【晩秋の日光編 その3】
旅のお楽しみといえば、美味しい食事ですねって、今さら言うまでもないですね
これまで「青ブロ」では、各地のグルメをご紹介してきましたが
今、日光でランチといえば、やはり「日光金谷ホテル」の「百年ライスカレー」(1,995円)でしょう
「日光金谷ホテル」とは、明治6年創業の日本最古のクラシックリゾートホテルで
「百年ライスカレー」とは、2003年に「金谷ホテル」の蔵で見つかった100年前、大正時代のレシピを再現したカレーです
カレーが1,995円もするのかという意見も当然あるでしょうが
カレー党としては1回は食べてみたいものですね~
このカレーは、先日「モヤさま2」でも取り上げられたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか
早速、坂を上って「金谷ホテル」に向かうと~
3分程でホテルが見えてきました
そして、重みのあるドアをくぐり~
中に入ると、歴史の重さを感じる雰囲気に少し緊張しました~
僕は到着したのが、12時前だったので、ラッキーな事に10分程度の待ち時間で着席できました
「百年ライスカレー」は、ビーフ・チキン・鴨の3種類から選ぶことができますが、ここは王道のビーフを注文
大正浪慢への期待に胸が膨らみます
5分待ち、サラダがうやうやしく登場しました~
さらに5分待ち、漸くフルメンバーが勢揃いしましたので、まずは集合写真をパチリ
しかし、こうやって眺めていると、昔のカレーはエラかったのだなとしみじみ思います
だって、このライス見てくださいよ
上に載ってるの、何だと思います
何とスライスしたアーモンドですよ
今までの人生で、アーモンドが載ったライスなんて食べたことがありませんが、皆さんも食べた事ないでしょう
『えっ、あるんですか』
あると答えられたら、話が続きませんね~
ここはないということにして、続けて見てください
早く食べないと冷めちゃいますので、食事を始めま~す
まずは、うやうやしくルーをご飯にかけましたが~
しかし、どの位の量をかければいいのかが、いつも悩みの種です
カレーのレシピと共にカレー作法も蔵から発見されたら、この悩みも解決されるのに・・・
結局、中途半端にかけちゃいました
いかにも日本の小市民らしい中途半端な選択ですね
そして、うやうやしく食べると~
『美味しい』
しかし、今まで食べたカレーとは全然違い、甘くて独特の味です
続いてビーフを食べると~
『これは美味~い』
トロトロになったビーフは文句なく美味いしかったけど
このビーフを食べていると、今のカレーは可哀想だとしみじみ思いました
だって、2,000円のカレーと聞くとみんなビックリするでしょ
でも、友達のハヤシライスやビーフシチューは高すぎると思うけど
2,000円する店も結構ありますよね
人気があるので、大衆的になりすぎているけど
カレー党の一員としては、
せめてハヤシライスやビーフシチュー並のステータスを醸し出してほしいと願っています
大正浪慢に浸りながらの優雅なランチは、うやうやしく終わりを告げました
食事を終え通路に出たら、20人位の人が待っていてビックリでした
これが、テレビ効果によるものか、お店本来の実力なのかは分かりませんが、カレー党復権に向けての第一歩かもしれませんね
次回は、日光山内のユル~い話です