​こんにちは☆
ご訪問頂きありがとうございます指差しラブラブ

カバー画像っていうんですかね?
全然良い写真がなくて
私の手書きになりました!笑。
全然映えないー真顔
これなら、ない方がマシですかね?魂が抜ける
ハハッ笑い泣き



前回の話はこちらですニコ
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父が息を引き取った後、父の周りには親族が集まった。
父は末っ子だった。
上の兄弟から、まさか1番若いのが先に逝くとはな、、、と悔やむ声が聞こえた。








病院でエンゼルケアを施してもらい、葬儀社の迎えが到着したため病院を後にした。
葬儀社の計らいで、病院から葬儀会場への道中、入院中帰れなかった自宅前を通過してくれた。
ありがたかった。







脳梗塞で倒れてからというもの、父は自分のこんな姿を見られたくないと、以前の交友関係はなくしていた。葬儀は家族葬で行われた。
親族が多かったこともあり、さみしくない葬儀であった。










通夜、告別式と母は忙しそうに打ち合わせをする。
そして、参列してくれた親族と涙ながらに父を偲ぶ。










涙ながらに父を偲ぶ、、、、、、???









?????









どういうこと?私は涙が出ないのに。
私は違和感を感じる。












その後、私は違和感を感じていたが、そんなことを考える間もなく葬儀は滞りなく終わった。
そして斎場で、父の棺が火葬炉に入った。











その瞬間、母が取り乱した。






「お父さん、お父さん!

 ありがとう。ありがとう。

 よく頑張ったね。辛かったね。

 炉に行っちゃったら身体がなくなる。

 もう会えないね。」







そう言って泣く母。母を見て立ち尽くす私。






母は父の死を悲しんでいる、、、、、?





え?

私は、、、、、?







父が死んだと聞いた瞬間、私は思った。







お母さん、良かったね!
これで父から解放されるよ!








長年、聞かされた父の愚痴。
いつしか、父は母を苦しめる人としか見れなくなっていた。そんな父が死んだ。
実の父が死んだというのに、私はなんて酷いことを思ったのだろう。



母には、晩年の父との辛い記憶だけじゃなく、良い記憶も残っていたのか。
しかし、私には何もない。
楽しかったこと、思い出せない。
母のおかげで、嫌悪感しかなかった。




結局は夫婦にしかわからないこと。





何も知らない私は、母の愚痴を全て真に受けてきた。




今まで、必死で母の話を聞き、味方をしてきたことは今まで何だったのか。
どうして私は泣けずにここにいるのか。
裏切られたような気持ちを抱いた。






父の話はこれで終わりです真顔あぁ暗い。
炉の前での母の言葉は衝撃でしショボーン
この出来事が、母と私の関係を見直すきっかけとなります笑い泣きやっとおかしいと気づき始めた笑い泣き


お付き合い頂きありがとうございますハムスターキラキラ
次も読んで頂けると嬉しいです照れ




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