5年の歳月を経て | 青ちゃんのハッピー気分なブログ2(青ブロ2)
平成23年3月11日(金)

日本にとって未曾有の危機をもたらした日から、早いもので5年の月日が経ちました。

思い返せば、今から15年前の平成13年9月11日に仲間をニューヨークテロで失った僕は、
ちょうど9年半に東京で東日本大震災に遭遇しました。

運命の14時46分には、いつも通りに仕事をしていたところ、突然感じたこともない大きな揺れを体感したかと思うと、
いつまで続くのかと思うほど、いつまでも大きな揺れに恐怖心を感じました。

そして、テレビで観た東北沿岸部での衝撃の映像は人生観を変えるほどの怖さを味わいました。

その夜は都内で働く大勢の人たちとともに帰宅難民となり、職場で一夜を過ごしました。

その後、発生した原子力発電所で起きた大惨事や計画停電など、ここからの展開は皆さまも記憶に新しいと思います。

でも、ともすれば忘れがちになってしまうのは、今でも原子力発電所では現在進行形で対策が講じられ、
未だに17万4千人もの人たちが、我が家に帰ることができずにいること。

今の僕はあまりにも無力で、どうすることもできない面があるのがもどかしいのですが、
今までもそうであったように、これからも自分にできることを精一杯頑張っていきたいと思います。

そして、地震を経て一番感じたことは、生きてることの素晴らしさ。

これまでも後悔しないよう頑張って生きてきましたが、これからも被害に合われた方の分まで
頑張って人生を過ごしていこうと思います。

東日本大震災で被害にあわれた方とニューヨークで被害にあった仲間に、謹んで哀悼の意を表します。