昨日の続きです。
テント場まで帰り、フライを張りました。
今夜は降らない予報ですが、弟が居りますので備えよ常にです。
テントと共に撮ろうと思いましたら、疲れ切っておりまして紙のような顔色です。
顔も浮腫んでおります。
帰宅してから気付きました死人のような顔色に、登りであんなにも「どこから来たの?」と訊かれましたのは、このせいももしかするとあるやもしれぬと思いました。
兎も角もう予定は御座いませんので、着替えて少し寝ようとテントへ入りましたら、一瞬で眠っておりました。
夕暮れとなっておりましたが、もう火を熾すことも面倒で、お腹も減っておりませんでしたのでそのまま夜まで寝てしまいました。
19時。
此方の名物の時間です。
皆様、自身のテントへ明かりを灯し、ヒュッテまで参ります。
テント場の明かりが取り取りの夜景となり、大変美しいです。
歯磨きなどを済ませ、再びテントまで帰りましたらまたぐっすりでありました。
午前4:45。
タイマーに飛び起き、テントの外へ。
ベストの時間です。
太陽の光は白。
これは、今年も駄目でしょうか。
周りの方々は、がっかりとした面持ちでテントへ戻られる方も。
末弟も少し遠くのテントで出入りしているでしょうね。
私は手を合わせて祈りを捧げました。
祈ること15分。
真坂の、灼けて参りました。
振り返りますと。
人生初、モルゲンロートです。
テント場にも密やかなざわめき。
真っ赤ではないですが、ピンクの光線が素敵です。
続きます。