平成時代劇 片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」本公演『晒場慕情~恋慕の木遣り唄~』 | あおちゃんのブログ

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よろしくお願いします(^ω^)

4/25、4/26に平成時代劇 片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」本公演『晒場慕情~恋慕の木遣り唄~』Bキャストを観に行ってきました。


この舞台を観に行こうと思ったのは、ゆかしさんa.k.a.長澤佑香さん がご出演されるからです。



平成時代劇
片肌☆倶利伽羅紋紋一座
「ざ☆くりもん」
第十七回本公演
舞台『晒場慕情~恋慕の木遣り唄~』

主宰・作:朝比奈文邃
演出:畑中晋太郎


舞台『晒場慕情~恋慕の木遣り唄~』

舞台『晒場慕情~恋慕の木遣り唄~』


「女人はおとこを宝とし、おとこは女人を命とす。」




ゆかしさんの舞台ずっと待っていたので久しぶりに観れてほんとに
嬉しかったあ(;ω;)


しかも、ゆかしさん主演なの↑↑↑


くりもんらしさ溢れる面白さと沁みるストーリーがすごく良かったです!

ゆかしさん主演で観れたの嬉しかったなあ。演じる花魁の吾妻すごくきれい
だったあ!


会場内で流れるアナウンスの声、ゆかしさんじゃん!って思ったよね。
すぐ、あっ!ってなった(^ω^)



舞台は江戸の町。桐山京さん演じるお松が営む居酒屋では、町の人たちが
大いに盛り上がり、ドドスコスコスコ♪ドドスコスコスコ♪の掛け声に合わせ、
中央で男性がジョッキを一気飲み。夜はまだこれからだよって!


お松が中村優希さん演じる近くの飯屋を営む茂吉と話していて、お松は店で
働く女の子はいい子ばかりで、茂吉は従業員に問題があるっての観ていく流れ
で良く分かった(^ω^)


近くには、罪人が恥を晒される場所、晒場があるらしい。


辻憲斗さん演じる重松、青木駿さん演じる冨松の両お役人も居酒屋で一気をして
店の女の子たちと盛り上がっていると、下村昌史さん演じる徳十郎がやってきて
お松に「徳さんいらっしゃい。」って言われてる。徳さん、ハイボールやら
ホッピーやら、江戸時代にはありえんお酒を注文してるよ(笑)
さすがは平成時代劇くりもんワールドなやーつ(^ω^)←


店で働く女の子は。青野未来さん演じるもえと土岐菜和子さん演じるもも。
ももはすごい眼鏡を装着しててお松さんに虫みたいな顔してるって言われてた
のが観てて楽しかったです。あとね、店を出るお客さんへの挨拶がいつも

ちゃんとできないところ(笑)
もえお客さんにもえもえ言われて人気あるね!
あとね、ダンサーの方たちが、もか、もこ、もゆ演じてて「も」の人がいっぱいいたね♪


もうひとりの店の女の子、搗宮姫奈さん演じる千歳が店に帰ってくると、
お松に「どうだった?」と声をかけられ「まだはっきりわかりませんが、
例の残党かと。」と話してる流れはなんだろうって最初思った。
徳さんが会話をしている2人に深入りはするなよ!って言ってたよね。


千歳は徳さんにお酒注いでた時、接客が苦手そうだった。


徳さんがお松に「あいつから連絡は?」と聞くと「音沙汰なし。」と話して
いる流れから、お松には息子さんが居るみたいなんだけど、家を出てもう
10年も帰って来てないとゆう。


居酒屋に来ているお役人たちが、吾妻という女が吉原から足抜けしたと、
似顔絵を広げて話してて、心中しますという手紙を残して男と消えたと。
それに、心中するまえに必ずとっつかまえてやる!と息巻くお役人。


お松さんが逃げ切れればいいけどね。って言ってた理由が少しすると分かるよね。
その言葉に、お役人さんには勘弁してくれよ。捕まえるのが仕事なんだから
って言われてたけども。


お役人が小便をしに外にある穴のところに行くと、その穴の下から「こっちこっち」
と声が聞こえて来て「いるよ!いるに決まってんだろ!」ってゆかしさんa.k.a.長澤
佑香さん演じる吾妻の声がしたあー!
そのお相手は、丹野延一さん演じる新八。
2人下の穴の中にいるんだ。お前さんが握ってるのは誰の手だい?って吾妻が言ってて
手を繋ぎながら暗い地下道を進んでるんだね。
吉原と日本橋を地下道で結んじまうなんて日比谷線だなとか言ってるの面白かったなあ。
って、どんだけ新八地下道掘ったんだよ!
ここらへんのお話から、地下道を新八が掘って吉原の花魁である吾妻と一緒に逃げてる
って構図が見えてきた。
新八に暗闇で心配されると吾妻が「おかたじけ。」って言ってたもんね。ゆかしさん
の花魁台詞いいなあああ(^ω^)


吾妻が手を引かれてるから暗くても怖くないとか、その手には新八にもらったお守りを
握りしめてるとかいいよね。でね、自由になれたらどこに行く?って話で伊勢参りに
行くか?って新八が言ったら吾妻が赤福食べたいに新八がお前を食べたいとかくすぐったく
なって笑い声漏れたし。それ聞いて吾妻が「ばかっ!」ってまんざらでもないトーンで
言ってるよね。


そのあとの2人のトークが「**なや~つ。」って語尾がなってるのが面白かったなあ。


役人が小便をしていた穴から出てくる2人。しゃばのにおいがたちこめてるやーつだ!(笑)


新八と吾妻、脱出成功!!からの、壁ドンからのお取込み中のやりとり(^ω^)


ゆかしさんの赤い着物の花魁姿、めちゃくちゃ綺麗ーーーーっ!!

舞台映えがすごいの。


お役人が「吾妻さんですよね!」と面がわれちゃって、逃げる2人。


ここで、くりもんのテーマ曲が流れてOPへ。ダンサーの皆さんが登場し素敵な踊りを
披露してくれて、これから続いて行く舞台に高まりが増すよね!!


逃げる新八と吾妻、捕まっちゃったよ( > <)


お役人たちに、晒場に連れてこられる新八と吾妻。吾妻の機嫌の悪さが完全に
吾妻MAXだったあー!「お前のせいで晒しもんじゃないかあ!!!」って怒る
ゆかしさんの迫力!!
なんで人目に付くところに穴掘ったんだ!とか、このゆとり教育があーーーっ!!
とか、吉原に居たほうがましだわ!とか、てめえが絶対大丈夫だって言ってただろう
があー!ちか、新八に言いたい放題な吾妻すごいーっ!
完全に、新八と吾妻のパワーバランスが分かる(^ω^)笑


このシーン大好きすぎた!


けんかしてる役人がうるさいって注意したら2人にお前がうるさい言われちゃう始末(笑)


心中は逃げるために付いたうそで、なんで心中したら罪になるのかね。


晒場には3日間という役人の言葉に新八がちょろいって言うと、また吾妻が怒り
だしちゃって渋谷のハチ公前でさらされてるのと同じだとか言ってる吾妻おもしろす!
知り合い通るよとか言ってる側から、あれあれあれ?って、
「お幸、お久しぶり。」と2人の女の子がやってくる。
葦川菜月さん演じるくま、鈴木那奈さん演じるはち。


人違いじゃございませんか?って変顔してごまかそうとしてる吾妻かわいいね(^ω^)


2人は吾妻と知り合いで殺されかけたとまで言ってて、小学生の時に
吾妻が給食当番の時にあたしに配るししとうが100%辛かったとか、
麻婆豆腐はほとばしる辛さだわ、カレーは甘口だけど付け合せが赤唐辛子で変化球。
女子の手料理かわうぃーだろ(^ω^)って新八に言ってる吾妻♪
吾妻は唐辛子の使い手なんだね!2人の女の子は完全に肛門を破壊されたってくだり
が笑えました。


そのあとの、辛さのなんとか値のくだりもね。


吾妻の「てめえらの肛門の面倒まで見きれねえよ!」←名言。確かに過ぎる!


そのあと、なぜかしらはちがくまのことを口撃しだして「くまの周りからは全く
男のにおいがしない。」とかかわいそす!(笑)←話がそれてた(笑)
したら、くまがはちに逆襲。あれれ?
吾妻、二人がいざこざし出すとニヤニヤしながらその要素を見てるのが楽しいなあ。


くま&はちがディスるのはやめだと吾妻に嫌いな食べ物は何か?差し入れ
してやるよと聞くと「甘いもの。」と答える吾妻に観ながらに「ほんとぉ~?(^ω^)」
って思ったよね。新八だって女なのに珍しいな!って言ってたもんね。
それを、まんまと信じるくま&はち(笑)


すると、揚げまんじゅうを差し入れするくま&はち。嫌がりながら食べる吾妻。
最悪って言いながら、袋の中からまんじゅうを外に取り出してるぞお!言ってる
こととやってる行動が伴わない(笑)(笑)(笑)
してやったりで引き上げるくま&はち(爆)
てか、吾妻、普通にまんじゅう食べて「甘いもの嫌いな女なんているかよ!」って
やっぱりだあー!吾妻、くま&はちの取り扱い方法を熟知しすぎている(笑)


町のみんなが晒場で、新八と吾妻を見ているとお松がやってきて、2人を見て見ると
吾妻を見て上玉の花魁だと良い、新八を見てうちの子に似てるって色々と特徴を
言ってると新八は「あっ!」って気づいてた!さっきお松が言ってた息子って、
そうゆうことだな!まだ気づかずなお松(笑)
自分の息子だと気付いたのは色々調べたうえでのポークビッツでたどり着く(笑)
母息子の再会。


今日は私のおごりだ、たーんと飲んでおくれとお店の女の子にお酒を持ってくる
ように言うお松。吾妻が新八の母のお松にご挨拶。
母を幼いころに失くした吾妻は、父が吉原の女郎を後家にもらうもその女にいじめられ、
父が亡くなると吉原に売り飛ばされたんだって。


お酒が届き、吾妻が飲んで美味しいって浸っていると、息子が嫁を連れてきた
気持ちを味わってるお松。


お松が息子の新八にお乳久しぶりに吸うかい?のくだりも面白かったなあ。


新八と吾妻が逃げないように見張っているのは、鈴木翼さん演じる役人の三郎太。
お松は逃げないように見張ってくれるのは助かると、三郎太にまでお乳吸うかい?のくだり(笑)


そんな三郎太にお松が吾妻に向けて「吾妻MAX!三郎太にいい女紹介してやんなよ。」
って世話を焼きはじめて、うちの店に行けばいくらでもって吾妻が自信を持って(^ω^)
三郎太は心に決めた人がいますって言ってたね。
お仕事中なのに、お松のすすめでお酒を飲む三郎太。


お松は上機嫌でみんなと乾杯。
その間、徳さんが新八にお母さんが心配していたってことと、お松っちゃんが花魁だった
ってことがそんなに気に食わないのか?と話しててね。


居酒屋をしていれば、そのうち新八が来るんじゃないかって思いで、お酒が好き
でもないのにお松はお店を始めたんだってね。


お松さん暴走してたなあ。カオス状態(笑)


シーンは茂吉の飯屋に変わり、役人と伊藤真奈美さん演じる自称この店の看板娘の
かめ。三郎太ほかの役人に仕事中酒飲んでって怒られてた。
役人の3人が注文した親子丼が運ばれてくると、私のまかないは?と茂吉に食って
かかるかめ。2人が小競り合いをしていると、桜木ユウさん演じる吉原の火消しの
喜市がやってくる。
茂吉、喜市に吉原に今度連れて行って欲しいと約束プロミスしてた(笑)
嬉しそう過ぎてたんですけど(笑)
すぐ行きたいというも、最近不審火が多くパトロールで今日は駄目だって。


かめが喜市来たときに、喜市の手に持ってるお盆を何度もあてがってるやつ
めっちゃ楽しかった。かめ楽しすぎるー!


三郎太はつるちゃんとどうなったのかってみんなに聞かれてて、三郎太のお相手
みたいで、身分が姫なんだって!身分が天と地ほど違うって噂してると、店に
細川小百合さん演じるつるがやってくる。大切な三郎太とつるの時間を作って
あげようとする周りの人やさしいね。でも、なんだかんだ邪魔してた件(笑)
2人の気持ちを周りの人たちがミュージカル仕立てで演じ始めて、茂吉がその
内容が自分の店をデイスられていて、もうやめてって止めてた(笑)


三郎太とつるの会話いいね。その会話に割って入る喜市が晒場にいる花魁って
吾妻?と確認すると、繋がってて吉原の火消しだから知り合いなのね。


心中の仕方を色々教えてくれる喜市の内容を、逐次実演するかめ(笑)
かめさん面白い!!


頼まれもしねえのに女の誠意をみせるかめですね!(^ω^)


役人が幕府の転覆をもくろむ男の人相を見せてたね。この男あやしい。


晒場では、吾妻の目の前でくま&はちが羽子板で遊んでて自由を見せびらかしてる。
吾妻が晒されてるのをくま&はちが昔の友達たちに拡散しちゃって「さいあくー。」
って吾妻言ってた。


くだらないことで乙女の大切な時間を無駄にしてと吾妻がくま&はちに言うと、
くま&はちが続ける羽子板のラリーごとに、
「まだ男いねえの?」
「その歳で?」
「ヤバくね?」
「ガチでやばいよ。」
「あるだろ他にすべき何かが!」
と突っ込んでるのがめっちゃ面白かったね。突っ込みがパない!!

くま&はち羽子板のラリー続いてなかったもんね。言われ過ぎて発狂してた(笑)
次の作戦に変更するくま&はちはシュークリーム攻撃。←だから効果ないって(笑)


そんなこんなな展開の中、川手ふきのさん演じるおとめ来たあああー!
くりもんで毎回鉄板のふきのさん(^ω^)おもしろおばあちゃんだあ!


くま&はちに吾妻と仲良くしてくれてありがとうおせんべい食べてねと手渡す。
吾妻と仲良くないことは分かっていて、ヤバい唐辛子入りの渡してるんだって。
このおばあちゃんが居てこその吾妻やん!名付けて、おばあちゃんおぽたぽた焼き。
くま&はちがいろんなところでこの件を言いふらしていたからこそおばあちゃん
がここに来たんだって。
新八に「おっす、オラおばあちゃん、よろしくな。」って後は完全にドラちゃん(笑)
←ふきのさんの出す声ずっとドラちゃんに似てるなあって思ってたの。


新八にお幸が小さいころに母親を亡くしてって先ほど書いた吾妻の素性を話してね、
吾妻がおばあちゃんはいつも私を助けてくれていたって話の中でししとうの中
から辛い物を見つける方法教えてくれてって言っててその繋がりね!(笑)


おばあちゃんと新八の髪型がなにげに似てた件笑うわ!(^ω^)


新八に、もしこの子を不幸にするようなことがあったら「特製ばあちゃんのぽ…。」
に吾妻が「大丈夫だよ。」って遮る。


かわいくなった吾妻の姿をじいちゃんにも見せたかったって、じいちゃんが
亡くなったのかと思いきや、おばあちゃんが語るおじいちゃんが元気すぎる件(笑)


三郎太ももれなくいじるおばあちゃん(笑)


三郎太は新八と吾妻がうらやましそうだったね。夫婦になるって言うことは、
その家族同士も家族になるって言葉、三郎太自分に照らし合わせて悩んでるんだね。


恋に身分なんて関係ない。女は好きな男にかっさらってもらいたいって思ってる。
好きな子の手絶対に離しちゃだめだ!って吾妻が三郎太に語る言葉は説得力が
あるよね。吾妻が三郎太に語ってくれてる時に前かがみになって親身に言って
くれてるのがすっごく良かったです!


真っ暗闇で、その人の手が自分の手を握ってさえいてくれれば、なにも怖くねえ。


取り上げられた赤い振りそでを気にしている吾妻。←お気に入りなんだね。
おしゃれは女の命だもんね。


お松が来て、吾妻の髪にブーケをつけて祝言だよと、ダンサーさんたちの踊りが
始まり手拍子で盛り上がる。途中、おばあちゃんが安心してくださいの安村に
なってたり、キスをしようとする2人の間にお松が入って息子とキスしたりが
ありながら、吾妻がブーケトスをして見事つるがゲットするの嬉しかったなあ。
お次は、吾妻が客席に向けてブーケをトスして女性のお客さまがゲットして
キャストのみんなが拍手してるのもいい感じだったなあ。←こうゆうのいいね♪


お松がお腹が痛そうな仕草をしているのが気になったよね。


居酒屋で吾妻、新八、喜市が居て、新八、喜市がともに火消しだって話題で
盛り上がってて助六やら政五郎やら女彫師のお文って名前がでてきて、くりもん
の過去作品に登場する役名でそこまで繋がってるんだあ!って観てて高まった
よね。


火消しだけどまだ刺青を入れていない新八は、吾妻の顔の観音様の刺青を彫りたい
んだって。火に囲まれたときに、吾妻の顔が浮かんできて火事場で力をもらった
んだってね。←吾妻の想いが伝わってるんだ!


お松に元花魁だったことを聞く吾妻を止めようとする新八は自分の母のその話を
聞きたくないのかね。吾妻が止める新八に向かって行く気持ちが伝わるよね。
新八は客との子ではなく、山賊との間の子だって。


吉原では知らない人はいない、超有名な花魁のお松。もえともものお松さんの
解説。そして、縄にはまりまくる新八に吾妻の「学べ!」(笑)


千歳の仇討でお松が刺されたお腹をさっき痛そうにしてたんだ!
てか、千歳カーテンコールで初舞台だって言ってたけど舞台中はそう見えなかった
よね。逆に、姫奈さんは舞台上で演じてる所観てていいなあって感じていました。


もえとももも山賊の娘で、お松のお店で働かせてもらってるんだ。


シーンは飯屋に切り替わり、いつもの親子丼とまかないを茂吉にお願い(笑)
茂吉、とっつあん坊や呼ばわりされてた。


熱燗まで要求すると「ねーよ!うちは定食屋なの。」ってやり方が気持ち悪い
っていうかめ(笑)←確かに、動きが面白かったですよね!


自前の安酒をみんなに振る舞えよ!ってかめこの店での権力強いよね。


つると三郎太が店にやってくる。つるがお見合いをしなくちゃいけなくなった
ことを三郎太に言い断るからって言ってるのに、三郎太は別れようって切り出して
「結婚って親の幸せでもあるんじゃないの?」続ける三郎太。
家が邪魔なら、私家出て三郎太の元まで行くってつるは覚悟もあるのに。
お互いの想いだけで幸せになれるのか?とか三郎太言うんだもん。
双方の想いが分かるだけに観てて辛いよね。


三郎太の気持ちを聞きながら、身体が震えてるつる、そして流す涙。このシーン
圧巻だったなあ。すごく良かった(・_・、)
じゃあねと三郎太に言葉をかけ店を去るつる(・_・、)うぅ


「ばかやろー!てめーには女心を語る資格なんかねえ!てめーのために
家を出てすべてを捨てるって言ってるんだぞ!それを聞いて何も思わねえのかよ!」
とかめが熱く三郎太へ一喝。


三郎太はつるのことが本当に好きだからつるには家族に望まれて幸せになって欲しい
と語ると、つるが今夜は飲むしかねえと店で酒を。
俺のとっておきは今日からみんなのとっておきだって茂吉用意してくれる優しさ。


吾妻は吉原へ強制送還されることに。その場には、新八の姿が無く…。
吾妻がくま&はちに渡したいものがあるとお松さんにそれを託す。
そして吾妻はお松に「いま幸せですか?」と尋ねるその心。
「幸せだよ。」と帰ってきたその言葉に吾妻安心できたんだね(^ω^*)
花魁が幸せになるもならぬも自分次第なんだよね。


火消しである新八を心配している吾妻は、火消しを辞めて欲しい想いを語りはじめ、
吉原に居ても遠くで火事を知らせる音が聞こえて来て、都度、新八が火事場に飛び
込んでいく姿を想像してしまうってね。怖くて怖くて胸が詰まり、無事であります
ようにってお守り握りしめてる姿を想像したよね。語ってる時のゆかしさんの表情が
相手への想いが溢れてたよ。


お松からお前さんは私の娘、そして新八と夫婦になんなと吾妻へ語り、続けて
「女人はおとこを宝とし、おとこは女人を命とす。」という言葉を吾妻に言って
くれてね。しっかり「はい。」と向き合うシーンすごく良かった。


吾妻のおばあちゃんも見送りにやってきて、栄養がつくようにすっぽんを持って
着てくれて、吾妻が袖に入るかなあって入れてた(^ω^)


その後のおばあちゃんが持ってきたお守りのくだりも面白かったよね、安産、学業、
交通安全ってなんにもヒットしてない件(笑)←全部おんなじと思っとこう(笑)


そのあとの、吾妻を迎えに来た吉原の女の風貌が完全に中森明菜さんのデザイア風
なのがめっちゃツボに入りました(^ω^)笑


くま&はちがやってくる気配を感じると、「めんどくせえのが来た」と中森明菜さんと
吉原に戻って行く吾妻。


吾妻からの置き土産をくま&はちに渡すものは吉原で手に入れたとっておきの媚薬。
これがあれば男を虜にできると欲しがるものの、開けてみようってことになり、最前列
のお客さんに開けさせると袋の中で何かが暴れる罠のやつだあ!←さすが吾妻(^ω^)


徳さんは優しい人だね。一杯飲んで帰ろうかなってお松さんと楽しそうにじゃれ合って
いるとお松さんの「さあみんな営業の準備だよ!」の一声でシーンは居酒屋に。


居酒屋では新八がお酒を飲みながら寂しがり、三郎太がお酒を飲みながら寂しがり、
間でお松が辛気臭いと2人に言っててね。
新八、三郎太が男としての想いを語り出すと、共鳴してんのね。同じような境遇だし。


ボヤ騒ぎの主犯格を突き止めた千歳がお松の元に帰ってくる。はやる千歳に私たちは
徳さんに報告するだけでいいんだよと。それに捕まえれば役得もあるからって千歳が
お金が入ればお松さんが今より楽になれるしって考えてる所、優しい子なんだなあ
って千歳は千歳なりに思ってるんだって感じられました。


お松がお店の女の子たちを集めて、「私らは普通の女の子。」って自分まで入れようと
してる件(笑)
少しだけ徳さんのお手伝いをして、普通の女の子の幸せを求めて、危険を冒したりは
しないようにって諭してくれてた。千歳もお松さんが言うならって。


居酒屋に喜市が来ると、もえ&ももが火消しの刺青を見せてほしいってお願いして
いると、お松が火消しの刺青は、火事場で死んだときに見つけるための目印なんだ
からって刺青が綺麗だとか言わないようにって注意してる言葉にも、そういう意味
があるんだあって知れたりする。


火事を知らせる音が町に響く。店のみんなが避難の準備を始めると千歳の姿だけ
が見えない…。まさか。


「一時経ったら、神田近くの廃寺に来い。」という手紙を見つけると、手間を
掛けさせやがってとお松が向かう。


飯屋に三郎太が来ると、かめが三郎太をゲットしようとするくだりが楽しく
展開されている中、江戸中が火事になっていると男が必死な形相で飛び込んで
きて、あちこちから火の手が上がる大惨事。喜市がやってきて、火の手が
衰えるどころか江戸の町を飲み込んでいると、吉原はほぼ燃えてしまい状況は
最悪。


三郎太には、火事の火元の一つはつるの家だと知り、店を飛び出す。


町中が混乱に陥る様子を感じる中で、千歳を助けに行ったお松のことを新八
が知るものの、町人には助けを求められてね。徳さんが火消しとしての仕事
を全うしろと新八の背中を押してた。


廃寺には、望月翔さん演じる男が待ち構えている。←この男、オープニングで酒場に居たぞ!
そこに千歳がやってきて、火付けか?と問いかける。千歳来ちゃったんだ…。
金になるから捕まえに来たって、どうみても分が悪すぎるよ。
やってみないとわかんねえな!と短刀を構え、男に向かう千歳。
千歳かっこよかったよ!
男の刀が腹に突き刺さるも、自分でさらに刺さって行き男の近くにまで
たどり着き、片口に短刀を刺したものの、千歳は苦しみ倒れ、男は致命傷では
ないものの傷を負い、お松の呼ぶ声にその場を後にする。
お松が千歳の元に来ると、千歳はお松に謝っててね。自分がお店の役に立たない
から自分でできることをって行動に移したんだね(・_・、)そこまでしなくても…。
お松の手の元で苦しむ表情を浮かべながら語る千歳すごく良かったです。
力尽きていく千歳。


その場を阻むように柱が倒れてしまう。店の娘のもえとももが到着し、火が迫って
いるにも関わらずその柱をどかそうと必死になってる。
千歳とお松を助けようと全力で柱に向かうも動きもしない。
お松がここにいるとお前らまで焼け死ぬと言うも、それを聞かない2人のお松に
かえす言葉がすごく熱がこもってて良かったよね。
したら吾妻がそこに来てくれたああ(・_・、)
みんなで力を合わせて柱をどかす「せーの!」の呼びかけがすごく良いよね。
なんども力を合わせると柱をどかすことができ、みんながお松と千歳の元にたどり
つく。お松の口からは、千歳が亡くなったことが告げられる…。
吾妻が来てくれたことに気付くお松。
江戸中が火事だと知って気がついたら吉原を飛び出してたって。新八が掘った穴から
一人で来てくれたのを考えると、それを想像してぐっと来たよね。
吉原に戻ると告げる吾妻に、お松が新八には会って行かないのかと聞くも、会いたい
けどこの状況下で仕事の邪魔をしたくないと言葉を残し、千歳に手を合わせてくれて
その場を去る。


すると、母を探す新八の声が。わああああ、ちょっとの差で吾妻と会えたのにー!
ってそん時思ったよね。
母のお松から、吾妻がここに来てくれて掘った穴に向かったと知らせると、全力で
吾妻の後を追う新八。


つるが火事の中、逃げ惑い苦しそう。「だれか、だれか、助けてください。」
と震える声を絞り出してるよね。するとつるを探す三郎太の声が聞こえて来て。
でも、それを阻むように、柱がつるへの行く手を阻み、さらにはつるの足に柱が
倒れちゃうの(・_・、)やめてよ


つるの悲鳴が(・_・、)


お互いの名前を呼び合うつると三郎太。三郎太は倒れた柱の隅から手を入れ込むと、
その手がつるが見える位置に。三郎太は倒れた柱をどかそうとするもびくともしない。
つるがもう一度、手を伸ばしてと言い、見える三郎太の手につるが頑張って手を伸ばし、
三郎太の手を掴めたの(・_・、)良かったよおおお
「あああ、安心する。安心するよ。」と、三郎太が「手を離せ!」と柱をどかしたい
のにつるが「もうちょっと。もうちょっとだけ。」と離そうとしないの(・_・、)


このシーンめっちゃ良かった(;ω;)なんで2人の結末がこうなっちゃうのって気持ち


ぼーっとしてきてしまう中で、心中だと、この世でいっしょになれないからあの世で
一緒になろうという純愛じゃねえかって言葉やばい(;ω;)涙


つるが応答しなくなっちゃったよ(・_・、)


シーンは新八が掘った穴の中。暗い穴の中を進む吾妻に新八が衝突して痛がり、誰?
と吾妻が声を出すと、互いだと分かり合い暗闇の中で手を握り合う。


語り合う2人の中で新八が「おう俺と逃げる気は無くなったのか?」という問いかけに
吾妻が「もうそんな気は無い。もう逃げるわけない。諦めるのは辞めたんだ。
わっち今なら心中の意味が分かるような気がするんだよ。」って言い、新八への
想いを語るシーンやばああい(・_・、)語る吾妻めっちゃいい(涙)
わっちの心の中には、いつでもあんたが居るって。ずっと変わらない。
2人の命がどうなっても。わっちの心の中があんたでいっぱい(・_・、)


吾妻を抱きしめる新八。


逃げないで幸せになりたい吾妻。そんな吾妻をずっと待っててくれるって新八の
言葉に、お松さんからもらった「花魁でも幸せになれるんだ」っていうのを思い
出し、新八が吾妻の背中にかけてくれたのは、大事にしていたお気に入りの赤い振袖。


号泣する吾妻は、新八にもらったわっちの一番大事なお守りを見せるの(・_・、)
「待ってるからな!」という言葉をかけ後ろから泣きじゃくる吾妻を抱きしめる
新八のシーンすんごく良かったあ(・_・、)←終盤、このお顔ばっかになってたもん。


お松が語るは、江戸の大火事は町のほとんどを燃やし、江戸の町も人もまた一から。
吾妻、元気かい。新八は相変わらずだよと火消しに勤しむ姿が見える。


お松のラストの口上がおわると、くりもんのエンディングの曲がかかり出し、
『晒場慕情』の登場人物が見返せるところすごく好き。
亡くなった千歳が微笑んでたね(・_・、)ここやばい←


ゆかしさんの花魁 吾妻めっちゃ思い入れはいった!この姿をまた観たいと思いながら
目に焼き付けていました。


舞台を盛り立ててくれたダンサーさんたちすごく素敵でした。くりもんたくさん
観てるから、ダンサーさんたちのお顔は観たことあるーって思いながら観ていたり
したよ。



カーテンコールでは、ゆかしさんがご挨拶されているのも嬉しかったし、千秋楽での
ご挨拶はすごく感動しちゃいました。


ずっと応援してる役者さんを素敵な舞台の主演で観れるのってこんなに嬉しいんだね。


2度、観劇したけど、もっともっと観たいって思っちゃったよ。


ゆかしさんの吾妻はすごくきれいで華があるしお芝居はまくし立てるのが楽しく、

溢れる想いに感涙(・_・、)


観れてほんとに良かったです!


吾妻と新八、つると三郎太の2つの純愛物語を通してこの舞台には素敵な言葉が

溢れてたなあ。観ててほんと泣けました(・_・、)


「女人はおとこを宝とし、おとこは女人を命とす。」
まさに互いの想いが伝わる良作でした!


終演後には、素敵なフライヤーにゆかしさんのサイン入れてもらえて嬉しかったです。



ゆかしさん


やっぱ、ゆかしさんのお芝居いいなあ。また舞台観れたらほんとにほんとに嬉しいです。


待ってる!!(^ω^)



アンケートに実は、ゆかしさんの花魁とてぃんかちゃんの猫ちゃんの共演でくりもん観てみたいって

書いたの!




■内容
人情溢れる居酒屋と、心中未遂の男と女、往来多い道端に、咲かすは純愛恋の花。
大江戸純愛物語が今、始まる。


■キャスト
長澤佑香・・・吾妻
丹野延一・・・新八
細川小百合・・つる
鈴木翼・・・・三郎太
中村優希・・・茂吉
伊藤真奈美・・かめ
青野未来・・・もえ
土岐菜和子・・もも
搗宮姫奈・・・千歳
下村昌史・・・徳十郎
辻憲斗・・・・重松
青木駿・・・・冨松
葦川菜月・・・くま
鈴木那奈・・・はち
桜木ユウ・・・喜市
望月翔・・・・男
川手ふきの・・おとめ
桐山京・・・・お松


◆ダンサー◆
岸下香
ami
ずんば★26日出演
西館望
栗城レイナ★25/26日出演
ひな★25日出演
M!wa★26日出演
KANAE★25/26日出演
渡辺千夏★25日出演
堀田杏奈★25/26日出演


■スタッフ
主宰・作:朝比奈文邃
演出:畑中晋太郎


そんなこんなで。


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