感じの良い上品な話し方 |  青行燈

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  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

長くランクインさせて頂きました。

ありがとうございます。

 

私の自転車。

ハンドルも曲がり全体が錆びて何色なのか分からなくなった自転車を弟に譲って頂いて使用しておりましたものを、漸く新調致しました。

殆ど外出をしない生活をしておりますので、買い物くらいにしか使っておりませんが、ハンドルが使い難かったので気分が一新です。

購入に参りますと、担当の方が「とても感じの良い上品な話し方をするのですね!モテるでしょう」と言って下さいましたが、もてませんよ。

しかし感じの良い話し方と言われますのは嬉しいですね。

齢50にもなりますと、話し方や雰囲気は人生の積み重ねで出て参りますもので。

他人に対して柔らかであること。ひとを嫌な気持ちにさせないことは良いことです。

新品の自転車と、褒められましたこともあり御機嫌で帰宅致しました。

 

 

各地で熊が降りて来ているようですね。

祖母の家の方で熊が出没中のニュースが入って参りましたので、家族のグループラインへ送りましたらば、母が「実家の傍の柿の木にも」とのことで。

茅葺の家なのですが、家の傍の柿の木と申しますのはお客様用の100年以上生きております巨大な柿の木なのです。

柿も栗も沢山植わっている祖母の家では、家族其々に個人の柿の木が御座いまして。

一番美味しい柿の木は祖父のものでしたが、祖父も祖母も亡くなりました。

私の柿の木も御座います。

しかし一番侘び寂びの心を感じます柿の木は家の傍に立つ樹で、お客様をお迎えに外まで出ました折に、一緒にその樹から捥ぐのです。

高くて届きませんので、Y字の竹を使います。

あの見事な柿の木を狙うとは、という気持ちです。

 

 

 

この日はすきやきです。

 

余裕が御座いましたので、人参を笹と紅葉に抜きました。

 

お肉は良いお肉ではありません。

細切れの安価なもので、息子が沢山食べられますように致します。

 

お通しに鯨の尾羽毛です。

昔はよく見ましたが、最近は食べる方も少ないですね。