深谷伊三郎先生のご著書「名灸穴の研究」に疲れ目には
親指の関節の上のツボの他に「養老」穴と小指の付根のツボが
効くと書かれています。
「養老」穴の探し方はちょっとコツがいるようです。
ご著書によると
「養老穴は手をあおむけにして尺骨茎状突起を推し探っていくと
骨の割れ目のようなものが指頭に感じる。それが養老穴である。」
実際に小指側の手首のぼっこり出た骨(尺骨茎状突起)を手のひらを上向きにして
探ってみると骨と骨の間に凹みが二つ見つかります。
肘の方の凹みが養老穴です。
なので
お灸をする時もこの姿勢でします。
手のひらを上向きで。
もう一つは、小指の付根のツボです。
ご著書では、小指の指腹に墨をつけて小指を
コの字ギュウッと曲げると、小指の第一関節根部近くに
墨がつく。
この墨のついたところがツボだそうです。
が大方小指の根本のしわの少し親指側のところで
いいようです。
なので
先にお示ししました親指の第一関節の真ん中のツボと合わせて
左右6か所にお灸をすると疲れ目に効果がありますよ。
以前投稿した
花粉症のお灸治療を合わせてやればさらに効果が期待できます。
お灸デビューをお考えの方は、
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せんねん灸タイプじゃない本当の「もぐさ」を使ったお灸教室もやってま~す。