【湯煙漂う温泉の街 別府編 その6】
別府の旅二日目は別府観光の定番である地獄めぐりをしました
地獄とは地上に現れた温泉噴出口のことを指し、噴気・熱湯などが地面から噴出し
この世のものとは思えない光景を作り出しています
そんな恐ろしい光景が別府には8ヶ所あり、それぞれ「血の池地獄」・「竜巻地獄」・「白池地獄」
「鬼山地獄」・「かまど地獄」「山地獄」「鬼石坊主地獄」「海地獄」と呼ばれているんですよ~
まず、今回最初に訪れたのは地獄めぐりの代表格である「血の池地獄」で~す
地獄入口は左に行けと書いてありましたが、それより気になるのは…
あの~、この顔夢に出てきそうなんですけど…
と、怖いんだか楽しんでるんだか微妙な反応をした後に、漸く地獄へとたどり着きました~
それにしても、見るからに「血の池」というネーミングがピッタリの池ですね~
『お~い、危ないぞ~』
中はこんな感じで、本当に血がたまったような恐ろしい雰囲気でした~
ここで、何でこんな色に染まっているのか科学的に説明すると
熱泥に含まれる酸化鉄が、空気中の酸素と反応して赤くなるんだそうですが
そんなことを真面目に考えていると面白くないので、取り敢えず頭の端に置きつつ
「青ブロ」定番の階段を上り~
こんなに広いなんて、驚きでした~
因みにこの池は広さ約1,300㎡、深さ約30mもあるそうなんですが
テニスコート1面の広さが約260㎡なので、5面分と一緒なんですよ~
こう説明すると、この広さがお分かりいただけますでしょうか
この奥には鬼のイラストが入った「立入禁止」の貼り紙がしてありましたが
奥から本当に鬼が出てきそうな雰囲気でしたよ~
(んなわけないよね~)
本気なのか冗談なのか、その真意は測りかねますが
この風景を見て、ここは安全だ~と思う人などいないと思いますが、いかがでしょうか
でも、こんな可愛いテーブルと椅子や~
『ユルいの大好き~』
この写真見てお気づきでしょうが、親子仲良く顔出ししましたよ~
そして、次に向かったのは「鬼山地獄」
ここに入ると、一面湯気が立ち込めていて~
地獄は殆んど見えませんでした~
だって、危険って書いてなくてもあんまり近寄りたくないもんね~
そして、ここにもおっかない鬼が~
でも、よく見ると全然おっかなくないけど…
それに、右手の看板には『危険ですから鬼に登らないでください』と書いてありましたが
それは、鬼が怒って暴れだすのか、それとも単に壊れるだけなのかどちらでしょうか
『あはは…、ユルいの大好き~』
しかし、ここの本当に意味での地獄はここからが始まりなんですよ~
----- 『DANGER』 -----
心臓などの具合が悪い人は、ここから先は見ないことをお薦めしますよ~STOP
じゃ、ここから先は具合がいい方だけということで、早速再開しますね~
地獄の番人のような風貌をしているワニで~す
実は、ここの地獄は別名「ワニ地獄」と呼ばれていて
1923年(大正12年)に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始め
今では、約80頭ものワニが生息してるんですよ~
そして、さらに奥に入っていくと~
おっ、いたいた
しかし、よく見ると睨まれてるような
僕はエサじゃないからね~、とワニに伝えたのは言うまでもありませんが
ここからがここの名物の始まりなんですよ~
飼育員のお兄さんは手にエサを持っていて、眼下にはその様子を覗うワニがいて~
『ひょえ~~~』
そして、ワニが大勢いる檻に向かうと、あろうことかワニがこちらに殺到してきました~
それもそのはず、僕の隣には先ほどの飼育さんがいたからで~
この光景を見てお気づきになる方もおられると思いますが
しかし、ワニは結構豪快にジャンプしていたので、檻がなかったらと思うと
背筋がぞ~っとしました~
そして、白骨体が展示されていましたが~
ワニってこんなに尻尾が長いんですね~
だからジャンプできるんですね~
別府名物の地獄めぐりは、まだまだ続きますよ~