【会津若松弾丸ツアー 最終回】
飯森山には、もう1つ見処があります
それは「さざえ堂」
「さざえ堂」とは、江戸時代中期の1796年に建立された6角3層のお堂です

そして、特筆すべきなのは通路が二重螺旋構造になっていることで

同じ場所を通らずに上り下りしながら、所々にある観音様にお参りできる全国でも珍しい建物なんですよ

早速入館料400円を払って、上ってみましよう

『う~ん、確かに段差のない螺旋階段が続くな~
』暗くて分かりにくいでしょうが、ここが頂上

ここから下りになります

『確かに、前の道とは違うから面白いな~
』薄暗い建物に一人ぼっちで上り下りしていたので、ブツブツと独り言を呟いていました



ちょっと危ないおじさんですね

薄暗い道を上り下りするだけですが、ここは1995年(平成7年)に国の重要文化財にも登録されており

他では味わえないので、是非行ってみて下さ~い

でも、この句はかなり大袈裟かな

『天高し ピサの斜塔と さざえ堂』
「ピサの斜塔」も「さざえ堂」と比較されて、さぞビックリしていることでしょう

そして「さざえ堂」から山を下りていくと、白虎隊の通った洞窟があり~

その先には「厳島神社」がありました

神様も、目の前を通りすぎた白虎隊に訪れた悲劇を

この時は知る由もなかったでしょう

そして、もう少し歩くと「旧滝沢本陣」がありました

ここは、参勤交代や領内視察の際の殿様の休憩所なんですよ

そして、戊辰戦争の時に松平容保が指揮をとり、白虎隊の出陣した場所でもあります

ここには、戊辰戦争時の刀や鉄砲玉の傷跡があるみたいですが、時間切れ~

最後に、電車の時間まで余裕があったので、晩ごはんを食べることにしました

今回のお店は「割烹 田季野」

ソースかつ丼という強敵がいながら、この店に来たのはどうしても食べたかったものがあるから

それは「わっぱ飯」と「こづゆ」です

と言いつつ、まずはビールで乾杯
そして、待つこと10分超、漸くフルメンバーが登場
早速、蓋を開けると~
山の幸と海の幸の香りが漂ってきました



見るからに美味しそうでしょ

そして「こづゆ」

「こづゆ」とは、会津地方で祝い事には欠かせない汁椀

干し貝柱の出汁に根菜類や豆類を入れ、薄口醤油で仕上げるそうです

そして、「馬肉の時雨煮」(左側)と「切りこぶ」(右側)

会津若松は熊本などと並ぶ馬肉の消費地なんですね

どの料理も心に染み入り、とても美味しかったです

そして、帰りの電車の出発時間は19時5分

色々な人と出会い、たくさんの思い出を胸にして帰路へ着きました

で、家に着いたのは23時近く

朝出たのが、5時だから延べ18時間

我ながらよく頑張りましたね~





















