建物がまず「現存する宮城県内最古の洋風木造建築」という歴史的価値の高いもので、昭和53年に仙台市有形文化財(建造物)に指定されています。
元は旧陸軍歩兵第四連隊兵舎(明治7年(1874)完成)として70年間使用され、戦後は昭和31年まで米軍駐留施設となり、その後、昭和50年までは東北管区警察学校として使用されました。昭和52年に今の一棟だけを現在地に移築し(残りの建物は解体)、昭和54年に歴史民俗資料館として開館しました(以上パンフレットを参照)。
老朽した建物を再三補強しながら保存、活用している例は仙台市内では珍しい。市中心部には、和洋を問わず明治期以前を偲ぶよすがとなる建築物は残っていないだけに、その端然とした外観も含め希少価値の高い存在です。

昭和の生活用品の数々⬇️





「農村のくらし」コーナー⬇️

「農家の台所」コーナー⬇️
これはお盆の供え物。

そのほか「町場のくらし」、「企画展示室」もあり、我々のわずか数代前までの人々の生活様式と仕事内容が、豊富な展示物を通じて具体的に理解できるようになっています。この資料館に来るたび、自然との密着度の高い、厳しくも質実な昔の人の暮らしぶりを目の当たりにして非常に身の引き締まる思いになります。祖父母の代までは経験していたであろう、不便そうな洗濯板や洗濯機、質素な暖房器具、手動の農機具等を使った日常生活は、何事によらず手間を省きたがり贅沢を好む今の人たちの感覚ではとても耐えられないだろうと想像してしまいます。
大人240円。幅広い年齢層にわたって楽しんでいただける満足度の高い資料館だと思いますので、ぜひ足をお運びください。






