今朝早起きしてオーディオ部屋の片付けを始めたら、中途半端では止められなくなり、一応元通りの空間に戻すことができました。


新品同様の中古品として手に入れ、一年半ほど丁重に扱ってきたスピーカーはフローリングに叩き付けられ、新品の木製スタンドと共に傷物になってしまいました。カラヤンとかメニューインのアニバーサリー物のCDブックやCDボックスなど、特別に大切にしている物もスピーカーの下敷きになって破損しましたが、スピーカーの傷痕を見る限り、それらの小物が幾らか緩衝材の役目を果たしていたように思います。
箱の頭を下にして転がっていた割には、目立つ傷はこれだけ⏬

再生してみたところ、音に異常は出ておらず、左右のバランスも良好で本当に安堵しました。
モノラルでないとバランスがよく分からないので、地震前夜に聴いたばかりのトスカニーニの英雄(1939)を掛けましたが、全く元通りの押し出しの強いぶ厚い音で鳴ってくれました。機器のグレードが上がったわけでは無いのに、何かいつも以上に感動を覚え、白熱したベートーヴェン演奏に目頭が熱くなってしまいました。

床に落ちていた何十枚ものLPのジャケットも、一応一枚ずつチェック。ほぼ異常なし。⏬
