足のアーチを例に構造物の形状をなしている際の必要な力学という面から書いてきましたが、
踏まえておきたいところは、
足のアーチで言えば、気持ちが良いからと言ってその構造物を壊してしまうような力学を加えるのは後々厄介なことを引き起こす原因となりますし、
そもそもアーチが崩れている偏平足が疾病かと言えばそのようなことはないわけで・・
アーチ形状を維持するために何かを敷き詰めては、その介在物がないと形状が維持できない足となってしまうこともあり得るわけです。
いわゆる依存してしまうわけですね。
現在は直ぐに効果効能が出ることが良いとされているし、表現が悪いかもしれませんが、ある種の演出になってしまってもいます。 患者さん自身が快方へ向かう一手となるなら時には演出も必要ではありますが、アピールとそれに惑わされる風潮が強くなっているようには思います。
身体に与えている力が、構造を壊すことになっていないか その力を与えないと反応しない身体になってしまわないか
ちょっと後々のことも考えておくことが必要かと思います。
結局のところ、
こちらが出来ることは背中を向かうべき方向へ押すことくらいです。そこから進むかどうかはその方次第かと。
進まないことが悪いとは思っていませんが、後々に身内にお世話になり迷惑をかけることになるのではと
久しぶりに時間のとれた休日は、天気も良く
相模川沿いから
「寒川さん」へと
まだ人も少なく、
大分前からですが「柄杓」が復活しています
もうしばらくは晴れた日の参拝が可能のようですね。