東京 3-4 浦和
純粋に力負け。
浦和は攻守にシステマティックで、プレーに迷いが無くその勢いに圧される。しかも何人かの敵将に「強くなった。」と評されることが多くなった球際でさえも、体幹の強さの差というか、身体の使い方の差というか、それでも浦和相手には悔しいがひ弱い。
大事な試合にミスから失点を重ねる東京。
ブラダは論外。
足元の技術とスピードからなる守備範囲の狭さ、プレゼントパスなパントキックや不安なDF陣との連携。ただでさえ不安定で我慢が続いていたところで、凡ミスまで犯す様ならお話にならんでしょう。
そして丸山と太田のお見合い、
・・・は直接的な失点要因ではあるけれど、逆サイドに振られて大外の関根にやられる展開は、対ペトロヴィッチさんでヤられるパターン。との意味では、いつも通りの4バックで入ったマッシモさんの失策、とまで言うと酷だろうか。
勝負処の試合で、目を疑う様な軽いプレーから負けてしまう。ある意味この十何年続く東京らしい試合展開だった。これが”経験の差”というやつか。
残り2試合。年間3位は他力となった。
それでも諦める必要はないよね。
ガンバとの差は1試合の結果で入れ替わる状況なのだから。選手が見せた必死な形相、冒頭から追いかける展開にも萎えずに声を出し続けた応援者達。あと2試合、やり続ける意味は絶対にある。
来シーズンのことは、その後考えましょう。