【雛人形と銘菓を味わう飯塚編 その1】
平28年3月5日(土)
毎日うだるような暑さが続く今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか
しかし、「青ブロ」の世界は漸く息子君が卒業する3月になりました…
とは言っても、時期外れのコメントは受け付けませんよ~
さて、「青ブロ」では毎年3月には雛まつりの記事を書いていますが、
今年は福岡県飯塚市にやって来ました
飯塚市とは、福岡県中部に位置する筑豊地区の中心都市で、
人口12万8千人を擁する福岡県第4位の町なんですよ~
ここで、飯塚市にまつわる話をしますが~
江戸時代、長崎の出島に荷揚げされた砂糖は、
長崎から、佐賀・飯塚を経て、小倉へと続く長崎街道を通って
京都・大坂、江戸へと運ばれて行きました
南蛮から伝わったお菓子は、それまでの和菓子とは違い、
砂糖をふんだんに使っていたため、お菓子の世界に革命が起こりましたが、
長崎街道の沿線は砂糖のほか、菓子作りの技法なども入手しやすかったことから、
全国的にも有名な銘菓が生まれました
そのため、長崎街道は砂糖の道「シュガーロード」とも呼ばれ、
今なお、その技術と味は受け継がれているんですよ~
飯塚市に到着すると、最初に「千鳥屋本家」にやって来ました
「千鳥屋本家」とは、1630年に佐賀市で創業した「松月堂」を源流として
飯塚市に誕生したお菓子の名店です
その後、創業者の死後、全国に進出した子供達が袂を分かち、
東京では「千鳥屋総本家」、大阪では「千鳥屋宗家」、
福岡市では「千鳥饅頭総本舗」を立ち上げました
よって、当家が全国の千鳥屋のルーツであり、
先日倒産した「千鳥屋総本家」とは関係ないんですよ~
と、あれこれ書いてきましたが、
この調子で書き続けるといつまでも話が進まないので、早速本題に入りましょう
この時期の飯塚は、「いいづか雛のまつり」が開催されていて
「千鳥屋本家」も会場の一つとなっていることから~
早速会場がある建物の裏手に回り~
入口から中に入ることにしました~
『おお~っ』
中に入ると早速さげもんが飾ってありましたよ~
そして、貼り紙を見ると二階が会場だと書いてあったので、二階に上がり~
昔ながらの可愛い雛飾りがあったので~
パチパチ写真を撮った後に~
恒例の記念撮影をしました
その後、周りをよくよく見ると~
(って、何やら息子君の様子がおかしいですね~)
ここには「旧伊藤邸」が名勝指定されたことを祝い、
曲水の宴が飾ってあったので~
パチリ
またパチリと風情ある風景の写真を撮りました~
それにしても、ここには素敵な人形などが~
綺麗に飾ってあって、無料でこんなの見れるかと思うと、大満足だったよ~
そして、江戸時代後期の駕籠が飾ってあったので、またまた記念撮影しましたよ~
その後、雛まつり会場を後にして~
表側のお店に入り、丸ボーロを買ったら、チロリアンとお茶をサービスしてくれたので~
『おいしい、おいしい』
と言いながら、僕が子供の頃から慣れ親しんだ銘菓を堪能しましたよ~
メッチャ楽しかった飯塚編はまだまだ続きますよ~
【「青ブロ」のバックナンバー】
平成25年「柳川市」
平成26年「日田市」
平成27年「佐賀市」