【平成最後の夏旅行編 その７】
今回も前話に続き、昨年夏の息子君との二人旅の話
今シリーズは、初日の模様を６話に亘って書いてきましたが、今回から２日目、平成30年(2018年)8月13日のことへと話は進みます
この日も前日同様、晴天に恵まれたので～
綺麗な景色を堪能するとともに、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、エネルギーチャージ
でも、満タンにするには物足りないので、朝はサクッと･･･
朝からガッツリ･･･
角度的に分かりにくいと思うけど、食べ盛りの筈の息子くんが、パン＆軽食で･･･
カロリー控えるべき僕が、ご飯＆おかずガッツリって、何かおかしいよね～
それにしても、昨夜の晩、お疲れモードだった息子くんは元気復活
前話では皆さまにご心配をおかけしてすいませんでしたが、これ以降は車での移動で体調不良に陥ることはありませんでした
この日は萩市にあり世界一低い火山と言われる「笠山」を訪れることにしており、最初に訪れたのは麓にある「明神池」
「明神池」の水は外海の干満に応じて溶解岩のすき間を通じて出入りし、池でありながらマダイ・クロダイ・メジナ・ボラ等の魚が生息することから国の天然記念物に指定されています
この綺麗な池を清々しい気持ちでグル～っと回ると～
「厳島神社」に到着
「厳島神社」は萩藩2代藩主の毛利綱広が毛利元就が信仰していた宮島の「厳島神社」を勧請したもので～
息子くんと二人して静かに手を合わせ、旅の安全を祈りました
ここから見る明神池は本当に綺麗で、水面は朝日を浴びキラキラ感が半端なく～
で、ここからが「青ブロ」の真骨頂
次なる目的地は、知る人ぞ知る、厳島神社の横にあり、神秘的な雰囲気漂う池の奥･･･
何があるのかワクワクしながら、息子君は早速、探検開始
と思っていたら、早速魚が気になったみたいだったけど～
鳥居を潜り～
必死に階段を上り～
山道を歩き～
まだまだ歩き～
およそ10分ほど歩いた頃、名勝「風穴」に到着しました
この奥に向かうと、それまでの灼熱感が嘘のように消え、クーラーの効いた部屋の中にいるようで～
神秘的な雰囲気も相まって、正に天国にいるような気分に
(って言っても、当然天国には行ったことないけど･･･)
)
だってほら、ここ気温18℃なのよ～
(因みに、この頃気温は30℃超えてました
)
)
息子くんもすっかりご満悦、大きく息を吸い、身体全体でヒンヤリ感を味わってました
それにしても、何でここはこんなに涼しいのかと思い、風の吹く方へと近づいていくと～
送風口はここ、つまりこの場所が一番涼しい場所
因みに、ここから涼しい風が吹くのは～
笠山は溶岩が冷えて固まった小火山なので、火山特有の風穴が多数あり、岩石は多孔質（細孔が多くあるもの）なので、海水や雨水が浸透すると蒸発時に熱を奪われることが原因だそうです
奥の斜面に上り、振り返るとこんな感じで～
ねっ、神秘的な雰囲気でしょ･･･
息子くんはいつまでもここにいたいと言い張ったけど、ず～っといる訳にはいかないので、元来た道を戻り～
相変わらず素敵な池だなと思っていると～
『おっ･･･
』
』
何か飛んでるなと思っていたら、その正体はトンビ･･･
で、こだわる性格の僕らしく、どこにいるのか探し回ると～
『おっかないわ～
』
あんまり見つめていたら、襲われそうだったので早々に退散し、再び車に乗り込みました
その後、車で15分程度走り、「笠山」に上ってくると～
ここから見る青空は最高
暑さは相変わらず30℃を超え～
『風穴が恋しいよ～
』
』と何度も何度も息子くんが呟くものの、完全にスルーして～
展望台と火口との分かれ道にたどり着くと～
まず最初に展望台に向かいました
繰り返しになりますが、ここ「笠山」は世界一低い火山で、標高112m
とても火山という感じはないものの、ここから見える日本海や夏ならではの雲が最高で～
誰もいない展望台で過ごす至福の時間を二人で味わいました
その後、さっきの分岐点に戻って来ると～
どんどん下っていき～
『めっけ･･･
』
そう、ここが火口なのよ～
「笠山」は1万1400年前に一度だけ噴火したことがあるそうですが、二度と噴火しないことを願っています
今回はあまり知られたいない風穴・笠山等を訪れましたが、こんな観光も楽しいですよ～
因みに、萩市を離れる前にもう一度「風穴」に行きたいと、息子くんに懇願され、一日二度も訪れたのはここだけの話･･･
