先週土曜日、「マエストロ!」初日舞台挨拶に参加してきました。
無事初日を迎えることが出来て嬉しい。
ちょうど1年前の今頃は半べそかきながらチェロと格闘しておりました。
他の仕事もせずひたすらにチェロの練習に専念したのはなかなか不安でもありましたが、役のためにそういった準備期間を設けられることはあまりなく、ありがたいと思う気持ちと、新しい挑戦への喜び、そしてなによりチェロの魅力のおかげでどうにか乗り越えることが出来たように思います。
他の役者のみなさんも楽器に苦労させられながらもその魅力に取り憑かれていたのではないかと思います。
結果、撮影では誰一人も吹替えせず自分たちで演奏しているのですよ。
ヨリのカットまでも!
(※練習当初は手元の吹替えの方も準備しているとの話だったのですが、練習が進んで行くにつれスタッフの方たちの要求と思いが膨らみ結局撮影直前に「河井さん、吹替えの方は呼んでませんから」と言われた時には、騙されたー!と心の中で叫びました。もちろん引き受けたからには自分で演奏する覚悟はしていたのですが、何処かで拠り所にしていた保険がなくなったときの心許なさといったら。でも完成した作品を観て自分たちで演奏して本当によかったなと改めて思ったのでした)
相当に追い込まれましたが、その切羽詰まった感じも映画では臨場感となって映っているのではないかと!
思いを綴っていたらつい長くなってしまいました……あしからず。
すでに観てくださった皆さま、どうもありがとうございます。
コメントも嬉しいです。
まだ観てないなぁという方も、全国津々浦々上映はまだまだ続きます。
足をお運び頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
追伸
監督がどうやらTwitterでQ&Aをやっているようです。
イベントなどでは質問しにくいし…と思っている方!この機会に是非質問してみてはいかがでしょうか↓
それではまた。