五輪の第2戦ナイジェリア戦終了後の
湯浅健二氏のコラムより、梶山に対するコメントの引用です。
(注:梶山は第1戦のアメリカ戦に先発もデキは知ってのとおりで、第2戦は浦和の細貝と入れ替わりました。)
ttp://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_4.folder/08_olympic_2.html
勝手ながら引用させて頂きます。
アタクシからすると、残念ながら
今の彼からは特徴であるそのダイナミックさが
徐々に失せてきている気がするのです。
後ろで捌(さば)くだけでなく、
ブルーノのように前へ飛び込んで欲しい。
ミドル・シュートでゴールを感じさせる選手でいて欲しい。
年間1ゴールでは相手にとって怖さがないから。
東京云々以前に、1サッカーファンとして、
彼のその大いなる才能が爆発するときがくることを切に願っています。
(以下引用)
私が考える「キーマン」は、梶山陽平でした。
私は、サッカー選手としての彼の才能を高く評価しています。
だからこそ、彼の「姿勢」というか「意志」というか、
その心理・精神的な部分に対して、常にネガティブな評価をしているのです。
要は、いまの彼は、ギリギリまで闘うことができない
中途半端なマインドをもった「似非テクニシャン」だと思っているのですよ。
この試合でも、後半になって細貝萌と交代して出場したけれど、
もう「行くしかない」という(相手にリードされた)状況にもかかわらず、
最後まで、攻守にわたって「ギリギリまで闘い抜くような強い意志」が感じられなかった。
それは、攻守にわたる全力ダッシュの量と質に如実に現れてくるからね。
それに、全力でチェイス&チェックしなければならないとか、
後方から抜け出してきた相手をしっかりとマークするとか、
そんなシーンでの気抜けプレーも「まだ」目立っていた。
もちろん大方の勝負シーンでは走っていたけれど・・。
私は、アメリカ戦での戦犯の代表は、やはり、
チームリーダーとしての大きな期待を担っていた梶山陽平だったと思っているのですよ。
だからこそ、その彼を先発メンバーから外したところに、反町監督の「意志」を明確に感じていたというわけです。そして細貝萌は、その期待に見事に応え、攻守にわたってチームに活力を注入してくれた。
-fin