二人の自由 |  青行燈

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  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

ウインクリクエストをありがとうございます。

ご希望ではなかったでしょう、女装ですが。

 

暫く友人宅へ泊っておりましたので、この日は息子にしっかりとしたお食事を。

麻婆丼、鶏肉と人参と蕪の煮物、人参と蕪の皮のきんぴら、トマトチーズオーブン焼き、蕗の煮物です。

蕪の煮物はいつも人気で、この日も一瞬でお鍋が空になり、もうないの?と息子が申しますので、二回同じものを煮ました。

 

麻婆豆腐のお豆腐が細かいですね。

私がお豆腐の味をあまり好まないもので、敢えて細かくしております。

 

ところで我が家はテーブルでの座る位置が定位置ではありません。

毎度違う場所へ座ります。

ただ、私は映画を観るときはTV正面に座り、息子はTVを観ずスマートフォンでアニメを観ますので私の対面TV側へ座ることが多いです。

お食事のとき息子は私の対面に座ったり、横に座ったりしておりますが、左利きを変えませんでしたので、お茶碗の位置などが全て逆です。

お茶碗も個人のものを特に決めておりません。

どちらにせよ、お茶碗やお椀も幾つか御座いますし、その時の気分でお互い使っております。

そんな、適当気儘な家です。

 

息子は中学生へ上がるまで座って食べられず、テーブルや炬燵の周りをぐるぐると歩き回りながら食べておりました。

私もテーブルの上に手をついて、跳ねながら食べては叱られておりましたので、そういうところも二人の自由度を高めるに至った性質なのでしょう。

二人共今は座って食べておりますが、決まったことが何かしら苦手な瞬間があるのかもしれませんね。