1-0、勝敗を5分に戻す。
この試合、東京にとっての決定機は90分やって後にも先にも赤嶺の1度だけだったし、
それも相手のミスから生まれたチャンスだったわけで相当にタフだったことは間違いない。
よくモノにしたよね、赤嶺も東京も。
年間を通すとこんな試合も絶対にある。
どんなに見栄えしなかろうが、この勝ち点3がものを言う日が必ず来る。
ただでさえメンタルがデリケートなトーキョー、
ひょっとしたら5分に戻した安心感が来週の鹿島戦で早速効果を発揮するかも知れないよ?
逆に磐田はこの日を後悔するときが来るかも知れない。
権田、よくやったね!
正直言えば、開幕から6試合を経て安心して観ていられたのはこの日が初めて。
別にビッグ・セーブを見せたからという話ではなく、バタバタや判断の迷い、
チョンボを一切見せず、更には試合に影響力を発揮してみせたという意味でね。
名手前田との1対1。
当方はその軸線上で観ていたんだけど、あの一瞬に2人は相当に濃密な駆け引きをしてましたよ?
そして権田は恐れることなくドッシリと構えて対処してくれました。カッコイイ!
授業料は高かったかも知れないけど、これでトーキョーは本当の意味での戦力を得たね。
全体の戦い方については思うところはあるけど、長くなるからここで一旦締め。
ずぶ濡れで帰りが大変だったけど、行ったかいがあったよ。
ありがとう、トーキョー。
そして同じく現地で声を嗄らした皆さん、お疲れ様でした。