ルヴァンカップ2017
グループステージ第1節
ホーム仙台戦
東京 6-0 仙台
何が大事って
見えた、見えましたよ!
パターンが、選手の意図が、繋がりが!
前田、バーンズ、阿部、中島。
相手ラインを牽制してスペースを作る者、ボールを引き出すべくサイドへ流れる者、縦パスを受けてイケると見ればゴリゴリ仕掛け、可能性が低いならスッとサポートに入った徳永へ叩く。そして徳永のフィードを再び受けに走る。
それぞれが役回りを変えながら、抜群の距離感で動いてる。
ゴールにアシストに大暴れした阿部。本来スタメン張って、シーズンふた桁近いゴールを期待してもいい実力者。これまで開幕から3試合ベンチ入りも途中出場すら叶わず、モチベーションが心配だったが鬱憤を爆発させた。
彼は結果を出した。ヒガシ・河野へ強烈な挑戦状を叩き付けてみせた。週末の人選が楽しみだ。
そしてもうひとり、スタメン候補へ名乗りを上げたのはソータン。前線へ淀みなく縦パスを入れ続け、時に持ち出し相手ブロックを歪ませる。
ソータンの縦パスはとにかくタイミングにストレスが無い。観ているコチラがそうなのだから、前線ユニットも欲しいタイミングで気持ち良く受けられていたに違いない。
奪った瞬間のファーストタッチを、そのまま縦パスに繋げる意識が強い高萩と、淀みなく出せるソータンがボランチを組むと、攻守の切替がとてつもなく早くなる。もはや光速!?
ソータン、次節川崎戦、あるぞ。
いきなり結果を出してみせたウタカ。ガタイに似合わないパスセンスと精度、足元の柔らかさが印象的。あれだけノープレッシャーで裏のスペースも広大となれば、彼ほどの実力者なら当然の結果といったところか。
オマケに良好なコンビを見せた中島をおぶったり、シャーがわからず逃走するなど、早速青赤信者のハートを鷲掴み。
まだ90分のコンディションにないとのこと、但しお尻に火が付いた面々が居ることは確実だ。