18歳誕生日ケーキ |  青行燈

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  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

昨日の続きです。

 

誕生日パーティ当日にケーキ生地を焼き、生クリームを塗って参ります。

いつも、本当にこんなチンピラがケーキなど焼くのかと言われてしまいますので、顔入り。

しかしまだこのケーキにクリームを塗る作業を数える程しかしておりませんので、慣れておりません。

既に生地の間にキュラソーを塗り、果物と寒天が挟まっておりますので、重いですぞ。

 

なんとか四角く塗ることが出来ました。

ケーキ屋さんのあのケーキの表面があんなにも平らかで滑らかなのは、やはりプロの仕事なのですなあと実感致しました。

 

テーブルにも、フルーツポンチといつものサングリアをセッティング。

果物の中身は同じですので、簡単です。

息子たちは映画デートに行っておりますので、このまま二人の帰宅を待ち、ピザを注文しておきます。

 

息子たち帰宅。

ビザも参りましたので、乾杯です。

二人はホラー映画を観ていらしたそうですので、そのお話を聞きました。

 

お食事の後に、ケーキ登場。

私が二十歳の頃には、このようなケーキ台など必要がある人生になろうとは全くの、一ミリも考えたことさえなかったのですが、職場にもクッキーやケーキをお持ちすることがあるようになり、台を購入して良かったなあとこの時にも思いました。

ケーキを見た瞬間の高揚は、その日の幸せに繋がると考えます。

その高揚を更にアップさせる、環境作り。

演出の一部として、この台は正解だと思います。

上に乗っている丸いものは、葡萄とメロンです。 

中にはフルーツポンチと同じ果物を一度寒天で固め、崩して生クリームと共に挟んで御座います。

 

皆でバースデーの歌を歌って蝋燭を二人で吹き消して頂き、クラッカーを鳴らしました。

 

 

息子には「もう十八なのですから自身の食うものは自身で作れますよう」という気持ちを籠め、左利き用の包丁をプレゼント。

あまびえカードも添えました。