東京 0-0 鳥栖
チャンピオンシップ(プレーオフ)進出ならず。
年間4位でシーズン終了。
「今やらないで、いつやんだよ!」
朝日氏の檄のとおり。
終わった後の虚脱感は大きかったし、声は枯れ果てた。でも結果は妙に素直に受け入れている自分がいる。結局は今シーズンのチームの実力そのもの。勝ち切れない。勝ち切るためにゴールを奪う術を持たない。
それを指し示すことが今シーズンのマッシモさんのテーマだったけれど、結局最後まで伝わってこなかった。このまま来期を迎えても同じサイクルに陥る。
その去就が噂されるマッシモさん。
噂が本当だとすれば、形としては契約満了ながら事実上の解任。 賛否両論は間違いないでしょうが、正直納得するところがあります。
今期、限界一杯の状態でここまでやって、それでも上位2クラブから年間およびステージレベルでも数字上かなり引き離されてのこの順位。それでいて来期へ向けた上積み要素が示せていない以上、周囲も同じように進化する中で、将来が見通せないということなのでしょう。 逆に今々の時点で機能していなくとも、その上積み要素が示せていたならば、続投で来期に期待となっていたはずです。
勿論、クラブ至上最高の勝ち点を積み上げたマッシモさんの功績は称えられるべき。 それでも今年の東京が真の意味での優勝争いに加わったかと言えば、そうではない。現実は1度も優勝争いには参加出来なかった。
但しマッシモさんとの2年間は無駄にはならない。上位で戦うために必要な守備力がどれ程のものか、体得したことには大きな意義がある。今後の東京は、優勝するための守備力としてココを基準点として進んで行けるのだから。
僕らはずっとマッシモさんを尊敬し続けることでしょう。そういう存在です。ですが両者にとって、3年目を共に迎えるべきではない。そうも思っています。
まだ可能性を残している天皇杯に目を向けていきましょう。