【歴史溢れる長府編 最終回】
話を少し前に戻して、「忌宮神社」の後に訪れたのは「乃木神社」
「乃木神社」は二百三高地を指揮した乃木将軍が明治天皇崩御に際して
夫人と共に自刃をしたことから、ご夫妻の忠誠心を後世に残すために
東京・京都を始め、全国各地に建立されました
早速参道を歩いていって~
しっかりとお参りしました~
そして、ここには乃木将軍夫妻が安らかな顔をして、来る人たちを優しく包んでいました
実はここに「乃木神社」が建立されたのは、この地が乃木将軍の生まれ育った場所だったからで
今は生家が復元されていました
そして、この中にはお父さんに怒られてションボリしている乃木少年がいました
乃木将軍といえば、将軍姿しか見たことないですが
やっぱりこんな子供時代もあったのですね
そういえば余談ですが、小田原の報徳神社では
おじさんになった二宮金次郎に遭遇したことを思い出しましたよ~
(いわゆる逆バージョンですね)
因みにここには、「さざれ石」もありました
(上に乗った小さい方の石です)
「さざれ石」とは国家に出てくる石ですが
この歌は「古今集」のこのフレーズから取られたものなんですよ
『さざれ石』
わが君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで
そして、これが巌となった姿
今まで国家は何百回も歌いましたが、「さざれ石」は初めて見ました~
この石をこの場所で見つけたのは、本当に偶然でしたが
こういう意外な発見は、旅の醍醐味ですよね~
その後、「覚苑寺」にやって来ました
紅葉が見事な参道を歩いていくと~
風情溢れる風景が広がってきました
ここ「覚苑寺」は奈良時代の貨幣である和同開珎の鋳造地跡に
1698年に建立されたお寺なんですよ~
(それにしても、和同開珎なんてフレーズ、高校卒業以来初めて使ったような・・・)
そして、この奥には~
乃木将軍が勇ましい姿を見せてましたよ~
最後に訪れたのは「長府観光会館」ですが~
今回買ったのは「北海道生ソフトクリーム」で~
『メッチャ美味いよ~』
やっぱり冬もソフトが一番だよね~
そして、「晋作餅」
「晋作餅」とは甘さを上品におさえた小豆あんを赤シソをつぎ込んだお餅で包み鉄板で焼き
さらに外側を赤いシソの葉でくるんだお餅なんですよ~
でも、このシソの葉でくるんだお餅が美味しかったんだよ~
歴史溢れるちょっと渋めの長府編はこれにて終了で~す
【「青ブロ」のバックナンバー】
おじさんになった二宮金次郎へはこちらから⇒『海を見ながらハイキング』編