長く練習する事より、間隔を開けない事が大事です | 藤枝NEW青葉庭球倶楽部

長く練習する事より、間隔を開けない事が大事です

気温が高い日が多かったですが、今日は平年並み。ただ、風は

 

 

少しありますが、テニスをすれば暑いくらいの気候です。

 

 

張り切って頑張っていきましょう!

 

 

さて、昨日、準選抜から選抜に上がる選手が出て来て欲しい!

 

 

そう書きました。

 

 

今、準選抜は、週3回が固定練習の日です。

 

 

前に書きましたが、県内でも、強豪テニスクラブは

 

 

「週3回以下のスクール選手は大会に出場しても勝てないから出場させない」

 

 

そういうテニスクラブも多くあります。

 

 

青葉は、週3回以下でも、出場したい意思があるなら出場させています。

 

 

昔、このブログで書いたのを覚えているでしょうか?

 

 

もう5年以上前かもしれないので、今の準選抜選手達は知らない

 

 

はずなので、もう一度簡単に紹介します。

 

 

自分が、世界ジュニア12歳以下シングルス決勝で、

 

 

マイケルチャンに負けた後、

 

 

「君はどれくらい練習をしているの?」

 

 

と聞きました。

 

 

「2時間、週3回程度」

 

 

そういう答えが返ってきました。

 

 

自分は、毎日練習、時間も、平日と土曜日は3時間、

 

 

日曜日は5時間練習をしているのに、それだけしか練習をしていない選手に、

 

 

1-6、1-6で完敗するの!?そういう風にかなりショックを受けました。

 

 

さすがに、週3回程度は嘘だったかもしれません。

 

 

でも、2時間と言ったのは本当の様な気がしました。

 

 

理由は、大会会場では、大会に出場している選手達が、試合後に

 

 

熱心に練習をしている選手、長い時間練習をしている選手もいましたが、

 

 

マイケルチャンは試合が終われば、着替えもストレッチも行わずに、

 

 

真っ先に向かっていたのが、ゲームセンターのボクシングゲーム。

 

 

それでずっと遊び、大会会場で練習をしているのは、朝のアップ以外、

 

 

見た事がなかったので、長い時間は練習を12歳以下の時は

 

 

していなかったでしょう。着替えもストレッチもせずに、

 

 

ゲームセンターでボクシングゲームをずっとしている所を見ると、

 

 

コーチが管理をしているようには到底思えなかったです。

 

 

テニスを小さいころは楽しみ、テニスが終われば、好きなゲームに

 

 

没頭する。管理されず、自分の好きなように、そして好き放題して

 

 

きたから、テニスが嫌いにならず、順調に成長し、16歳で、

 

 

全仏オープンで史上最年少優勝出来たんだと予想します。

 

 

話を戻します。

 

 

自分の考えは、小さいころから管理管理でテニスをさせていたら、

 

 

そりゃあ、ある程度同じ世代の中では強くなります。

 

 

でも、大人の考えを身に付ける14、15歳になると、管理されて

 

 

やらされていた選手は、自分自身で考えて行動を起こす能力、

 

 

試合を自分自身で考えて進める訓練をされていないので、

 

 

この辺の年代から落ちていきます。落ちても、考える能力を小さいころ

 

 

から養っていた選手なら、這い上がって来る選手もいますが、

 

 

全管理されていた選手は、ほぼほぼこの時点で消えます。

 

 

そして、自分は、前にも何度も書いていますが、高校生の時は、

 

 

部活のみにイレギュラーでなってしまい、豆電球一つしかない

 

 

コートだったので、部活の時間が3時間程度のうち、テニス練習は、

 

 

長くても2時間は出来ませんでした。冬場は1時間も出来ない事が

 

 

多かったです。それ以外は、ひたすら山へ走りに行き、

 

 

トレーニングで足りない部分は、朝、部室に行き、ウェート

 

 

トレーニング、昼は、コート4面を一人でローラーを引き、下半身強化。

 

 

大学では、環境は恵まれている反面、監督は週2回程度顔を出す程度。

 

 

なので、練習メニューは、選手達で考えました。

 

 

土日は、午前と午後2時半間ずつくらいテニス練習がありましたが、

 

 

自分は、午前は練習します。午後が、練習試合の時には、テニス練習

 

 

に参加しましたが、午後もテニス練習のみの場合は、トレーニング室

 

 

に行き、テニス練習を長く行う事はしなかったです。

 

 

プロになっても、マンツーマンで練習する事が多くなり、

 

 

テニス練習は、2時間。3時間は行いませんでした。その分、

 

 

トレーニング時間に時間を割きました。

 

 

自分がプロを辞めて、クラブでコーチをしている時に、

 

 

金子英樹のヒッティングパートナーを何度かしました。

 

 

金子も、マンツーマンでのテニス練習は、いつも2時間。

 

 

しかも、クロスからストレート展開の練習で1時間半程度。残りは

 

 

サービスとリターンと言う練習内容でした。

 

 

自分の考えとして、自分がテニス練習の時間や、他のプロ選手達を

 

 

見ても、練習時間が4時間や5時間行う必要は全く無いです。

 

 

でも、一つ重要なのが、テニス練習を行う回数です。

 

 

週7回毎日練習する必要はありません。疲れるだけですし、

 

 

気持ちもリフレッシュしないので、練習が身にならないからです。

 

 

週6回も、自分は必要ないという考えです。

 

 

ただ、最低、週4回~5回は、テニスをしていた方が断然良いです。

 

 

一日、5時間練習をし、3日も4日も練習を休むんでは無く、

 

 

週5回程度、2時間前後、継続して練習をする事が大事です。

 

 

疲れている時は、30分だけで切り上げても、テニスの感覚が

 

 

養われているので問題無いです。

 

 

何を言いたいかと言うと、長い時間練習をして、週に何日も

 

 

休みにするのではなく、週4,5回継続して練習する事が、

 

 

上達へは最適です。

 

 

仮に、5時間テニス練習をして、3日間お休みというスケジュールだと、

 

 

復帰初日は、感覚を取り戻すだけで練習が終わってしまいます。

 

 

伸びしろ部分がありません。

 

 

でも、2時間前後練習し、中一日などのスケジュールなら、感覚が

 

 

失われていないので、復帰日も最初から伸びしろが期待出来ます。

 

 

それプラス、日本のトップレベルになるには、トレーニング、

 

 

食事、睡眠など大切な事はありますが、まずは青葉の準選抜選手達は、

 

 

週3回の練習日を、選抜に上がり、週4回、5回に増やして欲しい。

 

 

青葉は、週4回でも5回でも6回でも、週4以上からは、スクール金額

 

 

が全て同じです。なので「今日は30分程度調整して帰ろう」

 

 

これでも勿論良いです。

 

 

とにかく、間隔をあまり開けずに練習に参加して欲しい。

 

 

それが上達の一番の近道です。

 

 

12歳以下までなら、週3回でも試合を壊さず出来る可能性はありますが、

 

 

さすがに14歳以下以上になると、他クラブコーチと同じで、

 

 

週3回程度では到底勝てないです。

 

 

これが現実です。

 

 

なので昨日も書きましたが、選抜に上がり、間隔を開けずに、

 

 

週4回~6回練習に参加する選手が出てくることに期待します。