花瓶の添え木留め |  青行燈

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  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
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  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

今週のお花八日目ですが、良く保っております。 

 

前回は此方です。

ここが咲き進んでいるのがわかりますね。

左手のデンファレも、お花が重くて撓んでしまっている程です。

 

竜胆はこんな風に傷んで参りますので、鋏で切らずに指で蕾の先を摘み持ち、上へ引くとするっと取れます。

これもまたドレスを脱がせるような心地で、どうにも申し訳ない気持ちになってしまう作業。

こんな風に、種が出来てきていることが御座います。

なんだか形が可愛いですよね。

 

この蕾も明日には咲きそうです。

 

花瓶の方のデンファレですが、終わったお花を切りますと蕾ばかりになってしまい、安定が取り難くなりました。

右手の枝です。

蕾もふらふらと動きますし、斜めに切った足元も、支えには弱くくるりと回って思う位置に枝が参りません。

こうした場合は、別の枝を花瓶の直径サイズに切り、半分まで縦割りに致します。

その小枝に先程の蕾の枝を挟み、花瓶に沿い入れます。

添え木留めですな。

この枝の上から他の枝も入れますと、上手く支えとなってくださるので、他の枝も入れやすいです。

 

こうなりました。

葉っぱはお庭のモンステラから。

 

夜にはテレビの横へ。

 

デンファレは少しずつ咲き進みますので、いつも通り終わりの花は水に。 

 

この日はサントリーの金麦、琥珀の秋。

ロースト麦芽という響きに釣られました。

香ばしいものが好きです。

 

それから麒麟さんの、特製シークワーサーです。

冷え冷えで、夏は爽やかなものが良いですなあ。