【やっぱり京都、行こう編 その2】
『うっ・・・』
清水寺に向かう参道で、タクシーを降りた瞬間にぶつかった物凄い熱気
京都の夏は暑いとは聞いてましたが、まさか呼吸ができないほど暑いとは思わなかったよ~
しかし、『せっかく京都観光に来たんだから、根性根性』と家族に言い聞かせ~
くじけそうになりながらも、根性出して~
(って、観光にはありえない展開ですね・・・)
大勢の人たちとともに参道を歩きました
因みに、この日の京都市の最高気温は36.1℃だったけど、この混雑振りを勘案すると、
『ここの気温は38℃位あるのかな~』と思うほどの熱気に包まれてたよ~
そして、漸く周りが広くなったので、まずは記念撮影
漸く京都らしい一枚が撮れたなと思いつつ、「仁王門」に近づきましたが~
この門は「応仁の乱」で焼失し、15世紀末に再建されたんだよ~
と、まるで社会の授業みたいなことを話しつつ、
幅約10m、奥行き約5m、棟高約14mもある清水寺の正門を潜りました
その後、階段を上ると~
絢爛豪華(けんらんごうか)な「三重塔」が見えてきましたが、
『この塔は平安初期の847年に創建、江戸時代の1632年に再建されたんだよ~』と言いつつ~
(細かい年月は今調べましたが・・・)
「本堂」にやって来ましたが~
この日はラッキーなことに、「千日詣り 本堂内々陣特別拝観」が実施されていました
因みに、「千日詣り」とは紫式部や清少納言も行っていたと言われていますが、
今では特定の1日にお詣りすれば、千日通ったのと同じご利益があるそうです
そして、「千日詣り」の日は「本堂内々陣」が特別公開されていて、
ご本尊や千手観音立像前に献灯することができましたが、
荘厳な雰囲気は凄くよかったですよ~
でも、ここは写真厳禁なので、お見せすることができないのが残念です
(かく言う僕も、思い出の中の出来事化してますが・・・)
そして、ここには力試しにもってこいの「鉄の錫杖(てつしゃくじょう)と高下駄」が置いてあり、
『普段の部活で鍛えた成果を見せたるで~』と14kgもある高下駄を持ち上げようとしましたが~
『あはは・・・』
隣の女性も呆れるほどの気合いを入れまくったものの、ちょびっとしか動きませんでした
因みに、これはあまりの重さに「弁慶の錫杖と高下駄」とも呼ばれてるそうだよ~
その後、いよいよ舞台にやって来て~
さっそく記念撮影した後に~
舞台から飛び降りちゃいました~
いやいや、そんなことしたら大変大変・・・
『清水の舞台から飛んだつもりで・・・』は言葉の中だけにしとかないとね~
その後、本堂にお詣りして~
縁結びで有名な「地主神社」にやって来ました
「地主神社」が創建されたのは、日本の建国以前と言われており、
古来より不老長寿の霊山「蓬莱山」として信仰を集めてきたそうです
『う~ん、やっぱり京都の歴史はスケールが違うわ~』
そうこう言いつつ、階段を上ると~
まずは、縁結びのご利益がある「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と
「因幡の白うさぎ」との3ショット写真を獲りました
(それにしても、「因幡の白うさぎ」はいい味だしてるよね~)
実はここに来たのは、娘から『縁結びにご利益がある御守りを買ってきて~』
とのリクエストに応えるためだったけど、徳川三代将軍家光が再建した社殿は
入母屋造りと権現造りの様式を兼ね備え、優美な姿を見せてましたよ~
因みに、歴史が古い当社と清水寺との位置関係からすると、
清水寺の本殿は当社の拝殿のようであるとも言われています
その後、「祓戸大神」の水晶玉に軽く手を触れ、開運を祈願しましたよ~
そして、ここには一対の「恋占いの石」がありますが、
一方からもう一方の石へ、目を閉じたまま無事にたどり着くことができれば恋が叶い、
誰かの助けを借りれば、人のアドバイスを受けて恋愛が成就すると言われています
これって夢見る女子に人気なんでしょうが、『現実的には人が多くてたどり着けないよな~』とか
縁が潰えたおじさんはゲスなコメントしちゃいました~
(あ~、ヤダヤダ・・・)
因みに、この石は縄文時代のものらしく、希少価値が高いものらしいですよ~
その後、横目で舞台を眺めつつ~
『レッツゴー』
メッチャ暑いのは相変わらずだったけど、気分よく森林を歩き~
「子安堂」に到着しました
この「子安堂」も見事ですが、ここから見る清水の舞台は格別で、
緑に包まれる姿は最高でしたよ~
その後、再び緑の中を歩き始めて~
「音羽の滝」に到着しました~
「音羽の滝」とは清水寺の開創の起源、かつ寺名の由来となった滝で、
こんこんと流れ出る清水は古来「黄金水」「延命水」と呼ばれ、清めの水として尊ばれてきました
本当は、この清水を飲むのはご利益あるのを知ってたけど、
長蛇の列ができてたので、あまりの暑さに泣く泣くスルーしちゃいました
そして、足元から「清水の舞台」を眺めましたが、圧巻でしたよ~
その後、再び歩き出し、「清水寺」に別れを告げました
その後、参道に戻って来ましたが、あまりの暑さにグロッキー気味で、
涼しそうな「京阿弥(きょうあみ)」に吸い込まれちゃいました~
どちらも火照った体を冷やすのに最高だったのは、言うまでもないですね~
そして、京都らしいキティちゃんや~
京都に縁があるとは思えないマスク等を眺めつつ~
先へ先へと歩を進めました
「灼熱の京都」編はまだまだ続きますよ~
いや、通しタイトル間違えました
「やっぱり京都、行こう」編は、まだまだ続きますよ~
【「青ブロ」のバックナンバー】
平成24年9月