透明な花弁 |  青行燈

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  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

昨日よりご紹介しておりますこのフラワーゼリー。

個人的に狙いました、花弁の透明感が出せ自身としても上手に出来ましたと感じましたので、実家へ持参し両親に見て食べて頂きました。

母は甘い物が好きなのですが、父は甘い物が苦手。

いつも甘い物を持って参ります折には、ビール党の父へ一本か二本ビールを持って行くようにしております。

 

父からのメール。

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夕食時、祥子(母の仮名)が冷蔵庫から缶ビールを取り出して、

「この缶ビールお父さん入れたの?」

「否」。

「末息子?」

「否」。

我曰く「いづなが入れたかも」

「腐るかもしれないから早く飲もう!」

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その日飲むビールは父が本人で冷蔵庫へ入れておりますので、そうでないものは謎なまま冷蔵庫保管されてしまっているようです。

自分の入れたものや記憶外のものには手を付けられない、出入りの激しい我が実家。

ビールを飲む人間も、父の他に上弟と末弟、上甥っ子が居ります。

其々が他人に干渉しないマイペース型ですので、放っておきますとあのビールは年末まで置かれていたことでしょう。

夏が来る前に飲んで頂けて良かったです。

因みに日本酒はほぼ私しか飲みませんので、誰が置いたかはすぐに判明致します。

 

 

昨日に引き続き、フラワーゼリーのご紹介です。

こちらは小さな水饅頭用のカップで作りました。

直径が3.5㎝です。

かなり小さいですので、花弁を挿しますのも繊細な作業となります。

お味のお話をするのを忘れておりましたが、透明さを重視したいですので、前回の習作の折に購入致しましたジンです。

お砂糖と檸檬が入っております。

フラワーゼリーが気になって検索して下さった方は、他のものも見られましたでしょうけれども、こんな風に透明感があり、花弁がグラデーションになっているものは殆どなかったかと存じます。

これは少しテクニックを使っておりますぞ。

紫雲英のような質感に仕上がり、大満足であります。

 

習作より学びましたので、今回は思ったものに仕上がりましたなあ。

 

青緑の金魚は別で作っておきました。

 

 

本日のお皿は此方。

の、Mサイズなのですが、売り切れております。

 

正方形のものもサラダやお刺身に使いやすいですので、夏はお勧めです。

 

 

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