J1リーグ2017第25節・ホームC大阪戦 | FC東京・応援者のブログ

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J1リーグ2017
第25節ホーム・セレッソ大阪戦
 
東京 1 - 4 C大阪
 
はてさて何処まで付き合う?
 
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9月頭にして全てのタイトルの可能性を失い、毎度慰めの様にクチにするACL出場権リーグ3位にも、残り10試合で勝ち点差13と絶望的。

いやむしろ目線を下げて、J1残留ラインを気にしておかざるを得ないか。例年からして勝ち点38〜40あたりとなるか。

東京は33ポイントなので、残り10試合で2勝のレベル感?本気で心配する話ではないが、近々の惨状からして若干の不安も残る。

そんな状況で迎えたセレッソ大阪戦。残留の話をしておきながら何だが、平たく言えば、もはや消化試合。正直な話、気分がのらない。そうだ、何処にどう気持ちを持っていけと?

応援する側がコレなのだから、選手達もモチベーションは似た様なものだろう。何せどう考えても来年は居ない監督の下での消化試合だ。

「プロだから。」「お金取って観せる試合だ。」などとタテマエ並べても仕方ない。選手達も人間、まして自らこの状況を招いた張本人なのだから推して知るべし。

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さて、どうするかね。

苦しいときこそ応援。ふむ、美しい。基本線、それ。でも肝心の選手達がもはやドッチラケ。

とは言え「アッチがやらないから、コッチもやらない」は違う。それはわかるんです。「コッチがやって、アッチをその気にさせろ」が正しいし、これまた美しいんでしょうな。

ただ現状はそんなリクツこね回して語れる次元を、遥かに下回る事態に陥っている気がしてならない。

選手達から溢れ出る「やってらんねーな。」感がヒドイ。勿論、個々人想うところは違うので、ひと言で括るのは乱暴に違いないが。

何よりそんな態度の選手達に対して、ファンが愛想を尽かし始めた感がある。これがマズイ。

これまで成績が幾ら振るわなかろうが、まして降格年ですら一丸だった両者の間に溝を感じる。年に何度か見られた「ピッチ上の選手とスタンド応援者が高度にシンクロした試合」は遠い昔の話。

立石さんは「余程のことがない限り篠田監督を支える。」らしいけど、コレ、余程の事態だと思うんですけど…。

まあクラブもプロなので、ファンが考えることなんて先読みで動いているはずで、ただモノゴトこちらに都合良く決まらないということなのでしょう。

ただ次の監督が誰になるにせよ、クラブとしてのビジョンがないと今の繰り返しになる。

鹿島は特殊な戦い方はしないけど、勝利逆算で必要なものを揃えてくる。大前提として勝負に対して妥協と甘えを許さない伝統がクラブにあり、勝つために今どういうプレーが必要なのか個々が考えて実践する。監督は戦術家よりも、それら選手を束ねられるモチベータを連れてくる。

川崎は2点取られても3点取って勝ち切る等々力劇場を信条としている。選手も監督もそれを実践できるキャラクターを連れてくる。

東京は…その時々の監督が志向するサッカーに振れてしまう。その時々の監督に合わせようとするがあまり、指示ありきで自然と自分で考えなくなる。その積み重ねが、パス1本として受け手を想って繋げない、出し手を想って走れない、球際お優しい、何か戦術以前の基本を忘れた大甘集団が出来上がってしまった。

大久保が正しいとは限らない。でも主張出来る彼すらも、東京の悪しき伝統に取り込まれつつある。

「ここに居るうちは言う。」

いつまで付き合ってくれるだろうか…。

アタクシは…取り敢えず付き合うことにした。

きっとこの先、それがどれだけ先の未来かわからないが、きっと至福のときが訪れることもあるでしょうよ。その時を、悪い今を見ないようにして、逃げた上で迎えたなら、何だか後ろめたいじゃない?

そういうわけで、今に付き合うことにした。

で、結果今日も試合は最低も最低のいいところ、地べたを這わされた気分で何もいいこと無かったわけだけど。

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この日の観客は3万3千人。かなり招待券を撒いた試合だったということでスタンドは形式的に埋まったけど、初見や子供達は2度と来ないだろうね。