【久し振りの神奈川編 その2】
横浜を後にして、やって来たのは大好きな鎌倉
古都鎌倉は僕にとって思い出深い町で、東京に在住していた2年間に5回訪れ
書いた記事は5シリーズ計18本もあるんですよ~
自分で言うのもなんですが、我ながらよく書いたものです…
この日は時間があまりなくなってきたので、早速観光を開始して
大好きな「小町通り」を横目で見ながら~
「若宮大路」にやって来ました
そう、この道を真っ直ぐ進むと、「鶴岡八幡宮」があるんですよ~
「鶴岡八幡宮」は、日本三大八幡宮の一つに数えられていますが
鎌倉幕府を開いた源頼朝が1180年に鎌倉に入った際に
由比ヶ浜にあった八幡宮をこの場所に遷し、源氏の守護神にしたのが始まりなんで~す
因みにここにあるのは「一ノ鳥居」で~
ここから「若宮大路」を真っ直ぐ歩くと~
ドンドン道が狭くなっていきました
(上下の画像を見比べると、随分狭くなったでしょ)
実は、こういう風に作ったのは「鶴岡八幡宮」が敵から攻め込みにくくするためなんですよ~
と、源頼朝らの頭のよさに感服しながら歩いていると、「三ノ鳥居」にたどり着きました
そして、更に真っ直ぐ進むと行き止まり…
この橋は「太鼓橋」と言って、源平池にかかる長さ10mの橋なんですよ~
(この橋の右手が源氏池、左手が平家池と名付けられています)
と言うことで、「太鼓橋」を迂回して更に進むと~
雑誌・テレビ等でもご存じの「鶴岡八幡宮」がその姿を見せ始めました~
そして、手前に見えるのは「舞殿」
ここは、吉野山で源義経と別れた静御前(源義経の愛妾)が山僧に捕えられた後
この地に連れてこられて、源頼朝に無理やり舞を舞わせた「若宮廻廊」の跡地に建っています
静御前はその際に
「吉野山 峰の白雪 踏みわけて 入りにし人の あとを恋しき」
「しずやしず しずのおだ巻き 繰り返し 昔を今に なすよしもがな」
と、義経を慕う歌を唄ったため、頼朝を激怒させたと言われています
こんな平和そうな場所で、そんな哀しい出来事があったんだな~と思っていると~
幸せそうなカップルの結婚式が始まりました
二人には、悲しい運命をたどった静御前の分まで幸せになってほしいものですね~
『お幸せに~』
と、大勢の観光客から祝福の言葉をかけられ、周りは幸せムード一色でした~
そして、いよいよ参拝に
でも、その前にいつも気になるのは、2010年3月の強風で倒れてしまった大銀杏の木
ここに来たのは2年振りでしたが、ここは武家精神の拠り所であるだけに
新芽には強い生命力が宿り、すくすくと大きくなっていました
そして、いよいよ…
「青ブロ」大好きな急階段を上り~
(どうしていつも階段なんでしょうか…)
再びこの地に戻れたことに感謝しつつ、しっかりお参りしました
そして、参拝の後は当然ながら急階段を下りましたが
階段の先には「若宮大路」がうっすら見えていましたよ~
そして、ブラブラ歩き~
これまたお馴染みの「旗上弁財天社」に向かって歩いて~
源氏池の上にかかる小橋を渡り~
ここにもしっかりお参りしました
因みにここは源頼朝が旗上げした時に弁財天の霊験があったことにちなんで
建てられたそうなんですよ~
そして、毎度のこの看板
毎回書いていますが、ここは武家精神の拠り所だけに、亀も凶暴なんですね…
そして、源氏池で見かけたのは、平和を象徴する白い鳩
歴史を振り返ると、今の平和な世の中をありがたいと思いますが
いつまでも平和な日本でありますように
紛争が起こっている国々も早く平和な時が訪れ、みんなが幸せに暮らせますように
微力ながら祈っています
そして、平和を願っていると小腹が空いてきたので、お楽しみの「小町通り」へと急ぎました
【「青ブロ」のバックナンバー】
「古都鎌倉」シリーズ:「霊験あらたか鎌倉円覚寺」編
「晩秋の鎌倉」シリーズ:「長谷観音像に心を奪われた」編
「湘南と風と」シリーズ:「最後から二番目の恋」編
「紫陽花を探しに鎌倉へ」シリーズ:「長谷寺は紫陽花に包まれて」編
「シーズン イン ザ サン」シリーズ:「絶品!!しらす丼」編