【やっぱり京都、行こう編 その7】
2016年8月13日(土)、晴れ
昨晩は1時近くに部屋に帰ったものの、いつものように朝6時過ぎには目が覚めたため、
この日の朝の行動開始時間は10時だったことから、一人で早朝散歩に出かけることにしました
(息子君はさすがに爆睡中でしたので~)
早速6時20分にホテルを出て、烏丸通を少し歩き~
「三条通」を東へ東へと向かいました
「三条通」は江戸時代には東海道の西の起点として賑わい、
明治時代には郵便局、銀行、商店などが次々と建てられ、
京都のメインストリートになりました
その後、「四条通」や「烏丸通」が拡幅されると、賑わいは移っていきましたが
逆に歴史的建造物を残すことができるようになり今に至ったと言われています
そんな風情ある道りをテクテク歩くと、「中京郵便局」(旧京都中央郵便局)や~
「京都文化博物館」(旧日本銀行京都支店)や~
「日昇別荘」などの建物を見つけましたが、当別荘は日本情緒溢れる旅館として、
今でも世界各地から宿泊客が訪れるそうです
確かに、せっかく京都に来たのなら風情溢れる旅館に泊まりたくなる気分も分かるよね~
その後、「寺町通」へとやって来ましたが、
この通りは豊臣秀吉が市中の寺社をこの地に集めたことから名付けられたそうです
ということで、テクテク歩くと、アーケード街の中に忽然と「矢田地蔵尊」が姿を見せました
当寺の歴史は古く、平安時代の845年に創建された由緒正しいお寺で、
一度詣でると10種の福を得、8種の大恐怖を除き、28種のご利益を得ると言われています
と言うことで、静かに手を合わせ、福とご利益を得て、大恐怖を除くことができました
そして、少し歩くと1577年に創建された「天性寺(てんしょうじ)」に辿り着き~
素敵な雰囲気の門を潜って~
またまた静かに手を合わせました
その後、再び「寺町商店街」を歩くと~
遂に、織田信長が明智光秀に討たれた「本能寺」に到着しました
『敵は本能寺にあり~』
というフレーズは、歴史ファンじゃない方も一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか
実は、「本能寺」って、門祖日隆聖人によって創建されて以来約600年を誇る
法華宗本門流の大本山としてその名を知られています
しかし、それ以上に織田信長が予想外の謀反により、
満48才でこの世を去った場所として有名なのではないでしょうか
現在の本能寺は往時の本能寺とは異なる場所にあったそうですが、
信長の面影を探しながら歩いていって~
本堂や~
拝殿に静かに手を合わせました
そして、今回の旅で訪れたかった織田信長のお墓を発見しましたが、
己が正義だと思ったことに信念を貫き通した信長公に向かって、静かに手を合わせ
『これから残りの人生も、あなたに負けないように頑張ります』と固く誓いました
そして、命をかけて信長公を守った人たちも信長公に寄り添うようにしつつ、
永遠の眠りについていました
『信長公のことをいつまでもよろしくね』と呟きながら、脇にあるヒミツの抜け道を抜けると~
(って、分かりにくい道だけど、別に秘密じゃないかな~)
「姉小路通」に出てきて~
朝日を浴びる「三条通」を眺めてから~
「三条名店街」に入っていって~
テクテクウロウロ歩くと~
「ろっくんプラザ(新京極六角公園)」に到着しました
(それにしても、長い件だったね・・・)
ここも町中の心休まる場所だなと思っていたら~
『あはは・・・』
これは何の像なんだろうね~
「ろっかくプラザ」の側には、「誓願寺」がありましたが~
当寺は、飛鳥時代の667年に、天皇の勅願により創建されたそうです
それにしても、あまりのお寺の多さにビックリしつつ、さらにテクテク歩くと~
『み~つけた』
これこれ、町巡りをする時の醍醐味って、こういうのを面白いのを発見した時だよね~
そして、この辺りにはこんな絵も書かれていて、アートな場所だなと感服しました
そして、いよいよ京の台所と言われる「錦市場」に到着しましたが~
当市場は江戸時代の1615年に幕府より魚問屋の称号が許され、魚市場として栄えたそうです
当商店街は390mもの長さに120店舗以上の店が軒を並べ、
年末には、3.3m~5mの道幅の狭い道に、前に進めないほど大勢の人が集まるそうです
今回は早朝の来訪だったため、商店街の活気を感じることはできませせんでしたが、
こんな摩訶不思議なのを発見しましたよ~
『次は絶対活気を感じに来るからね~』と言いつつ、後にしました
その後、ホテルに向けて「六角通」を歩くと、「六角堂」に到着しました
「六角堂」は正式には「頂法寺」、聖徳太子が創建した由緒正しいお寺と言われていますが~
聖徳太子が創建したなんて、なんて京都はスゴいんだろうと思い、
早朝にも拘わらず、既に何度目かの手を合わせました
そして、ここにはたくさんの合掌地蔵がありましたが~
このお地蔵さまはお参りに来られた方の願いを手のひらに優しく包み込んで、
その願いが叶えられるようにと、ともに祈ってくれるそうです
そこで、「世の中が平和になり、みんな楽しく暮らせるよう」一緒に願ってねと
またまた手を合わせましたよ~
そんなこんなでホテルに戻ったのは7時30分
前日夜遅くまで遊び歩き、朝もはよから散々歩くなど、相当ヘビーな展開だったけど、
こうして書くのも疲れました
さ、二日目の観光はこれからだよ~