蒼空の魔王ルーデル三巻 |  青行燈

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いつもありがとうございます。

スリッパで歩く夏空の下

 

入院準備中、必要雑貨の他に唯一別にして入れましたものが此方。

 

発売時に購入し時間が取れず読めておりませんでした、かたやままことさんと永川成基さんの「蒼空の魔王ルーデル」三巻です。

 

一巻から通して、スツーカ隊の飛行感、回るプロペラの軌跡、地上から見る腹の頼もしさなど、精密な描写が格好良いです。 

また戦車も主役ではないながら登場シーンが多く、キャタピラから落ちる砂煙など、細かな演出にぐっときます。

戦車、スツーカ隊が並び立つカットは迫力で、一方指揮官と指揮者の影が合わさり伸びる頁では映画のように音楽も頭の中に響く動画として、読者を画面へ引き込む素晴らしいシーンであります。

 

ストーリーとしても遂にあの人の身元が、というハラハラ感。 

いつものなぜなにルーデルでは、スコップについてのことで、またもやへえと思う事が書かれてございました。

四巻もまた、楽しみです。