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 青行燈

  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

お年始、元旦に息子がアルバイトにてお弁当を作りました後、あまり具合が宜しくないなあとは思っておりましたが、二日に実家へお年始のご挨拶へ行こうと準備をしておりましたら、いつもの貧血で。

救急車を呼ぼうか迷いましたが、液体鉄剤を入れるだけのいつもの入院生活を元旦から10日もするのは嫌だなあという気持ちで、大人しく横になりました。

息子を実家へ送り出し、一人寝です。

年末の蟹旅行へ行けませんでした私の為に、両親が大きな蟹を購入して待っていて下さいましたし、私も甥姪への遊ぶ時間の計画と、商品の玩具やお菓子など様々ご用意しておりましたので残念です。

 

ということで、ブログを書き貯めておりましたものが昨日まででありました。

本日は元旦以降に漸く書いているのですが、元旦と二日に歴史に残る事件が起きましたね。

 

まずは、被災された方へお見舞い申し上げます。

そして羽田空港航空機事故で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

静と被災地の復興等をお祈りしつつ、黙って見ておりますのが一般国民の役割と思いますが。

一日の初動から、もう私はやりきれない思いと腸が焦げ付く思いで居ります。

何故静観させて下さらないのか。

 

石川県知事、馳浩さんは発災時東京にいらしたとのこと。

でしたら即帰県し、地元の状況をいち早く把握し総理に報告、地元で対処指示、必要物資や第一段階での必要費用などの確認をして非常災害対策本部会議等々で提示するなど、すべきことは山積です。

県民が困ったときに働く為の肩書なのではないのですか。

世界でも、人が命を脅かされる事象について上から二番目のことが起こっているのです。一番は戦争です。

何が明朝ですか、どういった姿勢で普段からお仕事をなさっているのかが知れるというものです。

やいのやいの言われて漸く自衛隊と共に帰県されましたが、一事が万事政府の姿勢もこののんびりとした危機感のなさ。

阪神淡路から積み上げている筈の経験、災害時の対策フローはどうなっているのでしょうか。

 

自衛隊は政府とは別動で、災害時には独断で命令を待つことなく動くことが出来ると聞きます。

その為三時間後には現場入りしていらっしゃいました。

が、発災は午後も4時です。

すぐに暗闇に沈む町、気温が下がります。

生き埋めや波に落ちた命の灯は刻刻と消えて参ります。

72時間の壁とは、72時間は待ってくれるという意味ではありません。

いつでも、今すぐにでも消えそうなその灯を1秒でも早く救わねばなりません。一夜を過ごして明朝などと呑気なことを申しておりましたら、辛うじて灯っている灯は全て吹き消されてしまうでしょう。

 

皆様が気を揉むのはそれだけではありません。

報道もなされていないので、現地の状況が全くわかりません。

 

日本の映像報道がなされなかった3日に、海外の番組で知る自国の状況。

 

どれだけの人がどんな状況に居て、どれだけが避難していてどれだけが助けを求めているのか。

東日本大震災の時には、官房長官枝野さんが毎日一日中にも感じる程、状況のご報告が御座いました。

そこまでとは言わずとも、映像の報道で被災地にも一般国民にも状況が分かるように報道があれば良いと思います。

 

流れ聞きますリアルの声は「3日経っても水がない」「4日何も食べていない」と、映像付きの呟きです。

 

 

 

 

加えて、東日本大震災で世界の問題となってしまったあの原発事故。

能登には志賀原子力発電所が御座います。

元旦の午後5時、地震や津波での異常は確認されていないとしていましたが。

 

 

放射線を測るモニタリングポストが欠測中とのこと。

 

 

東日本の折にも、当初は問題ないと言っておりました。

 

 

 

 

 

災害対策の進んでいるイタリアの対策から学ぶ日本の対策の欠点。

 

 

 

このテント、良いですよね。

私は恥ずかしながら阪神淡路の折に存じ上げなかったのですが、東日本大震災の折に知りました。

被災地では女性への性加害が多く存在すると申します。

それも、日本の被災地では個々の間の壁がないことが一因となっているのではないかと思います。

 

 

日本は残念なことに世界でも随一の災害国家です。

地震に関しては日本列島の底にプレートが4枚もあるので、これだけの数、強い地震に怯えねばなりません。

しかしそれはもう何百年も前から分かっていることです。

それを、今初めて知ったかのような言い分です。

毎度毎度道が寸断されているから、海が隆起しているから、入れない運べない。

対策とは、被災する前からなされているのが常識です。

一般企業であれば危険予知がなされ、最終的には無駄な人件費の削減無駄な労働災害費がないように適切な対処がなされております。

その為には、それなりに費用が必要です。

 

 

国内で、テント配備済みの避難所指定の場所↓

 

 

被災地には、ナプキンもオムツも粉ミルクもトイレットペーパーも、ハンドクリームも飲料も食料も。毛布も個室も、アルコールも煙草も、ニーズがあるもの全て揃えて、普通でしょうと考えます。 

被災地には、潤沢に必要なものを全て揃えて下さい。

被災者が、家も家族も喪われた土地で涙を堪えながら100円1000円、男だから女だから、そんなことで争う、引け目を感じる、恐怖を感じる。そんな生活をしてはいけません。 税金は何の為に払っているのですか。

 

誰かが困難な状況になったとき、国民がお互いを支える為に前以て支払っているものではなかったですか。 

豊かに暮らすことは我々の権利です。 

ボランティアは言うなれば必要がない筈です。 

我々は先んじてその分の資金を支払っているのですから。

 

被災地となる可能性のある、全国各地津々浦々に前以て必要物資、高性能機材を揃え、その管理費も手当てして下さい。 

防災予算、復興予算を削らず無駄にせず全額使って下さい。 

救助等々復興などにも携わる方々全員に、充分な賃金をお与え下さい。

 

子供食堂は要らない。 

国民の生活を圧迫するだけの、万博もカジノも必要ありません。 

国民は、困難な生活を送る人の為に、既に支払いを済ませております。

 

 

最後に此方を張らせて下さい。

 

 

明日はこのお話の続きです。