あおば理科です。
今回は、授業テーマの紹介です。
小4コースの2月のテーマは「地球・わく星・月」
実験というよりも、教材を使いながら、地球の自転やわく星の大きさなどを体験してもらいます。
最初は、地球儀を使って地球の自転、そして、ライトも使って昼と夜についてみてもらいます。
ここで、地球の赤道の1週は4万㎞。では、赤道の上に立っている人は、どのくらいの速さで東に向かって動いているのかも考えてもらいました。これは、想像以上に速いですので考えてみてください。
次は、太陽系の惑星の名前と大きさ、加えて太陽の大きさについて学習しました。
左の子供の手には、直径5mmのスチールボールがあります。
右は直径50cmほどのヨガボールです。これは、地球と太陽の大きさの比を表しているのです。
太陽の大きさに圧倒されますね。
後半は、月について詳しく学習します。
地球を地球儀の大きさとすると月の大きさは、どの程度でしょうか?
答えは、写真の発泡スチロールのボールの大きさです。これは、太陽系の衛星としてはとても大きいです。
続いて、地球が地球儀の大きさとしたら、白いボールの月はどのあたりにあるでしょう?
1m先?2m?それとも3m?生徒たちは、大体3m以内にあると思うようです。
しかし、答えは右の写真。約7m離れています。とってもとっても遠くを回っているのです。
その後、月の見かけの大きさも学習します。※解説省略
満ち欠けの理由をこちらもボールとライトを使って体験してもらいます。
月が地球の周りを回っているため、満ち欠けが発生しています。
最後は、月の月齢が調べられる月齢早見盤を作って持って帰ってもらいました。
ちょうど先日、皆既月食がありましたが、この日が満月だったこともわかります。
このテーマは、小学校4年生には少し難しい内容ですが、宇宙への関心をもってもらうきっかけになればと思います。