ひざのはなしを続けて書いてきました。
まとめてしまうと、
すべての関節がそうなんですが、関節の曲げ伸ばしは単純な前後運動ではなく回転が入っています。
ひざを曲げた時
伸ばした時
ひざに関しては靭帯の走行が斜めに交差しているので解りやすくなっています。
そもそも回転している地球上で生まれて育ったのですからそのような動きを獲得してきたわけです。
そして、重力という1Gの負荷に対応して身体が形成されたわけでもあります。
関節も 指と指が骨として青いゲルは軟骨とした際、
荷重がかかった方が滑らかに動きます。
また、膝に関しては移動肢でもあるわけで長く使えることが重要です。
他の関節と違い、膝蓋骨というお皿が滑車の役割をして動きの滑らかさに重要な役割をしてくれています。
螺旋状に動いている証として、歩行の際の足の裏の接地はのような螺旋を描いて動いています。
土踏まずという意味も解りますね
まとめると、歩行という移動に則して形成されたわけですから、いかに移動し続けられるかという観点で膝を診ていくことが重要であり、受け手側も正しい歩行にて使っておくということが重要ということになります
その大原則から外れた運動の仕方やケアが多くあります。
一時は良しとしても原則を忘れず対応しておくことが患者さん側にも必要とされる時代となってきています。
月に一度は帰省して、帰省先にても治療活動をしています。
とある天気の良い帰省日は整備された遊歩道を
道が良く、ロケーションも良いので歩いている人が多いですね 環境って大事。