ゴールデンウィーク初日の平成28年4月29日(祝)。
熊本地震が発生してから、募金・ペットボトルの送付等の支援を行ってきましたが、この日は特段予定もなかったこともあり、現地で直接的な手助けをするため、熊本市の災害ボランティアに参加しました。
朝6時に家を出たものの渋滞に巻き込まれ、8時20頃に漸く到着しました。

受付は9時開始だったので、時間前に着いてよかったなと思っていたら、

既に500人を超える大勢の方々がボランティア参加者の列に並んでいるうえに、
大勢のマスコミも詰めかけていて、すごい熱気に包まれていました。

こんなに大勢の人達が同じ思いを抱き、ここに早朝から詰めかけていることに、
まだまだ日本も捨てたもんじゃないぞと胸が熱くなりました。
朝9時になると早速受付が開始され、少しずつ列が進んでいき~

地下道に潜って、10時頃に漸く受付をすることができました。

その後、地下道から地上に上り~
(左が集合場所、右がボランティアセンターの本部となっています。)

いよいよ本部に向かい~

順番に席に座り、本日の段取り等についての説明を受けました。

熊本市のボランティアは以下のような流れで活動する仕組みとなっており~






僕は足が不自由な高齢の女性宅の片付けに行くことにしました。
因みに、活動先はマッチングにおいて「避難所で炊き出しの手伝い、女性2人」とか
「個人宅で部屋の片づけ、男性4人」とか読み上げられるので、
自分の意思で行き先を決めることができるところは、いい仕組みだと思いました。
一緒に行動したのは以下の3人の方々で、
実家が熊本市で、福岡県に居住のIさん、
岩手県に居住し、東日本大震災の支援の恩返しをしたいと福岡出張を利用して参加したTさん、
ランニングによる日本一周の旅を途中で中止し、急きょ駆けつけてきたIさんと
本当に日本全国から高い志を持ったメンバーが集まったなと、熱い思いにいっぱいになりました。
僕はこのグループのリーダーとなり、みんなを引率して個人宅に向かいましたが、
玄関先で訪問を告げると、涙ぐんで喜んでくれた女性に思わずもらい泣きしちゃいそうになりました。
家の中は予想通り箪笥が倒れたり、コップが割れたりしており、
依頼者の女性から地震の怖かった話とかを聞きながら、みんなで一生懸命汗を流して
1時間半くらいで、すっかり部屋を綺麗にすることができました。
女性からはいっぱいいっぱいの感謝の言葉をいただくことができ、
ボランティアに参加して本当によかったなと思いました。
活動を終え、ボランティアセンターに戻り、素敵な仲間と記念写真を撮りました。
この日は約1,000人の人達がボランティアに参加されたそうですが、皆さんお疲れさまでした


今回の地震では甚大な被害が生じており、息の長い支援活動が必要とされています。
皆さんも自分のできる範囲で、無理のない支援活動をお願いしたいと思っています。
一人一人の力は小さくても、みんなで力を合わせれば大きな力になると信じてます。
『思いはひとつ、頑張れ熊本・大分

次回は復旧作業が続く熊本市の様子をお伝えします。

なお、ボランティアに参加される方は高速道路が無料になる制度がありますので、
高速道路を利用される方は

【熊本大震災へのリンク】



