15年間のショーやパーク音楽をオーケストラの生演奏とシンガーの歌声で愉しむアニバーサリー・コンサートです。
公式でもオンアイスやクラシックなどパーク外のイベントにあまり関心が湧かないタイプなのですが、パークの「音楽のある風景」は好きなので最終公演の東京国際フォーラムへ。
内容は次のとおりで、前・後半で計2時間の構成。
《前半》
①7つのテーマポート・メドレー
②ディズニーファン人気楽曲スペシャル
《後半》
③ディズニーシー アニバーサリー・テーマソング
④シーズナル・スペシャル(季節イベントのショー楽曲)
⑤アンコール
7つのテーマポート・メドレー「ディズニーシー組曲」によるディズニーシー・パーク周遊から始まって、人気楽曲スペシャルではブラヴッシーモ「スウェプト・アウェイ」の日本語歌詞が聴けたり、ミシカも会場に鳴り響く手拍子の中で演奏されました。
小さいながらもスクリーンがあり、演奏に合わせてパークの風景やショー映像が投影されて懐かしさ一杯。あらためて「ディズニーシーって、ええとこですやん。」と感傷的になります。
インターミッション20分開けの後半は、ディズニーシー アニバーサリー・テーマソングからスタート。
ここでさっそく東京公演のスペシャル・ゲストで島田歌穂さんが登場!「Thanks to You」を唄い上げます。まさか生歌が聴けるなんて・・・感動!取り敢えず1曲であっさりとステージを捌けて、それが逆にこの後終盤での再登場を強く匂わせます。
因みにシー・オブ・ドリームスも演奏されましたが、流石にMISIAまでは登場せず。いやホントに出てきてたら豪華過ぎてビビりますが。
そしてアニバーサリー・テーマソングの最後はもちろん「When Your Heart Makes a Wish」。これもいい曲。なんだか意味もなく冒険に出たくなります (笑)
終盤は季節イベントのショー楽曲を集めたシーズナル・スペシャル。
プリマヴェーラから始まって、ボン・ファイヤーダンスでは観客を立ち上げてのダンス、そしてディズニーシー初ハロウィーンとなったミステリアス・マスカレードへ。
効率性と生産性向上へまい進する現在のOLC。あの気合いの入った豪華なステージ・ショーは戻ってこないのでしょうね。まあ、ウォーターフロントパークに人を詰め込むにも限界がありますしね。衣装も素晴らしくて好きでした。
続いてシーズナル・スペシャルとくれば当然・・・島田歌穂さんが期待とおりの再登場!もはや伝説の域「キャンドルライト・リフレクションズ」です。島田さんの生歌で聴けるというだけで、この日はお金を払う価値がありました。
そして本編最後はこれまた名曲、バレンタインナイトでお馴染みの「シーズン・オブ・ハート」でフィナーレです。
リニューアルされたバレンタインナイト2016でも新たなテーマソングが創られましたが、シーズン・オブ・ハートを超える名曲はなかなかないです。
さてアンコールは再々登場の島田歌穂さんによる「Thanks to You」、そして「When Your Heart Makes a Wish」で閉演。会場は万雷の拍手に包まれたのでありました。
本当に行って良かった。
島田歌穂さんの生歌時点で、100点満点で200点くらいの下駄が履かされている点は認めざるを得ませんが、懐かしい名曲の数々を聴き返せて感動しましたし、ディズニーシーの良さを再認識できました。15周年の今年、あそこで挙式してよかった (笑)
このコンサート、次の20周年でも開催してくれないかな?
因みにこの日9/10(土)公演は今後発売のライブCD(当面は映像を販売しないところが、いかにもディズニーらしい)の音源収録も兼ねていたとのことです。