自分がテニスコーチを始めた時の事を書きます
自分が、最初に、テニスコーチを始めたのが、24歳の時。
東京の立川のテニスクラブ内に、屋外4面、室内2面のコートを借りて、
主に、ジュニア育成をしていた所が最初でした。
チーフコーチが、4人いて、この4人は正社員で、自分を含め、7,8人の
コーチ達は、全てバイトでした。
自分は、最初から、時給、2000円でした。
これは、テニスの実績などを考慮されてです。
MAXが2000円でしたので、自分は一番高い時給でしたが、
一年後に、亜細亜大の後輩が入ってきましたが、そいつは、
インカレ、シングルス、ダブルス共に出場していましたが、彼の時給は、
1200円でした。数か月後に少し上がりましたが、彼の上限は、2000円では無か
ったです。
だから、自分は最初から時給に関しては恵まれていました。
自分が担当していたスクールは、大人のプロ育成コースと選抜がAとBに
分かれていましたが、自分は選抜Aを担当していました。
一般スクールも行っていましたが、別のテニスコートを借りて午前中に
行っていたので、自分は免許が無いので、午前の一般スクールを
行ったことはありません。
なので、平日の4日間は、プロ育成コースが、13時~16時、
選抜Aが、4面で行い、17時~20時。
選抜Aの練習も、最初の15分間は、ランニングやストレッチ、終了後は、
全員で、ダラーやハードルで身体を作ってから、テニス練習開始。
終了15分前には、クールダウンのストレッチ15分間でしたので、
テニス練習は、2時間15分でした。
それと、選抜Aが週4回のスクール、選抜Bが週3回のスクールだったので、
練習日が足りないので、スクールが無い日に、選手達は、好きなコーチを
見つけ、1時間~2時間、プライベートレッスンを取っていました。
自分は、4人の中学生の女の子を休みの日や空いている時間に、
プライベートレッスンを行っていましたが、バイトなので、プライベート
レッスンを1時間行っても、勿論時給2000円。
自分のシフトで月の給料は、プロ育成コース週4回、3時間、
選抜A週4回、3時間、土曜日は、青葉で言う、Bチームスクールを
担当していたので、ここは週1回、1時間半。
Cチームも週1回か2回行っていました。これは青葉同様、
1時間のスクール時間。計算したら、Max20万4千円でした。
ここに、プライベートレッスンを入れると、Max22万円くらいだったです。
ただ、プロ育成コースは、室内で行うので、雨で中止はありませんが、
選抜Aは、屋外のハードコート。
Bチームスクールが、17時~18時半で平日室内2面で行っていたので、
雨だと、選手達は、必ず集まりますが、18時半までは、近くの体育館で
トレーニング、18時半以降は、室内が空くので、テニス練習でしたが、
2面なので、チーフコーチ一人とバイトコーチ二人居れば足りるので、
雨の場合は、自分はシフトから外れ休みでした。ハードコートなので、
結構通常スクールが出来なく、先ほど書いたようなスケジュールになるので、
バイト代が入らず、月の給料は、20万円は超えるのは数回しか記憶に
ありません。
一番嫌だったのが、このテニスクラブには、合宿所があり、
夏休みや冬休みなどは、高校の部活動の選手達が、合宿所に泊まり、
練習に参加していました。何故か毎回、自分が、管理人で泊まる事になり、
夕飯を食べさせに近くのサイゼリヤに行き、夜は合宿所に泊まる。
これ、食事代は、領収書を渡せばクラブが出してくれますが、寝泊まりして
管理人をしても、バイト代には反映されず、バイト代は0円でした。
それと、全国まで通じる大会に派遣で行く事があります。
東京都予選は、行かないんですが、関東予選や、全国大会は、
クラブから派遣されれば行きます。
宿泊代や食事代は、クラブが支払いますが、関東中学生に自分が、
有明テニスの森まで行ったときは、確か電車賃も自腹で、バイト代も
発生しなかったです。
派遣で行くと、テニスクラブのバイトは出来ないので、こういう時は、
給料が更に減ります。
まあ、食事代が浮くので、当時はそれで良しと思っていましたが、
最近は、何処のテニスクラブも、大会にコーチが会場に行くと、
交通費、宿泊費、コーチの日当を、出場している選手達で割って
支払うテニスクラブが多いです。青葉は今まで一度ももらったことは
ありませんが、バイト時代は、一日数千円もらっても良かったなーと感じます。
まあ、苦しい時代を経て今があるので良しとします。
こんな感じで自分のテニスコーチとしての活動はスタートしました。