期待のペトロ・ジュニオールだったけど、
結果的に圧し込まれる展開を更に助長させる一因になってしまった。
あそこまで全く守備をしないとなると
相手の攻撃の第一歩目の縦パスがフィルタなしに入ってきてしまう。
達也と谷澤が自陣かなり深くまで戻ってカバーせざるを得ず、
いざ攻撃の際には前に出て行けないし、
布陣もアコーディオンのように伸び切って守備の穴が更に大きくなる。
動かないなんて前評判だったセザーでさえ、守備は結構マジメなもので、
少なくともセザー・高松・達也・谷澤のユニットで組んだ際には
お互いが守備技量を補い合って
一定の守備バランスが取れていた=前半、みたいな。
まあ、ペトロ・ジュニオールはかなり突貫で戻ってきたようなので
コンディションの問題かも知れないけど。
万一にも今後もあの程度の守備しかしないなら、
セザーとセットでの出場は残り15分での投入が限度ですわな。
そうでないと信じておりますが。
それにしてもこのゲームでも未来像のプレゼンテーションは行われず。
収穫があるとすれば、徳永の難しさはともかく
選手配置の適材適所が実現してバランスを取り戻せたことか。
高松とセザーで前線中央に起点が2つも出来たし、
梶山も1列下がってようやく活きてきたというか。(でも、まだボール逸とパスミスが多いですよ!)
それでもこのまま未来像が提示されないのであれば、考えないといけない。
昨年2位昇格の甲府が年間で失った勝ち点は38。
3位昇格の福岡が39。
東京は3試合目(全36試合中の8%)にして
その失える勝ち点の12%にあたる5を消費してしまっているのだから。
昇格本命チームは開幕数試合で結果が出ないと疑心暗鬼が広がる、
という意味では我々応援者も腰を据える必要はありますが、
それもこれも未来へ向けたやり方が提示されていてこそ。
このやり方を続ければ大丈夫、という信じられる未来が。
我々はただただ盲目的に応援すれば美徳って話でもないでしょうからね。
考えないとね。
う~む、でも詰まるところ
応援者がやれることはやはり応援しかないのかな。。。