京都水族館 |  青行燈

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  本業絵描き。モデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は指名のあった日に。
  23歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

昨日の続きです。

 

初めて訪れます、京都水族館です。

入口すぐは小川の淡水魚の展示で、自然を再現しましたような作りになっており、私はこういった景観が好きですので、とても好ましいと感じました。

 

ちんあなごの展示で、あの毬藻のようなものは何だろうと目を凝らしました。

毬藻は淡水の低温域の植物です。

 

小石に海藻を生やしているのかなあと思い、根本を見詰めます。

藻の下はライトの位置関係で暗く、この写真のような感じでよく見えません。

しかし何か足のようなものが其々の藻の下から何本か出ていることがわかりました。

ヤドカリか蟹の種類だなあと思い、一枚撮っておきました。

 

さてその写真を帰宅後見て、声を上げてしまいました一枚。

足のようなものが出ているのがわかりますね。

 

アップで見て見ましょう。

怖い、怖いですね、眼です。

水族館で名前を書かれているところが見つけられず、ネット上探しましたら、籬貝(まがきがい)というそう。

まがきとは、今は殆ど見られなくなってしまいましたが竹や小枝で編んだ垣根のことです。

貝殻の表面の模様がその網目に似ているということからの命名だそう。

しかしこの藻に覆われた貝からはその籬は窺えませんし、足だと思っておりました部分が眼でしたことの衝撃。

ここで心臓を捧げてしまうかと思いました。

 

この後、更に目の怖い生物が出て参りますので、苦手な方は対処下さいませ。

 

さて、先を見ますと子供が泣いておりましてねえ。

「やだあ、やだあ」と走って行かれました。

幾つかのご家族様が共にいらっしゃったご様子なのですが、しゃがんで水槽内を見ているお子さんのも居る中、幾人かは走って通り過ぎられました水槽。

覗いてみましたら、大山椒魚(おおさんしょううお)です。

花崗岩のようにごつごつとしており、須磨水族館で長く見ておりました大山椒魚のつるんとした様との違いに驚きました。

また、この方目がはっきりと見えます。

 

かなり覇気のある視線をしており、また恐怖を感じてしまいました。

成程、この視線に気付いた方が逃げ出しているのだなと思いました。

 

大水槽です。

広々としていてお客様も少なかったので、後ろの席でゆっくり座って長時間眺めていらっしゃる方々も。

 

悠々と横切るエイが大きくて、気持ちの良い泳ぎ振りでした。

裏側にはミノカサゴのスペースや、鮫のスペースを覗くことの出来る場所も。

 

広い場所に出ました。

水槽内を泳ぎ回っているオットセイ。

こちらを何度も観察しにいらっしゃいますのが可愛いので、沢山写真を撮ってしまいました。

 

上手い具合に並んで下さったところを撮って頂けました。

 

 

続きます。

 

 

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