監督で1勝!? 鳥栖戦 | FC東京・応援者のブログ

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事前の雨予報に萎えた?
実際に多少降りましたけど、この動員。
1万4千人だそうで。
平日夜のナビスコ予選かの様な…。

少し淋しい味の素スタジアム。
選手達は闘いましたよ。
今季ホーム初勝利。

試合展開は良い意味でシブかったですよ。

派手さや色気は殆ど無いです。
いや、2段スルーはエロかったですけど。

監督が指示した戦術なんでしょうね。

手堅く引き気味で、
攻撃は特に前半は前線の3人で完結。
長いボールを平山かエドゥへ当てて
そこに河野が絡む形が中心。

鳥栖の仕掛ける肉弾戦には
攻守に効果覿面だった。
平山なんかはゴールもあったけど
セットプレーでの守備の貢献度の方が
むしろ高かったと思うし。

そして後半途中から
武藤を入れて勝負を仕掛ける…
前に河野のゴールが生まれたのは
嬉しい誤算だったのかも知れないけど
武藤で勢いが加速したのは間違いない。

最終的にカッチリとクローズ出来ないところが
若さと勢いで駆け抜けてきた
このクラブの伝統ではあるのだけど、
最後まで気迫を持って闘った青赤の選手達は
迫る鳥栖を退けてくれました。

観る人によっては
少なくとも派手さを求めたら
極めてツマラナイ試合だったかも知れないけど、
監督が鳥栖という相手を見て、
90分をトータルで考えて臨んできたことを
ヒシヒシと感じさせるこの試合展開は、
そしてシッカリと勝ち点3を
奪ったというより確保したという意味で、
とてもオモシロイ試合だったと思う、
そんな昨日の鳥栖戦なのでした。

野球では
監督の力で勝ち取る試合が
年間に何試合かあるのだと聞いた記憶がある、
というか野村監督の言葉だった気もしますが、
鳥栖戦はミステルで勝ち取った1勝かも知れないね。

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