先週後半、台風２号の影響で広範囲に渡って記録的ね強風の影響で、河川の氾濫や土砂崩れ等により、大勢の人が被害を受けられ、尊い命を落とされた方がおられました
亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます
地球温暖化のせいか降り方は毎年激しくなり、これから暑くなると更に局地的な大雨が降ることが予想されますが、今回のような自然災害が発生しないことを切に願ってます
本編はここから
【2022年7月の関西編 その２】
2022年7月16日(土)、曇り
天王寺駅から始まった大阪の旅は、あべちかでOMJF(大阪ミックスジュースフロート)を食べた後、最初の目的地である四天王寺に到着しました
(OMJFとの見慣れぬ言葉をググった皆さん、ごめんなさ～い
)
さっそく、石ノ鳥居を潜ると～
『おお～っ
』
』
さすが、日本仏法最古の官寺だけに、街なかにありつつも壮大な感じだなと思いました
ここで同寺のことをHPから丸めて説明すると～
四天王寺が建立されたのは、1400年以上も前の593年(飛鳥時代)
『日本書紀』の伝えるところでは、物部守屋と蘇我馬子の合戦の折り、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開するために、自ら四天王像を彫りもし、この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済する」と誓願され、勝利の後その誓いを果すため、建立されました
聖徳太子が建立したお寺だなんてスゴいなと思いつつ、参道の右を眺めると、そこにあったのは引導石
引導石とは、諸人葬送の時に棺を引導石の前に置き、無常院(北引導鐘堂)の鐘を三度鳴らすと、お太子様がこの石に影向ありて亡魂を極楽浄土の世界にお導きくださるという伝説があり、太子信仰と浄土信仰を結ぶ重要な霊石となっているとのこと･･･
その霊験あらたかな石がこんな参道の脇に置いてあるんだ、と思ってると～
『んっ･･･』 
』
あなたは聖徳太子じゃないの～
(もしかしたら違うかもしれないけど･･･) 
その後、参道を歩き出して～ 
左を見ると、親鸞との文字を目にしたので、中に入ると～ 
『おお～っ』 
』
ここにいたのは親鸞聖人で、聖徳太子のお寺である当寺には、親鸞をはじめ多くの高僧が修行に来たそうなのよ～
その後、西大門(極楽門)を通り抜けて～
中心伽藍に向かって歩きつつ～ 
右手を見ると～ 
『おお～っ』 
』
こっちには弘法大師がいたよ～
それにしても、聖徳太子・親鸞聖人・弘法大師が一気に見れるなんて、日本を代表するお寺だけのことはあるなと思っちゃったよ～
その後、300円を払って西重門から中心伽藍に入ると～
『おお～っ』
』
目の前には、五重塔があったよ～
因みに、この塔は、聖徳太子創建の時、六道利救の悲願を込めて、塔の礎石心柱の中に仏舎利六粒と自らの髻髪（きっぱつ）六毛を納められたので、六道利救の塔と言われるそうなのよ～
その後、反時計回りに歩き出すと～
『おお～っ』
』
右から五重塔・金堂・講堂が一直線に並んでいて、壮観だったよ～ 
因みに、この伽藍配置は四天王寺式伽藍配置と言われ、南から北へ向かって中門、五重塔、金堂、講堂を一直線に並べ、それを回廊が囲む形式で、日本では最も古い建築様式の一つで～
その源流は中国や朝鮮半島に見られ、6～7世紀の大陸の様式を今日に伝える貴重な建築様式とされているのよ～
その後、聖徳太子のご本地仏である救世観音をお祀りしている金堂に向かうと～
丁度、舎利出しと言われる法義があったので中に入ると、大勢の参詣者がいてビックリ
この法義では、南無仏のお舎利を頭にあててもらい、心が晴れ晴れしちゃったよ～
その後、グルっと回ると龍の井戸を発見
四天王寺では中心伽藍金堂の地下深く流れる「荒陵池の麗水」に住む青龍が寺域を守護していると信仰されていて～
どんな所かと中を覗き込むと、吸い込まれそうな不思議な感覚に見舞われたよ～
その後、色んな角度から眺めたけど～ 
角度によっては、五重塔の背後にあべのハルカスを見ることができ～ 
日本を代表する五重塔と高層ビルを一度に見ることができるなんて、最高だなと思っちゃったよ～
その後、中心伽藍の外に出ると～ 
北鐘堂を発見したけど～
このお堂の鐘の音は遠く極楽までも響くといわれ、先祖供養のための鐘の音が絶えないそうだよ～
その後、境内中央に位置する雄大な六時礼讃堂に向かうと～
目の前に石舞台を発見
因みに、この舞台は住吉大社の石舞台・厳島神社の平舞台とともに、日本三舞台の一つとされているのよ～
その後、六時礼讃堂に着いたけど～
ここは境内中央に位置する雄大なお堂で、昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂の名が付いてるんだよ～
その後、振り返ると～
『おお～っ』
』
またまた、あべのハルカスを発見しちゃったよ～
因みに、あべのハルカスの高さは300m、さすがメチャメチャ目立つよね～
等々思ってると～ 
『亀さん、頑張れ～～～
』
』
と思わず、声をかけたくなっちゃったよ～
そして、最後に訪れたのは極楽浄土の庭 
さっそく庭内に入ると～
先ほどまでは大勢の人がいたのに、ここには殆んど人がおらず･･･
この庭園は、1万m²もの広さがあり～
因みに、ここの広さは東京ドームの1/5だけど、却って広いのか狭いのか分からないよね～ 
しかし、ここにいると大阪の街なかとは本当に思えずに～
『って、あべのハルカスが見えてるよ～
』 
』
ま、あまりに高いのであちこちから見ることができるけど～ 
ここは本当に素敵だったよ～ 
と言うことで、四天王寺の話はここでおしまい
今回は単なる散策記になったけど、時間も既に12時20分になったので、次回はお楽しみのランチタイムになりますよ～