とかすごく良かったです!
秀明が自分の都合が悪かったりするときに、首を左右に振る癖があるって指摘する
所の言い方もほんと良くて。それを感じ取っている自分が居るってゆう雰囲気をすごく
醸していました!!
その後、茄子田家で起きた秀明とのこともあり、精神的に来はじめる綾子は夜に
とても辛そうで壁に寄りかかっていると心配した夫の太郎が来て肩を触るとすごい
悲鳴をあげてね。秀明に触られた感覚がしていたのだろうかと感じました。
その後介抱してくれた太郎に言った言葉が「新しい家が欲しい。」って秀明が
お願いしていたことを言うのね。気持ちはそれでも秀明にあるってことを…。
そして、気持ちが我慢の限界を向かえたのか、綾子がうつした行動が荷物を持って
佐藤家に乗り込むの!これがすごい!どんどん家に入って行って、お願いがあって
来たんですと、真弓に、秀明さんが私と結婚してくれるので、娘さんを養女にしよう
とって言いだしてね。この場に、秀明もやってきて完全にやばい状況になって。
豹変する綾子がとにかくすごかった!!茜さんのお芝居すごい!!!
家には太郎へ置手紙をしてきたとそこには全てが書いてあって、その太郎が佐藤家
にやってくると、もう狂ったように高笑いしちゃって精神的に危うい状況になってる
のもほんとすごかった!すごいの連続しか言葉が出てこない。
喜怒哀楽がぎゅっと詰まった綾子役を茜さんで観れてすごく良かったです!!
今後のDOGの舞台作品に出演キャストとして名前を連ねてくれていることが本当に
嬉しいです!!!


茄子田四郎/春子役の佐藤仁さん。
STRAYDOG所属の役者さんです。
仁さんも2009年のあなたにはにご出演されていてその時は竹田を演じられて
いました。四郎はその時、中ちゅうさんが演じていてね。
四郎は太郎の父でおじいちゃん。
モデルルームに一家で来るなり、舞台袖から何者かに引っ張られてる感じを
醸し出して、息子の慎吾と一緒になって遊んでるの面白いよね。太郎に、
エイリアンだって主張してるし、その後、モデルルームのサウナでひとっ風呂
浴びようとすると、太郎にスリッパで頭をはたかれてめっちゃいい音奏でるし(笑)、
脈拍が荒れていたおじいちゃんが元通りになり重さんas太郎と喜び抱き合い、
どさくさに紛れて、太郎の嫁の綾子とも抱き合い、太郎にスリッパで頭をはたかれる
おもしろさ!その後は、モデルルームの段で慎吾と一緒になって踏み台昇降をやり
だして、またもや太郎にスリッパで頭をはたかれ辞めさせられる流れ鉄板(笑)
←自分から脈拍をあげようと努力する姿勢さすがです!(笑)
息子の太郎に、綾子さんのことを大切にしなさいって話した時に、太郎に、
慎吾を動物園に連れて行くと言っては綾子さんに2,3万ももらって、行っている
場所は競馬だとか、父さんが若い頃の金使いの荒さがなければ、家も買えていた
んだとか指摘された後に「子供は勝手に悪い遊びを覚えて行く。自分の子供に
期待するんじゃないぞ!」と太郎に自身のことと慎吾のことを合わせて思い起こさせる
ような言葉を告げたシーン、うわあああ!って感じたし、そのときの仁さんが
かっこよかったなあ。
春子は太郎の母でおばあちゃん。足が弱くてずっと家にいるの。
秀明が茄子田家にやってきたときに、顔面白塗りのおばあちゃんに遭遇した時の
インパクト!仁さんお得意の井上陽水さんの口調でしゃべるおばあちゃんが面白い!
秀明に、色々と家庭の内情をおばあちゃんが話してね。自分が綾子さんが嫌い
なこと。夫の女癖を綾子さんが知っていて黙っていること。綾子さんは夫とのsexが
嫌いなこと。などなど。そんなこんなしていると、綾子さんが帰ってきて、急に
元通りのおばあちゃんになってはけて行くの。はけ際に足の汚れを叩いて帰るところ
も良いよね!

茄子田家の七不思議:夫婦である四郎と春子が絶対に遭遇しない件(^ω^)
PS:仁さんの歌、ORIGINAL LOVEの「接吻」が聞けて良かったです!


愛川由紀役の渡辺万美さん。
万美さんの由紀、文句なしすぎた!リーフ生命の支部長で、真弓たちの上司に
あたるんだけど、雰囲気がセクシーさもあり、女上司らしさがすごいする!
後々に、お金持ちの家系だって知るんだけど、それも、そう言うことかあ!
って納得するところだよね。
こうゆう噂が社内に知れ渡ると、そうゆう目で見られちゃうんだね。
でも、僕は、由紀を観ていて、自分の部下の相談に乗ってくれたり、アドバイスを
してくれたりするのも素敵な上司だと感じたよね。あと、自己実現の話とかも
してくれてた。
あとね、由紀は真弓のことを買ってるよね。動いてくれていることを、見えなく
ともしっかり感じてくれてる声掛けがいいなあと思いました。(新人探しのところとかね)
しっかり分かってるもん。
不倫している夫のことも由紀が真弓に「別れちゃいなさいよ!」って助言してたね。
前線で自立し働く女性の価値観を感じたかも。




■内容
夫は花になど興味がないが、
秀明は「紫陽花の花が咲き始めましたね」と言ってくれた。
平凡な家庭の主婦・綾子が恋をしたのは、そんな理由からだったかもしれない。

そして秀明が恋に落ちたのも、
仕事を持つ妻にはない、夕餉の支度をする幸福そうな綾子の姿を
見たからなのかもしれない。

妻の恋、夫の恋をきっかけに浮き彫りにされるそれぞれの家庭の事情――。


■日程
6/29(木) 19:00【A】
6/30(金) 19:00【B】
7/01(土) 14:00【B】★この回を観るよ★/19:00【A】★この回を観るよ★
7/02(日) 12:00【A】★この回を観るよ★/16:00【B】★この回を観るよ★


■会場
ワーサルシアター


■チケット
一般 前売:4,000円 当日:4,500円
高校生以下 前売:2,500円 当日:3,000円
(全席自由・税込)
※高校生料金:高校生以下の方。会場にて学生証をご掲示頂きます。


特別シート
<かぶりつきシート> 最前列です! 臨場感MAX!
<安心保証シート>  スタッフ一同が見やすい! と満場一致したお席、ご用意しております。
 前売共:4,500円(税込)


■キャスト
階戸瑠李・・・・佐藤真弓
谷遼・・・・・・佐藤秀明
重松隆志・・・・茄子田太郎
奏羽茜・・・・・茄子田綾子
佐藤仁・・・・・茄子田四郎/春子
渡辺万美・・・・愛川由紀

 

【A】
加藤央睦・・・・茄子田慎吾
佐分利眞由奈・・森永裕子
関あじ太郎・・・竹田
松尾彩加・・・・樺木/富江(真弓の母)/レイナ/教師
山岸万里菜・・・保坂やよい
赤羽一馬・・・・板前/客
こいずみさき・・香織、アイ
徳江かな・・・・若い真弓
永井巧・・・・・若い秀明/ボーイ


【B】
福島悠斗・・・・茄子田慎吾
森岡朋奈・・・・森永裕子
こうすけ・・・・竹田
大迫可菜実・・・樺木/富江(真弓の母)/レイナ/教師
千北雅楽・・・・保坂やよい
新井心也・・・・軍二(真弓の父)/板前/客
松坂若菜・・・・香織、アイ
蒔苗美空・・・・若い真弓
中野克馬・・・・若い秀明/ボーイ


■スタッフ
原作:山本文緒『あなたには帰る家がある』(角川文庫刊)
脚本・演出:森岡利行


そんなこんなで。



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