今日も2度目の書き込みです | 藤枝NEW青葉庭球倶楽部

今日も2度目の書き込みです

6時半からの、30分プライベートレッスンが終了しました。

 

 

7時というのに、クソ暑いです。

 

 

正直、少し横になりたいんですが、9時からの初級クラスに支障が出るので、

 

 

頑張って目を開けて過ごすために、今日も2度目の書き込みです。

 

 

1度目の書き込みで、20周年記念パーティーの詳細を書きましたので、

 

 

出席して頂ける方は、そちらをご確認下さい。

 

 

さて、まずは、昨日の親子同時テニスは、伊東が担当しました。

 

 

今日のお知らせで、あえて、一貴コーチでは無く、伊東が担当する事を

 

 

書きませんでした。伊東が担当で、誰も来ないと、精神的なダメージがあるな・・・

 

 

そう思い書きませんでしたが、4人参加してくれたので、嬉しかったです。

 

 

次からは、イレギュラーな事が無い限り、一貴コーチが担当しますので、

 

 

安心して来て下さい。

 

 

さて、朝のプライベートレッスンの選手は、昨日の中体連予選で負けてしまい、

 

 

本戦に行く事が出来ませんでした。

 

 

最近は、格下に負ける事が多くなり、ここが踏ん張りどころです。

 

 

現在中学2年生。

 

 

小学生の時は、県小6位、東海大会ベスト16に残りましたが、

 

 

これ以降、東海大会出場がありません。

 

 

今までの青葉の選手達の傾向は、小学生で東海、又は全国まで行った

 

 

選手達は、一人を除いて、攻めて行くタイプの選手達でした。

 

 

他の選手達より、パワーヒッターで、そのボールに、相手が付いて行けない。

 

 

そういう感じで勝てていました。

 

 

一人、東海中日で、中2の時に、試合を観に行きましたが、

 

 

パワーが違いすぎて、相手が返球出来ない。全て圧勝で、観ていて、

 

 

得るものが全く無く、面白くもなんともない試合でした。

 

 

この選手には常々

 

 

「中3以降は、相手の脚力が上がり、そうそう打ち込んでも決まるものではない。

 

 

勝てている今から、ディフェンス強化の練習に真剣に取り組むように」

 

 

そう毎回言っていたんですが、打ち込んで勝てているので、強化をする

 

 

意識が非常に低く、真剣に取り組みませんでした。

 

 

そして中3になり、数人、速いボールへ対応出来る脚力を身につけた

 

 

選手達が出てきました。

 

 

もう攻めても決まらない。

 

 

それどころか、速いボールで切り返され、そのボールに対応出来ず、

 

 

崩されて、昔とは逆に、相手に攻め込まれる。

 

 

この様な試合展開になる事が多く、中3では、ベスト8に入るのが精一杯まで

 

 

下がりました。

 

 

ディフェンス強化をしていなかったつけが回ってきました。

 

 

小学生の時に、打ち込んで勝てている選手達は、ディフェンスの

 

 

意識が低くなるので、自分は打ち込んで勝てる選手には、

 

 

小学生からは育てたくない。

 

 

小学生の頃は、相手の速いボールに付いて行けずに負けてしまい、

 

 

「もっと速く動いて、沢山ボールが返球出来る様にしよう!」

 

 

この意識が小学生の頃から芽生えて、ディフェンス強化の重要性に、

 

 

早い世代から気が付いてくれることを、自分が望んでいる事です。

 

 

だから、中学2年生頃までは、「打ち込まれて対応出来ず負けました」

 

 

この負け方は、全く気になりません。

 

 

今日のプライベートレッスンを行った選手も、現在中学2年生。

 

 

先ほど書いたように、中2の時の東海中日では、青葉の中2のボールに

 

 

対応出来なかった選手達が、中3の時の、志太榛原ジュニアや

 

 

県ジュニアでは、対応してくる選手が出てきました。

 

 

たった1年で立場が逆転しました。

 

 

今日の行った選手も、背は伸びましたが、身体の線が細く、

 

 

特に足のふくらはぎは、筋肉が付いていません。

 

 

自分は、ふくらはぎの筋肉量を必ず見ます。

 

 

ふくらはぎを見れば、ある程度、鍛えているか否か分かりますし、

 

 

質の良いふくらはぎをしていると、フットワークが良い選手が多いです。

 

 

毎回、プライベートレッスンのチョイスが、ショットの技術的な事をこの選手は

 

 

言ってきます。単品でのショットは、かなり質が高くなりました。

 

 

じゃあ、何故最近勝てないのか?

 

 

本番の試合では、中学2年生だと、彼は早生まれではないので、

 

 

16歳以下の部になります。高1の早生まれまでとの対戦です。

 

 

格下でも、パワーが違う選手もいます。格下だとミスも多いですが、

 

 

1発の速いボールが打てる選手だと、今はまだこの選手は崩されてしまいます。

 

 

まずはこの部分を改善しなければいけません。

 

 

負荷の掛かるドリル練習や振り回し、コート内短距離ダッシュの繰り返し、

 

 

素早く戻る訓練などを継続して行っていけば、この部分は徐々に改善され、

 

 

1発の速いボールを切り返し、カウンターが打てる様になれば、

 

 

1年あれば、パワーヒッターに負けているのは改善されて、立場逆転出来ます。

 

 

次に、彼の性格でしょうが、先に決められることが多くなると、自ら無理に

 

 

攻めて行きミスをしてしまう点。

 

 

何度も書いてますが、中2までは、何球も速いボールでエースを取られて

 

 

負ける事は、自分は全く気にしません。

 

 

それよりも、決められることを恐れ、先に先に攻めようとして無理をして

 

 

打ち込むことをしてしまう癖を修正して欲しい。

 

 

これも、先ほど書いたように、ディフェンス強化をして、自分の物になれば、

 

 

同時に解決する事です。

 

 

最後に、負けが続くと、今までこの青葉選手に勝てなかった他クラブ選手達が

 

 

「俺も勝てるんじゃないか?」

 

 

そう思う様になります。

 

 

これが一番厄介で、例えば、他クラブ所属のチームメイトが、

 

 

勝てたりすると、練習試合では、その選手には勝てる選手もいます。

 

 

そうなると、

 

 

「あいつが勝ったなら、自分も勝てるんじゃない?」

 

 

こういう意識が芽生えます。

 

 

こうなると、勝ててた時は、相手は試合前から

 

 

「多分負けるんだろうな・・・」

 

 

そう意識で試合に入ってくるので、最初から、無理をしてミスをしたり、

 

 

少しリードすれば、諦めの気持ちになり、勝ちやすくなり、実際勝てます。

 

 

名前勝ちを最初から出来ているので、まず各下にはこの様な状況の時は

 

 

負けません。

 

 

でも、負けが続くと、今は誰に負けたという情報がすぐに手に入ります。

 

 

今まで負け続けていた選手達も

 

 

「今なら勝てるかも?」

 

 

この意識になると、名前勝ちが出来ません。

 

 

こうなると、相手が序盤から試合を壊す事が無くなります。

 

 

そして、序盤競ったり、今まで勝ててた選手が劣勢になると、相手は

 

 

「やっぱり勝てる!」

 

 

そういう気持ちになり、負けが続いている選手は

 

 

「今日も負ける・・・」

 

 

こういう意識が働きます。

 

 

そうなると、相手の方が、はるかに前向きな意識なので、本当に負けてします。

 

 

こういう風な悪い流れになります。

 

 

自分が最初にこれを経験したのが、高校2年生の時です。

 

 

それまでは、同級生や年下に、日本人には負けた経験がありませんでした。

 

 

高2の5月に初めて同級生に負けてから、立て続けに、1学年下の選手に、

 

 

3人も負けました。1学年上も、3人強い選手がいましたが、それ以外には

 

 

負ける事は無かったんですが、高校2年の5月から高校3年の4月までで、

 

 

沢山の今までは負けた事が無い選手に負けました。

 

 

負けはしなくても、簡単に勝ててた相手に、かなり苦戦するようにもなりました。

 

 

皆が

 

 

「伊東新には勝てない・・・」

 

 

この意識が

 

 

「今の伊東新なら勝てるかも!」

 

 

そういう意識で試合に入ってくるので、全ての選手との対戦が

 

 

苦しい試合を強いられました。

 

 

何故自分がまた這い上がれたかというと、自分には、高校の時、

 

 

コーチがいませんでした。部活の顧問はいましたが、自分にアドバイスを

 

 

送れるほどでは無かったです。

 

 

だから、自分自身を信じて前を向いて進むしかなかった。

 

 

こうと決めた打ち方なら、負けが続いている時も、変えずに自分を

 

 

信じて続けました。

 

 

そして、フォアーハンドが1年少し経ちましたが完成しました。

 

 

バックハンドは、腰付近でも、ジャンプして打つ変則的な打ち方でしたが、

 

 

自分を信じて継続して行った結果、自分の物にしました。

 

 

フォアーもバックも、他の選手には真似が出来ない

 

 

「伊東新だけの物」

 

 

これが完成したのが、高校3年の6月頃です。

 

 

ここからは、自分で見つけて完成した物でしたので、試合でもブレる事

 

 

無く打てて、元々、ディフェンス力は、他の選手達より上だったので、

 

 

カウンタショットに更に磨きをかけ、攻め込んでくる選手達には、

 

 

パッシングショットの精度を上げました。

 

 

結果、皆の意識が

 

 

「伊東新に中途半端に攻め込んでも、切り返され逆転されるショットを

 

 

打たれる・・・」

 

 

昔の自分への評価に皆がまた戻りました。

 

 

ここまで来れば、名前勝ちしていた頃に戻ります。

 

 

相手は序盤が繋げて頑張りますが、自分は自分から攻めて行く事は

 

 

しないので、試合が動きません。50球でも100球でも平気で繋げます。

 

 

序盤は皆、自分に付き合い頑張りますが、繋げるのが限界になり、

 

 

我慢が効かずに、無理に攻めてきます。そこに切り返しのショットで

 

 

自分が攻めて逆転のショットを打たれるので、中盤以上は、相手は

 

 

策が無くなり、繋げる事を辞め、サービスダッシュ、リターンダッシュ、

 

 

1発強引なショットなど、試合を壊してくれます。

 

 

結果、夏には、全日本ジュニア18歳以下シングルス、全試合

 

 

ストレート勝ちで優勝し、這い上がれました。

 

 

長くなりましたが、今日プライベートレッスンを行った選手も、今日

 

 

書いたことを意識して練習に取り組めばまた這い上がれます。

 

 

名前勝ちが出来ない今の現状は、腐らず、自分自身を信じて、

 

 

長期的なスパンで継続して行って行く事です。

 

 

幸い、自分と違い、コーチが居ます。

 

 

自分だけでなく、一貴コーチもいるので、壁にぶつかったら、

 

 

コーチ陣に頼っても良いんじゃないでしょうか。

 

 

負けが続いても自分は期待しています。頑張りましょう。