自分の名は「渡部匡」と書いて「ワタナベ・マサシ」と読むのですが、こちらは今日、仕事場に届いた荷物の送り状。⬇️

渡部の「部」が「辺」になっていたり、「匡」が「匠」、或いは中の「王」が「玉」と書かれていることは年中ありますが、これは初めて見る斬新な間違いで思わず笑ってしまいました。
想像するに、ワタナベという読みから先ず頭に「渡辺」の二文字が浮かび、慌てて「渡」と「辺」の部首を混同したのではないかと思われます。渡る、とか渡米と書く時にまさかこういう字にはならないでしょう。何か一文字で「ワタナベ」と読めそうな面白い字ですが、残念ながらこういう常用漢字は存在しません(笑)。
漢字間違いもあれば、読み間違いも多い名前で、姓はワタベ、名はタダシ、タクミなど・・。まれには中学の時にトベ君と呼ばれたこともある。自分の事だと思わず机でボヤっとしていると、先生がこちらを見ながらもう一度大きい声で呼ぶので気がついた(しかしトベだったら戸部、戸辺、砥部などと書くのが通例ではないか?)。
さすがにトベ君はその時くらいでしたが、幾通りにも読める姓名だから最初から上下ともに当てられることは少ないです。また読み間違われても私は一向平気なほうで、何とお読みするのですかと訊かれなければ訂正はしない。ただし、仕事上では正しく覚えてもらったほうが良いと思い、自分の店を開業する時にはローマ字の屋号(Watanabe)にしたというわけです。