【発祥尽くしの東京編 その3】
いつの時もご飯を食べる時って楽しいものですが、やはり東京でのランチは楽しみですね
この日は昼休みの時間を利用して、ちょっと足を延ばし、早稲田までやってきました~
早速、地下鉄早稲田駅を出て、早稲田通りをまっすぐ進んだ馬場下町交差点に
今回のお目当ての店「三朝庵」を発見しました~
この風情溢れる入口を見るだけで、歴史を感じさせてくれますが
江戸時代からここに店を構え、早稲田創成期から学生達で賑わっている老舗の店で
「カツ丼」と「カレーうどん」発祥の店としても有名なんですよ~
因みに、「三朝庵」の名付け親は、」早稲田の父である大隈重信だそうです
(それまでの店名は、ありきたりな「三河屋」だったとのことです)
それにしても、「カツ丼」と「カレーうどん」のメジャーな食べ物2品も
生み出したなんてスゴいよね~
逆を言えば、当店がなければ「カツ丼」も「カレーうどん」もなかったのかも…
と思うと、ゾッとするのは僕だけでしょうか
早速店内に入ると、「カツ丼」(790円)をオーダーしました~
ここで、「カツ丼」が出来上がるまで時間があるので、「カツ丼」誕生秘話を少し述べると~
1918年(大正7年)のとある日
宴会用に用意していた豚カツが、宴会のキャンセルで大量に余ってしまいました~
しかし、当時の豚カツは高価な食べ物で、捨てるのが勿体なかったので
冷めたとんかつを玉子と蕎麦つゆで綴じ、温かいご飯に乗せて
お腹を空かせた早稲田の学生に食べさせたそうです
そして、その丼を食べた学生から学生へと噂が広まり、当店の看板メニューとなったとのことですが
この機転の利かせ方は、「カレーうどん」を考案した店主ならではですね~
そうこうするうち、お待ちかねの「カツ丼」が登場しました~
『おお~っ』
これが、カツ丼発祥の店のカツ丼なんですね~
一見すると、普通の店のカツ丼と何ら変わりはないように見えますが
『美味~い』 でしたよ~
そして、豚カツの下には、定番の玉ねぎとつゆだくのご飯があり、これまた美味しかったよ~
当店は発祥の店だけあって、昔懐かしい味わいがしましたよ~
そして、蕎麦つゆが入ったお吸い物も美味しかったで~す
因みに、この交差点には1062年に源義家が八幡神を祀ったと言われる「穴八幡宮」があり
自然と足が向かいました~
大勢の皆さまから、台風に対する励ましのコメントやメッセージをいただき、ありがとうございま~す
僕も気を付けますが、皆さまもお気を付けくださいね~
【「青ブロ」のバックナンバー】
三朝庵の「カレーうどん」
記事にも登場した三朝庵が生み出した発祥の味のカレーうどん
僕は東京居住時代に食べましたが、美味しかったですよ~
発祥秘話を知りたい方は、下のリンクよりご覧ください
ヨーロッパ軒のソースカツ丼
カツ丼と言えば、玉子で綴じた豚カツと玉ねぎが定番ですが
福井のカツ丼と言えば、これなんですよ~