高校選び | あお葉ゼミナール塾長と塾生の泣き笑い365日

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最近の中学生は一体何を基準に志望校を選んでいるのだろうか

保護者の方が思っていることは

良い高校に行くと良い大学に入れてより良い将来が待っている、だから一つでも良い高校に行ければと

ほとんどの親が思っていることです

 

もしも、子どもたちが親や教師の言うことを信じて高校を選ぼうとすると、またもやそこで壁にぶちあたります

高校の違いが分からないため、数ある高校の中から一体どこの高校を選んでいいのかわからないのです

〇〇高校、××高校、△△高校と名前が違うのは分かるが、ネットなどで調べても、そこに明確な違いを見出すことが出来ずに子供たちは途方に暮れてしまいます

そして結局「行きたい高校がなかなか見つからない」「行きたい高校が見つからないため勉強に身が入らない」ということになるのです

 

いつまでたっても志望校が決定しない子供たちをみて親や教師たちはだんだんとイライラしてきます

だったら「学校見学でもしてきたらどうか」と提案します

子どもたちは素直に言うことを信じ、たくさんの高校の文化祭や体育祭や学校説明会などに参加します

そして結局「あそこの文化祭が一番楽しかった」「この学校は古くてボロイから行くのは嫌だ」「あの学校は新築の校舎だからいいな」「あの学校は制服が可愛いから」というような、なんともお粗末な高校の選び方をしてしまうのです

 

先生方がよく言う「まず夢を持とう、そしてその夢から逆算して高校を選択しよう」という崇高なスローガンに基づいて

自分の行きたい高校を選択した子は果たして何%くらいいるのでしょうか

大人が口をそろえて言う高校選びのスローガンは全くの理想像にしかすぎないのです

しかしこの崇高なスローガンは、少々綺麗ごと過ぎて単なる無責任にも思えます

大人は当たり障りのない綺麗ごとだけを子供に教えたがります

しかし綺麗ごとだけでは世間は渡っていけないのも

事実なのです。

 もっと苦々しい話を聞かせても、親の心子知らずで

我関せずなのが今の受験生なのです。